星神社(名古屋市西区)で御朱印を授かりました。
地下鉄鶴舞線の庄内緑地公園駅から徒歩7分で着きます。僕は伊奴神社から歩いてお参りしたんですけどね。
【参考】星神社と同じ日にお参りした神社
別小江神社で授かった御朱印の一部
※すべて徒歩で回りました。神社名をタップすると、サイト内の御朱印orお参り記事に飛びます
伊奴神社から星神社は徒歩25分。ちょっと疲れた…。名古屋生まれ名古屋育ちの僕(なごやっくす)ですが、人生で初めて庄内川橋を徒歩で渡りました
星神社の御朱印のはさみ紙は七夕の短冊(しかもビッグサイズ)とユニーク。かわいい星みくじにも挑戦しましたよ。この記事には、
- 星神社の御朱印
- 御朱印のもらい方(初穂料など)
- 境内の様子(見どころ)
といった情報を凝縮してまとめておきますね。
なお、星神社は庄内川の土手下に鎮座しています。
山や階段をのぼってお参りするパターンは多いですが、見下ろすカタチは珍しいので思わずパシャリ。
目次(もくじ)
星神社(名古屋)の御朱印
星神社で授かった御朱印です。
墨書きは”奉拝・星神社(神社名)・参拝日“と王道の3要素。印影(朱印を押した跡)は以下の2要素でよろしいかと。
- [中央上]三つ星紋
- [中央]星神社印
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
三つ星は神紋、…かと思いきや、星神社の神紋はどうやら七つ星(七曜)の模様。
ということは、主祭神(大己貴命)と合わせて祀られている三柱の神様を表しているのかな??
■ 星神社の御祭神
- 大己貴命(大国主命・主祭神)
- 天香香背男神(合祀)
- 牽牛星(合祀)
- 織女星(合祀)
【参考】本殿横の境内社
- 天神社
- 津島社
- 神明社
- 国府宮
※境内社四社は拝殿からお参りするカタチだと思われます
【珍しい】はさみ紙は七夕の短冊でした
そして星神社の御朱印のはさみ紙は、珍しいことに七夕の短冊でした。合祀の御祭神三柱の姿が描かれています。
願いごとを書いて神社に奉納すると、七夕祭り(8月7日)の際に祈祷のうえ境内に飾っていただけるそうです。なんてロマンチックなんでしょう。
【参考】星神社のおもなお祭りなど
- 1月1日:元旦祭
- 1月14日ごろ:左義長
- 2月17日:祈年祭
- 旧二の午ごろ:初午大祭
- 5月:人形焼納祭
- 6月30日:夏越大祓
- 7月15日:天王祭
- 7月16日:諏訪社天王祭
- 8月7日:七夕祭(星祭)
- 8月15日:戦没者慰霊祭
- 10月14日:例祭
- 10月15日:諏訪社例祭
- 11月23日:新嘗祭
- 12月30日:年越大祓
- 12月31日:越年祭
- 毎月1日:月次祭
※星神社公式サイト、境内掲示をもとに作成
そうそう、同じ日にお参りした別小江神社の御朱印のはさみ紙も珍しかったです。茅輪伝説についての説明が書かれておりました。
はさみ紙については以下に特集記事もご用意していますので、合わせてどうぞ。
星神社(名古屋)での御朱印の頂き方
という方に向けて、僕が御朱印を授かったときの様子などを補足しておきますね。
- 御朱印の受付場所
- 御朱印代(初穂料/価格)
- 【参考】御朱印の受付時間について
この3つを順番にいきます。
御朱印の受付場所:授与所(拝殿右)
星神社の御朱印は、拝殿右の授与所(社務所)で頂きました。最近リニューアルされたようで、とてもキレイな造りでしたね。
拝殿はこんな感じ。公式サイトに”縁結び・夫婦円満の社“との記載がありましたので、縁結びのご利益を願ってお祈りしました。
■ かわいい星みくじにも挑戦しました
僕が選んだのは赤色の星。ほかにも金・銀・青とさまざまな色がありました
授与所の横に可愛いおみくじ(星みくじ・初穂料300円)があったので、思わずチャレンジ。結果は…
末吉。
内容的にも、なかなかのガマンが必要だと感じました(とくに仕事運)。
おみくじの中にはこんなキュートなお守りも。チャンスが来るその時まで、コツコツと努力を積み重ねることにします。
御朱印の初穂料(金額):300円
御朱印の初穂料(値段)は300円でした。初穂料の言葉の由来は以下の記事で説明しています。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、ありがたいことに神社の前に自動販売機が設置されていますよ。
僕はお参り後にこの自販機でジュース(柚子サイダー)を買い、庄内緑地公園内をのんびり歩きながら帰路につきました。気持ちよかった!
【参考】御朱印の受付時間について
星神社の御朱印の受付時間について、現地・ネットともにめぼしい情報は見当たりません。
ですので、僕のこれまでの経験からくる推測(勘)になりますが、社務所の雰囲気的に神社の方は常駐されているのではないかと。
ということで、一般的な神社に倣って、午前9時から午後4時のあいだにお参りすれば、かなりの確率で御朱印を授かれる(ご縁がある)のではないでしょうか。
最後に、ココまでに載せきれなかった境内の様子(見どころ)を3枚の画像にまとめたので、ソレを紹介して記事を締めますね。
【画像3枚】星神社(名古屋)の境内の様子をお届けっ
1枚目は摂社の諏訪社。小田井城主・織田又六信張の館の鬼門に勧請された祠として伝えられているそう。
愛知縣神社名鑑などから察するに、ヤマナカの裏(プレミスト上小田井レジデンスが建っている場所)にあった神社がココに遷座したのではないかと。
【要約版】星神社の由緒(歴史)
- 延喜式神名帳の尾張国山田郡にある坂庭神社が今の星神社にあたるとのこと(式内社)
- 同じく尾張本国帳にも「従三位坂庭神社天神」との記載が
- 旧暦7月7日の祭典で、”お酒”を”祭庭”に灌いでいたのが名前の由来(“酒庭”星社→坂庭星社)
※現在の七夕祭り(星祭)につながる - 仁和年中(885~889年):大江音人の子・政盛とその子供・大江五郎政輝が星神社を崇敬、新たに社殿を建てる(大江社とも)
- 弘安3年(1280年):大火事により社殿などがすべて焼失、衰微する
- 暦應4年(1341年):右近中将藤原朝臣實秋により再建
- 織田信長の時代まで神社の所領は四町八反。豊臣秀吉の時代に召し取られる
- 明治5年:村社に列格
- 明治40年10月26日:指定社となる
参考:参拝のしおり、星神社公式サイト、愛知縣神社名鑑
※式内社については以下の記事で特集しています
出典:尾張名所図会(国立国会図書館デジタルコレクションより)
2枚目は少し趣向を変えて、昔の星神社の様子を。江戸時代後期にまとめられた「尾張名所図会」からの引用です。
下が星神社の様子。上に描かれているのは庄内川でよろしいかと。星神社には、庄内川を天の川に見立てた”七夕伝説”も残されています。
最後3枚目は、欲張って4つのせます。それぞれ以下のとおりです。
- [左上]境内社三社
拝殿左に3つの祠が並んでいました。左から秋葉社・稲荷社・金刀比羅社です - [右上]手水舎
いつも思うのですが、龍の繊細な髭(ひげ)はどうやって作っているんだろう - [左下]狛犬
土台の文字(中村)が気になります。あるいは”村中安全”の”村中”だったりするのかな? - [右下]ムクノキ
名古屋市のページでも紹介されている巨大なムクノキです。堤防の斜面に3本立っており、最大の樹木の樹齢は約300年とのこと
星神社のアクセス・駐車場など
■ 星神社(ほしじんじゃ)
・住所:愛知県名古屋市西区上小田井1-172
・電話:052-501-2862
・公式サイト:星神社 名古屋市西区の縁結び・夫婦円満の社
・アクセス:庄内緑地公園駅(地下鉄鶴舞線)3番出口から徒歩7分
※中小田井駅(名鉄犬山線)からも同じくらいで着きます
・駐車場:あり
鳥居横にアスファルト舗装の綺麗な駐車場がありました。
御朱印のはさみ紙が七夕の短冊というのが、ちょっとしたサプライズでしたね。はさみ紙をきっかけに神社やお祭りの由来を知れて素晴らしいと思いました。
冒頭の「星神社と同じ日にお参りした神社一覧」をもう一度載せておきます。御朱印巡り・神社仏閣巡りの計画を立てる際にご活用いただければと。それでは!
【再掲】星神社と同じ日にお参りした神社
別小江神社で授かった御朱印の一部
※すべて徒歩で回りました。神社名をタップするとサイト内の御朱印orお参り記事に飛びます
■ そのほか星神社の近くで御朱印を頂けた神社
日吉神社で授かった御朱印の一部
- 日吉神社(車で14分・”申の日”限定御朱印など4種類の御朱印を頂きました)
- 味美白山神社(車で16分・国指定史跡”味美二子山古墳”の隣)
- 冨士浅間神社(地下鉄で3駅・御朱印のまわりをよく見ると…)
- 名古屋東照宮(地下鉄で4駅・見開きの御朱印&2冊の御朱印帳を授かりました)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。