成海神社の御朱印00

この日は松尾芭蕉の本(俳句集)を借りに緑区図書館へ。近くの神社にも参拝しようと、成海神社を含む三社にお参りしました。

成海神社の東大鳥居

成海神社の御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。ヤマトタケルが鳴海の地で歌を詠んだという縁起から創立された神社です。この記事には成海神社に関する…

  • 御朱印と御朱印帳
  • 御朱印のもらい方(時間など)
  • 御祭神・由緒・ご利益
  • 見どころ(お祭りや境内の様子)

などの情報をまとめておきますね。歴史ある神社であるがゆえに、大ボリュームになりそうでしたが、気軽に読めるように魅力をギュッと凝縮しましたよ。

ぼく(なごやっくす)
まずは成海神社で授かった御朱印から一緒に見ていきましょう


成海神社の御朱印がこちらです

成海神社の御朱印001

成海神社で授かった御朱印です。墨書きされた文字は以下の3要素。

  • [右上]延喜式内社
  • [中央]成海神社
  • [左]参拝日

印影(朱印を押した跡)は以下の3要素だと思われます。

  • [右上]日本武尊(やまとたけるのみこと)
  • [中央]式内 成海神社
  • [左下]成海神社 奉祝千参百参拾年 大祭印

※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています

墨書き・印影の両方にある通り、成海神社は延喜式神名帳に名前が載っている由緒ある神社(延喜式内社)。

成海神社社務所

また印影左下(成海神社 奉祝千参百参拾年 大祭印)に関連して、上の美しい社務所は創祀1330年大祭の際に新築されたそうですよ。神社での結婚式にも使えるとのことです。

ぼく(なごやっくす)
なお日本武尊については後ほど取り上げますね。引き続き、成海神社で授かった御朱印帳を紹介します
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成海神社では御朱印帳も授かりました【鳴海絞り】

成海神社の御朱印帳(鳴海染)001

成海神社では御朱印帳も授かりました。国の伝統工芸品にも指定されている鳴海絞り(有松絞り)を使った、世界に一つとして同じものがないオリジナルの御朱印帳です。

ぼく(なごやっくす)
職人さんが手作業で括りや染めをほどこした反物から作られているので、色合いや絞りの風合いがそれぞれに異なるんです

僕が授かったのは、上にのせた黒の御朱印帳。絞り技法の種類は”突出鹿の子絞り”だと思われます。初穂料(値段)は御朱印代込みで2000円でしたよ。

※初穂料の言葉の由来&御朱印帳の値段に関する特集記事を以下にご用意しています

ちなみに御朱印帳は常時3色の取り扱いがあり、デザインや色は在庫がなくなり次第変わるとのこと。以下は成海神社公式サイトからの引用です。

ご朱印帳はおいてますか?
はい、お守りと同様に鳴海絞にて調整しているものを、常時3色おいてございます。

ご朱印帳のデザインはどのくらいの頻度で変わりますか?
特に決まっておりません。在庫がなくなり次第、次のデザインのものになります。

出典:よくあるご質問|成海神社

僕がお参りしたときも、黒のほかに2色並んでいた記憶がありますね(オレンジと紫だったかな?)。

上は成海神社の公式Instagramアカウントからの引用です。どの色(デザイン)が並んでいるかは、お参りしてのお楽しみですね!

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成海神社の御朱印帳は”小さいサイズ”でした

成海神社と山田天満宮の御朱印帳(サイズ比較)

そして成海神社の御朱印帳は小さいサイズ(文庫本サイズ)。御朱印帳のサイズ(大きさ)については以下の記事で特集しています。

大きいサイズの御朱印帳(山田天満宮[名古屋市北区])と並べて比較したのが上の写真ですので、参考にしていただければと!

【補足】神社の方から教えてもらった注意点

成海神社の御朱印帳02

神職さんによると、鳴海絞の御朱印帳は濡れるとシミになりやすいとのこと。透明のカバー付きでしたので、カバーを外さず大切に使おうと思います。

ぼく(なごやっくす)
雨の日に御朱印巡りをする場合は、大事をとって別の御朱印帳を使おうかな。もちろんどの御朱印帳も大切に使うつもりです
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成海神社での御朱印のもらい方を説明するよ

成海神社の拝殿(社殿)

さてこの章では成海神社での御朱印の授かり方、具体的には、

  1. 御朱印の受付場所
  2. 御朱印の受付時間

この2点について説明していきますね。1つずつ順番にどうぞ。

御朱印の受付場所:授与所(社務所)

成海神社の御朱印受付場所(授与所)

成海神社の御朱印は授与所(社務所の一角)で書いていただけました。赤丸で囲ったところです。おみくじやお守りも同じ場所で授かれますよ。

ぼく(なごやっくす)
祈祷やお祓い(お宮参り・七五三・厄払い・車祓いなど)については予約が必要とのこと。成海神社の電話番号は”052-891-2830″です

ちなみに僕がお参りした際、授与所の窓は閉められていました。が、奥にいた神職さんがこちらを気にかけてくださいましたし、窓の前には呼び出しベル(鈴)も置かれていましたよ。

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御朱印の受付時間について

成海神社の御朱印01

成海神社の公式サイトには、授与所(社務所)の開いている時間に関する以下の記載があります。

授与所(社務所)は何時から何時まで開いていますか?
9:00〜17:00です。

出典:よくあるご質問|成海神社

ですので、御朱印についても9時から17時のあいだにお参りすれば、かなりの確率で授かれる(ご縁がある)のではないでしょうか。

■ お参り前に御朱印帳を預けられるようです

成海神社の手水舎

こちらも公式サイトからの引用になりますが、本殿(拝殿)へお参りする前に御朱印帳を授与所に預けることができるようです。

ご朱印は頂けますか?
はい。本殿へのご参拝前に授与所にお預け下さい

混雑していても、ある程度はスムーズに御朱印を授かれそうですね。ありがたいシステムです。

ぼく(なごやっくす)
僕はこの情報を知らず、拝殿にお参りしたのち授与所へ伺いました。もちろん快く受付してくださいましたよ

僕が参拝したのは週末(土曜日)の11時半ごろ。御朱印待ちの方などはおらず、滞りなく御朱印(帳)を頂けました。

成海神社の御朱印についての情報はココまで。記事の後半では…

  1. 成海神社のお祭り
  2. 成海神社の御祭神・由緒・ご利益
  3. 成海神社の境内の様子(見どころ)

この3つのトピックを順番に取り上げていきますね。

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1. 成海神社のお祭り:鳴海祭(山車まつり)は必見

成海神社の例祭・鳴海祭り(裏方)は10月の第2日曜日に行われます。4両の山車が曳きに出され、境内には屋台も出店するとのこと。

↑お祭りの様子を収めた素敵なYouTube動画を見つけたのでシェアさせていただきますね。再生ボタンを押した1秒後に山車の曳き手たちがダッシュします

山車が上るのは丹下坂鳥居(西鳥居)前の坂。コレはキツそうだ…。お参りした際、鳥居の近くにあった山車蔵の写真をのせておきます。

成海神社の山車蔵と丹下坂鳥居01

左上から時計回りにそれぞれ”花井町・丹下町・北浦町”の山車蔵。左下が丹下坂鳥居です。なお、お祭り当日の狙い目となる時間帯としては…

  • 昼14:00~(山車が続々と境内に集まり神上神事が行われる)
  • 夜19:00~21:30(神社を出発した山車が街をまわり、また神社に戻ってくる)

この2つでしょうか。ということで、夜間曳行の様子を収めた動画もシェアさせていただきます。

山車が動き出す場面から動画が始まるようにセットしておきました。社務所の前で撮影された動画だと思われます。夜の雰囲気も素晴らしいですね。

ぼく(なごやっくす)
スーパーボールすくいなどの屋台も光り輝いています。コレは行ってみたくなるなぁ

【参考】成海神社の祭事など

  • 一月:元旦祭初祈祷・どんど焼き(左義長)
  • 二月:厄祓節分祭(豆まき神事)・祈年祭
  • 六月:大祓
  • 七月:夏越茅輪くぐり
  • 八月:平和祈願祭・前日厄日平穏祈願
  • 十月第二日曜日:例祭・神幸祭
  • 十一月:七五三祭・新嘗祭
  • 十二月:大祓・除夜祭

引き続き、成海神社の御祭神・由緒・ご利益をそれぞれ簡単に説明しますね。

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2. 成海神社の御祭神・由緒・ご利益をわかりやすく

御祭神:日本武尊(ヤマトタケル)など三柱

ヤマトタケル(パブリックドメイン)

ヤマトタケル(菊池容斎画)

成海神社の御祭神は以下の三柱。神様は「柱」で数えます。

  • 日本武尊(やまとたけるのみこと)
  • 宮簀媛命(みやずひめのみこと)
  • 建稲種命(たけいなだのみこと)

日本武尊(ヤマトタケル)は有名ですね。父・景行天皇の命を受けて日本各地の平定に力を尽くした伝説のヒーローです。

ぼく(なごやっくす)
日本武尊の物語(旅路)については、神社検定公式テキスト2『神話のおへそ』がタメになりました

そして宮簀媛命(ミヤズヒメ)は日本武尊の妻。才色兼備な女性だったようです。建稲種命は宮簀媛命の兄で、日本武尊の東征の際の尾張国長官だったそうですよ(神社の由緒より)。

由緒(歴史):日本武尊が鳴海で詠んだとされる歌があります

神社暦(成海神社)

そして成海神社の簡単な由緒(歴史)は以下のとおり。神社で頂いた神社暦(上の写真)や、公式サイト・御朱印帳・御朱印のはさみ紙などを参考にしております。

  • 朱鳥元年(686年)
    熱田神宮に草薙神剣が還座された際、(今の鳴海駅北に)創立
  • 室町初期(応永の代)
    鳴海城築城にあたり、現在地(乙子山)に遷座

で、”日本武尊”の神社が”鳴海”にできた理由は、日本武尊が鳴海で口ずさんだと伝えられる歌があるから。ソレがこちら。

ナルミラ(鳴海浦)を見やれば遠し
ヒタカチ(火高地)にこの夕汐に渡らへむかも

-成海神社の御朱印帳より-

【補足】歌の中の言葉の意味など

  • を:[動作の起点]…から
  • 火高:今の大高
  • 汐:夕方の満潮
  • む:[意思]…しよう
  • か:[疑問]…か

このとき宮簀媛命は大高に住んでおり、鳴海と大高のあいだは満潮時に海となって隔てられていたと考えられます。日本武尊の宮簀媛命に対する想いが歌に表れているように感じますね。

ぼく(なごやっくす)
国道1号線に「中汐田」という信号交差点がありますよね。あのあたりが海(干潟)だった名残なのかな

氷上姉子神社(名古屋市緑区)の御朱印と標柱

大高には、熱田神宮境外摂社の氷上姉子神社ひかみあねごじんじゃが。宮簀媛命の館跡に社殿を建てたのが神社の創建です。

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成海神社のご利益について

成海神社の中鳥居

■ 成海神社のおもなご利益

  1. 厄除開運
  2. 立身出世
  3. 必勝祈願
  4. 縁結び
  5. 夫婦円満
  6. 子供の成育祈願

成海神社のおもなご利益です。上の3つ(1~3)は日本武尊が各地の平定に尽力した際、多くの災難を払いのけながら功績を上げ、身を立て、勝利を収めていった伝説から。

そして次の2つ(4,5)は日本武尊と宮簀媛命という、日本史上最高クラスのビッグカップル(?)が一緒に祀られていることから。

ぼく(なごやっくす)
2人のロマンス(恋のエピソード)は日本各地に残されています。白鳥伝説や断夫山伝承が有名かなぁ

一番下(6)は男の子なら日本武尊、女の子なら宮簀媛命のようにそれぞれ質実剛健・才色兼備な人物へと育ってほしいという先祖代々の親心からきたモノでしょうか。

成海神社の参集殿

成海神社の参集殿。祈祷する場合はココから入るのかな?

成海神社の祈祷のページを見ても、安産祈願・初宮詣・七五三詣といった赤ちゃん(子ども)に関するモノがとくに目を引きますね。

【補足】神社のサイトにご利益の記載があるわけではありません

なお成海神社のWebサイトなどに御利益(御神徳)が明記されているわけではありません。

ですので、上にあげたのは日本武尊や宮簀媛命が一般的にどんな神様とされているかを基にしたご利益となっております。

野並八劔社ってなんの神様?(リーフレット)

今回おもに参考にしたのは、野並八劔社(日本武尊と宮簀媛命の両方が御祭神)で頂いた「野並八劔社ってなんの神様?」というリーフレット(上の写真)。

わかりやすい言葉でご利益について書かれており、興味深く読み進めることができましたよ(イラストも豊富)。お参りしたときの様子はまた後日記事にしますね。

最後に、ココまでに載せきれなかった境内の見どころを3枚の画像にまとめましたので、ソレを紹介して記事を締めますね。

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3.【画像3枚】成海神社の境内の様子(見どころ)を凝縮してお届けっ

東宮稲荷社(成海神社摂社)

1枚目は摂社東宮稲荷社。若葉が萌える季節だったこともあり、緑との対比で鳥居などの朱色がより鮮やかに見えました。4つの写真はそれぞれ以下のとおりです。

  • [左上]稲荷神門
    メインの入口。駐車場に面しています
  • [右上]赤鳥居
    稲荷社といえばコレですよね。いつかは奉納してみたいなぁ
  • [左下]手水舎
    摂社にも手水舎がありました。ありがたいですね
  • [右下]稲荷社社殿
    賽銭箱まで真っ赤。美味しいごはんが食べられることへの感謝をお伝えしました

成海神社の末社とだるま塚

続いて2枚目は末社と”だるま塚”。ともに社殿の左側にありましたよ。

  • [左上]秋葉社
    末社で唯一、社祠が独立していました。火伏せ(防火)の神様として有名ですね
  • [右上]末社9社
    左から順に、子安社・北野社・風神社・愛宕社・今宮社・住吉社・八劔社・八幡社・氷上源太夫社です
  • [左下]末社8社
    左から順に、日割金刀比羅社・御井社・道祖祓島社・山神社・白山社・宝田社・熊野天白社・神明社です
  • [右下]だるま塚
    役目を終えた古いだるまたちが並びます。冬には2000個以上のだるまが集積するとか

成海神社の見どころ(芭蕉句碑・池泉・南鳥居跡碑・参集所[旧社務所])

最後3枚目はその他もろもろの見どころを。芭蕉の本を借りに来た当日に、芭蕉句碑のある神社にお参りするというミラクル(笑)

ぼく(なごやっくす)
とはいえ、芭蕉句碑のある神社やお寺って多いですよね。ということで、芭蕉句碑のある神社やお寺を記事にまとめました
  • [左上]芭蕉句碑
    “初秋や海も青田の一みどり(この初秋、海も青田の向こうに青々と広がり、緑一色である)”。訳は芭蕉全句集からの引用です
  • [右上]池泉
    建設碑もあったことから、神社の歴史の中では比較的新しい時期に造られたのでは(日付を確認すればよかった…)
  • [左下]南鳥居跡碑
    新しくできるモノもあれば、こうして姿を消していくモノも。神社の新陳代謝や!
  • [右下]参集所(旧社務所)
    もともとはこちらが社務所だったようです。新しい社務所の左隣にありましたよ
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成海神社の基本情報(アクセス含む)など

■ 成海神社(東宮大明神・東宮さま)

・住所:愛知県名古屋市緑区鳴海町乙子山85
成海神社公式サイト

・アクセス

  • 電車:鳴海駅(名鉄名古屋本線)から徒歩13分
  • バス:鳴海神社バス停(名鉄バス鳴海線)からすぐ

・駐車場:あり(無料・100台)

成海神社の駐車場


神社についての知識をほとんど持ち合わせていない頃から、実はココはお気に入りの場所でした。開放感と爽やかさを併せ持つ境内の雰囲気が好きだったんですよね。

ぼく(なごやっくす)
そして今回、非常に由緒ある神社だということを知り、成海神社のことがますます好きになりました!

豊藤稲荷神社(名古屋市緑区)の御朱印

成海神社のあとは、生玉稲荷神社(守山区)と並び名古屋地区最大級の稲荷神社だと思われる豊藤稲荷神社にお参りしましたよ。

■ そのほか成海神社の近くで御朱印を頂けた神社仏閣

笠寺観音(名古屋市南区)の御朱印

  • 笠寺観音(車で7分・4種類の御朱印を授かれるようです)
  • 五社宮(車で15分・1体1000円を含む3種類の御朱印を授かりました)
  • 針名神社(車で20分・子供と一緒にお参りしたくなる延喜式内社)
  • 熱田神宮(名鉄で2駅・別宮八剣宮&上知我麻神社の御朱印も頂きました)

※神社やお寺の名前をタップすると、サイト内の御朱印記事に飛びます