なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
袋町お聖天 福生院(真言宗智山派)で、4種類の御朱印を授かりました。
包装用品のメガショップ・シモジマ名古屋店の隣です。

サラリーマン時代の社長の口癖が「シモジマ行ってこやー」だったなぁ
ご本尊・大聖歓喜天のシンボルは大根と巾着袋。
色が付いていると(とくに大根)、なんだかコミカルにも見えてきます。この記事には…
- 袋町お聖天 福生院の御朱印
- 御朱印のもらい方(時間など)
- 境内の様子(見どころ)
といった情報をまとめておきますね。
まずは、袋町お聖天 福生院で授かった4種類の御朱印から紹介します。

読み方は「ふくろまちおしょうでん ふくしょういん」です
目次(もくじ)
福生院で頂いた御朱印【4種類】
福生院の山門。お寺で朱塗りというのは少し珍しい
1.本尊 大聖歓喜天の御朱印
1種類目は本尊・大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)の御朱印。
七が3つの漢字は「喜」の異体字。中央の印影(朱印を押した跡)は、大聖歓喜天を表す梵字”ギャクギャク”です。
大聖歓喜天はご覧のとおり、抱き合った姿の双身像なんです。頭が象(ゾウ)でカラダが人間。ヒンドゥー教のガネーシャが起源です。
大聖歓喜天が祀られている本堂がこちら。頂いたリーフレットによると、歓喜天はあらゆる神様のうちで最も神通力が強いとのこと。
さらに一度信仰すれば、皆ことごとく願望を満たし、抜苦与楽・転貧与福の大きなご利益にあずかれるそうです。ありがたい!
2.出世弘法大師の御朱印
2種類目は出世弘法大師の御朱印。福生院は名古屋二十一大師霊場の第五番札所です。
中央の印影の文字は「仏法僧宝」。仏法で重んずる仏と法と僧、つまり三宝を表す印(三宝印)ですね。
※御朱印の見方の基本を、以下の記事で図入りで解説しています
こちらが出世大師堂。
弘法大師像もありました。
そして名古屋二十一大師再興五十周年の印影も押してもらえました。
羯磨(かつま)の中に、真言宗の大切なお経の一つである光明真言の一部が描かれています。
■ 光明真言(こうみょうしんごん)
おんあぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどまじんばら はらびりたや うん
(訳)空しからざるものよ 光り輝くものよ 偉大なる悟りの印よ 宝珠と 蓮華の救いの光を さしのべてください どうぞお願いします
3.不動明王の御朱印
3種類目は不動明王の御朱印です。福生院は東海三十六不動尊霊場の第十二番札所でもあります。
中央の梵字は不動明王を表す”カーン”。そして右の墨書きにもあるように、福生院の山号は如意山のようです。
不動明王が祀られている不動堂。山門をくぐってすぐ左にありました。
4.毘沙門天の御朱印
4種類目は毘沙門天の御朱印。宝塔の中に毘沙門天の梵字”ベイ”が描かれています。
福生院は”なごや七福神めぐり“の毘沙門天霊場でもあるんです。霊場札所がいっぱい。七福神の霊場を以下にまとめておきます。

ちなみに、毘沙門天はこちらに。
さらに、別の場所には七福神が勢揃いしておりました。ありがたや。

お寺の由緒(歴史)と広告を挟んで、次の章には、福生院での御朱印のもらい方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきますね
■ 袋町お聖天 福生院の由緒(歴史)
本堂脇の「縁結び金のわらじ」。”わらじをなでで良縁をお授かり下さい”とありました
- 至徳3年(1368年):開山順誉上人が大聖歓喜天を奉安して愛知郡中村の里に社殿建立
- 清州城主をはじめ信者日々に増大して興隆する
- 元和3年(1617年):清州城下の名古屋移転に伴い住僧宥伝上人が伽藍を現在地に遷す
- 袋町のお聖天様として知れ渡り盛況を呈す
- 昭和20年:空襲にて羅災→その後堂宇再建
福生院での御朱印の頂き方
福袋なで石。願い事の成就を祈念しながら、石をさすると良いそうです
■ 袋町お聖天 福生院の御朱印情報
- 受付場所:授与所(山門正面)
- 御朱印代:一体300円
- 受付時間のめやす:午前9時から午後4時
1つずつ、簡単に補足しておきます。
御朱印の受付場所:授与所
福生院の御朱印は、山門くぐって正面の授与所でお願いしました。
境内は全体を見渡せるくらいコンパクトでしたので、迷う心配もないかと思います。
御朱印料(金額):300円
御朱印代(値段)は一体300円。
※御朱印の単位(数え方)の特集記事を、以下にご用意しています
福生院は名古屋の中心部にあるので、小銭を作る(お札を崩す)場所に困りません。
参考までに、僕がお参り前に頂いた升半茶店の抹茶ソフトクリームです(夏季限定・税込350円)。フォルムがかわいい。
お寺から西に2ブロック(350m)の所にありますよ。食べログ公式情報へのリンクを載せておきますね。
御朱印の受付時間のめやす
なごや七福神めぐり公式サイトに記載の受付時間は午前9時から午後4時。
ですので、御朱印を授かりたい場合は、この時間内にお参りするのがよろしいかと。
【参考】僕がお参りした時間など
お寺に着いたのは午後4時過ぎ。
本堂・弘法堂・不動堂などのお堂でお参りしたあと、授与所で御朱印をお願いした次第です。
その後も、その他のお堂にお参りしたりしていたので、参拝所要時間は50分程度でしたね。
なお、オリジナルかどうかは定かではありませんが、御朱印帳の取り扱いもありましたよ(無地700円・花模様1000円)。
宿泊施設の広告を挟んだのち、ココまでに載せきれなかった福生院の境内風景をお届けして、記事を締めていきます。
僕が名古屋中心部で素泊まりするならココかなという、ホテル「ベッセルイン栄駅前」です。口コミ評価と値段のバランスが良さげ。
【写真9枚】福生院の境内の様子【フォトギャラリー】
山門をくぐってスグ右の”幸せ求めて十一面観世音菩薩”と石塔。ネーミングが素晴らしいです。
手水舎横にもお地蔵さまが。
左から辯才天・愛染明王・ぼけ封じ観世音菩薩・青面金剛。
福生院はお堂など、見どころの密度がスゴかったです。
福智地蔵です。福智(ふくち)という仏語があります。
ふくち【福智】
〘仏〙 福と智。菩薩の善を行なって徳を積む福行と、自己の悟りを完成するための智行。
出典:大辞林 第三版
“知恵技能仏手石”。手と手を合わせて念じます。
出世天神と秋葉大権現です。提灯がオシャレ。残す画像はあと3枚。
稲荷大明神。
日本百観音霊場お砂踏み&本四国八十八ヶ所霊場お砂踏みです。
各霊場の砂を加持して、踏み石の下に奉安してあるとのことです。
最後は六角宝塔。
上層には十二支総御守本尊の薬師如来が。下層には生まれ年の御守本尊が、方位順に祀られています。
■ 袋町お聖天 福生院の年中行事
- 1月1日~7日:新年大浴油供
- 2月節分:節分豆まき・星まつり
- 3月15日:稲荷大祭
- 4月1日~8日:降誕会(花まつり)
- 4月21日:弘法大師御祥当
- 5月1日~7日:春季大浴油供
- 7月1日:病災厄除人形供養
- 8月16日:盆施餓鬼
- 9月1日~10日:秋季大浴油供
- 10月15日:復興祈年祭・十二支恵当本尊大祭
- 11月15日:七五三祈祷
- 毎月1日15日:大聖歓喜天縁日
- 毎月7日:なごや七福神縁日
- 毎月28日:不動明王大護摩
福生院のアクセス・駐車場など
・住所:愛知県名古屋市中区錦2-5-22
・電話:052-231-5261
・公式サイト:袋町お聖天 福生院
・アクセス
- 丸の内駅(地下鉄鶴舞線/桜通線)5番出口から徒歩3分
- 伏見駅(地下鉄東山線/鶴舞線)1番出口から徒歩5分
・駐車場:なさそうでした
福生院すぐ西の”名鉄協商パーキング長者町第5“。駐車料金は20分200円です。
名古屋の中心部なので、周辺にはコインパーキングが他にもたくさんありますよ。
御朱印の説明も丁寧にしてくださって、本当にありがたかったです。またお参りします。
福生院の近くで御朱印を授かれたのは桜天神社(さくらてんじんしゃ)。お寺の1ブロック北(徒歩3分)です。
菅原道真の印影がかわいい。お参りしたときの様子などは以下からどうぞ。
桜天神社(名古屋市中区)で御朱印を授かったので、頂き方(時間など)や境内の様子と共に記事にまとめました。受験生からの圧倒的な支持を誇る神社です。
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