羊神社で御朱印を授かりました。この2日前、羊神社を含む五社で神社巡りをしたのですが、その日は社務所がお休みで、お参りだけさせてもらったんですよね。
【参考1】羊神社の社務所の開設日時
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | 休 | ○ | 休 | ○ | ○ |
午後 | ○ | 休 | 休 | ○ | 休 | ○ | ○ |
※午前は”9:00-12:00″で午後は”12:00-15:00″。僕がお参りした時点での情報です。臨時の休みもあるとのことです
【参考2】僕が回った羊神社から始まる神社巡りコース
※すべて徒歩で回りました。神社名をタップするとサイト内の御朱印orお参り記事に飛びます
今回、改めて参拝&御朱印を頂くことができて、うれしい気持ちでいっぱいです。この記事には、
- 羊神社の御朱印
- 御朱印のもらい方(初穂料など)
- 境内の様子(見どころ)
といった情報をギュッと凝縮してまとめておきますね。まずは羊神社で授かった御朱印から紹介します。
手水舎から可愛いヒツジがお出迎え。境内の至るところに羊がいましたよ。
目次(もくじ)
羊神社の御朱印
羊神社で授かった御朱印です。墨書き(日付以外はスタンプかも)は以下の3要素。
- [右上]奉拝(謹んで参拝いたしました)
- [中央]式内羊神社
- [左]参拝日
印影(朱印を押した跡)は以下の4つでよろしいかと。
- [中央上]神紋(五七桐紋と菊紋)
- [中央]羊神社印
- [右下]厄除開運
- [左下]参拝記念
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
参道前の標柱。”羊”の点の部分が耳のように見えます
御朱印や標柱にあるように、羊神社は延長5年(927年)にまとめられた”延喜式神名帳“に名前が載っている歴史ある神社(延喜式内社)なんです。
【要約版】羊神社の由緒(歴史)
- 創立年月日は不詳も、延喜式神名帳(尾張国山田郡)に羊神社の記載が見られる
- 慶長18年(1613年):神社保存の棟札に本殿再建との記載あり
- 天保9年(1838年)8月:尾張藩11代藩主・徳川斉温のとき改築
- 明治5年:村社に列格
- 名古屋大空襲時(太平洋戦争末期)、辻町に多くの焼夷弾を受けるも、ほとんど火災には至らず焼失の難を逃れる
- 終戦後、氏子の総意により感謝祭が斎行される
- 昔から氏子区域には火災が極めて少なく”火災除”の神として崇敬者も多い
- 昭和31年:名古屋市文化財保存調査委員会により史跡名勝箇所に指定
※頂いた由緒略記・境内立札・愛知縣神社名鑑・北区の歴史(愛知県郷土資料刊行会)をもとに作成
羊神社での御朱印の頂き方
気持ちよくお参りできるよう、羊神社での御朱印の授かり方についても確認しておきましょう。
- 御朱印の受付場所
- 御朱印の初穂料(価格)
- 御朱印の受付時間について
この3つを順番にいきますね。
御朱印の受付場所:授与所(参道右)
羊神社の御朱印は参道右の授与所(社務所)で頂きました。ご夫婦で営まれているのでしょうか、授与所内にほっこりした空気が流れていましたよ。
拝殿の様子がこちら。舞殿形式の造りで、御祭神は天照大神と火之迦具土神の二柱。ご利益はやはり”防火・鎮火”といったところでしょうか。
賽銭箱の横にもヒツジの親子が。かわいい。
【参考】社名や地名(辻町)の由来
- その昔、多胡郡(上野国)の領主に羊太夫という伝説上の人物がいた
- 羊太夫が当時の都・奈良に向かう際に立ち寄っていた屋敷が、辻町にあった
- 辻町の人々が平和に暮らせるようにと火の神を祀り、羊神社と呼ばれるように
- 昔は地名も”火辻村”だったが、火の字を嫌って”辻村”となった
御朱印の初穂料(金額):300円
御朱印の初穂料(値段)は300円でした。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、最寄り駅・上飯田駅の自販機や、神社南のコンビニ(セブンイレブン)で買い物するのもアリですね。
スガキヤのラーメン(320円)とクリームぜんざい(230円)。スガキヤはソフトクリームも定番&人気のメニューなんです
また羊神社から西に400mほどの所には、名古屋人のソウルフード「スガキヤ」がテナントとして入っているアピタ名古屋北店があります。
和風とんこつ味の素朴なラーメンが、一杯320円(税込)という驚異的なコスパで食べられるので、名古屋観光の際はぜひ。
■ 羊つながりでこんなカフェも
ひつじのショーンソフトクリーム(500円)。可愛すぎた…
プライムツリー赤池というショッピングモール内には“ひつじのショーン FARM cafe”があり、かわいい羊のソフトクリームなどが食べられます。
羊神社からは車で30分ほどかかりますが(有料道路利用)、ヒツジ目当てでお参りされる場合は参考にしていただければと!
⇒[公式]ひつじのショーン ファームカフェ
御朱印の受付時間について
羊神社の社務所開設日時を、もう一度載せておきます。御朱印の受付時間もコレに倣うカタチでよろしいのではないかと。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | 休 | ○ | 休 | ○ | ○ |
午後 | ○ | 休 | 休 | ○ | 休 | ○ | ○ |
※午前は”9:00-12:00″で午後は”12:00-15:00″。僕がお参りした時点での情報です。臨時の休みもあるとのことです
ちなみに僕がお参りしたのは、日曜日の13時過ぎ。神社に到着した際、前の参拝客がちょうど帰られたようで、境内には僕一人でした。
拝殿でお参りしたのち授与所で御朱印をお願いしたところ、丁寧にご対応いただきましたよ。御札・お守り・おみくじの取り扱いもありました。
おまけ!ココまでに載せきれなかった羊神社の見どころを、1枚の画像にまとめました。それぞれ以下のとおりです。
- [左上]蕃塀(ばんぺい)
社殿が(鳥居などから)直接見えないようにするための塀。よく見るとココにも羊の姿が - [右上]神羊
神馬ならぬ神羊。親子なのがまたイイですね。ほっこりします - [左下]絵馬
絵馬もやっぱり羊。家庭円満の文字が印刷されていました - [右下]末社
祠が4つ並びます。左から白山社/秋葉社・津島社/御嶽社・山神社/水神社・稲荷社です
羊神社のアクセス・駐車場
今回の羊神社のように、コンセプト(?)が明確な神社だと、見るべきポイントがハッキリしていて楽しいですね。
いつか群馬の羊神社にもお参りしてみたいなぁ
別小江神社(北区安井)で授かった御朱印の一部
羊神社から徒歩10分のところには、かわいい&カラフルな御朱印で人気の別小江神社が。お参りしたときの様子は以下の記事にまとめてあります。
別小江神社(名古屋市)で4種類の御朱印と御朱印帳を授かったので、もらい方(時間など)とともに記事にまとめました。かわいいカラフルな御朱印です。
羊神社周辺の御朱印寺社
- >>味鋺神社(車で6分・西八龍社の御朱印も頂けます。隣には護国院も)
- >>長母寺(車で8分・尾張33観音第28番札所。開山無住国師は尾張万歳の創始者)
- >>伊奴神社(車で9分・安産祈願で有名。御朱印帳も授かりました)
- >>山田天満宮(車で9分・御朱印帳&金神社の御朱印も頂きました)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。