なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
如意山宝珠院(名古屋市中川区)で、御朱印を四体授かりました。
地下鉄東山線の始発駅・高畑駅から徒歩5分と、アクセス良好です。
山門。天気の良い日にお参りできました
クルマで八熊通を蟹江方面に走っているときに「あそこにお寺があるな…。いつかお参りしたいな…」と、ずっと気になっていたんです。
お寺の方の優しい雰囲気にも癒されて、ステキな参拝になりましたよ。このページには…
- 宝珠院の御朱印
- 御朱印の頂き方(時間など)
- 境内の様子や見どころ
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは境内の様子も絡めつつ、宝珠院で授かった御朱印から紹介します。

上は仁王門。お寺の正面に2つの門がありました。八事山興正寺(昭和区)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
宝珠院の御朱印【4種類】
薬師如来の御朱印
まずは宝珠院の御本尊である、薬師如来(薬師瑠璃光如来)の御朱印。墨書きは以下の3要素。
- [右]奉拝&参拝日
- [中央]本尊 薬師如来
- [左]如意山 宝珠院
そして印影(=朱印を押した跡)は、以下の3要素でよろしいかと。
- [右上]薬師霊場
- [中央]薬師如来を表す梵字(バイ)
- [左下]如意山 常楽寺 宝珠院
Blueknight611jp.2019.BonjiBhai.
上の文字が薬師如来を表す梵字「バイ」。
薬師如来のご利益は以下のとおりです。
- 諸病平癒
- 特に眼病の治癒
- 安産
- 健康
- 願望成就
※梵字入門(小峰彌彦監修,東京堂出版,2017)などを参考にしています

僕は眼圧が高く、緑内障の気があるので、眼の健康をお祈りしました!
薬師如来のいらっしゃる本堂です。
お盆が近いからか、五色幕が掛けられておりました。
厄よけ大師の御朱印
続いて、厄よけ大師の御朱印です。
中央の印影(薬師如来の梵字)はそのまま。
右上に「名古屋三弘法 第一番」の文字が見えます。補足しますね。
眉毛が険しい修行大師像
名古屋三弘法霊場【第1番】
宝珠院は、名古屋三弘法霊場の第1番札所です。

せっかくだから、今日一日で名古屋三弘法を回っちゃおう!
と思い立ち、上の御朱印帳(奉納経)を拝受のうえ押印していただきました。
お代は御朱印帳が500円で、朱印料が100円でしたよ。
無事、三弘法すべてにお参りできました。充実した一日になったなぁ。
>>名古屋三弘法霊場の御朱印まとめ|回り方も
山門前の弘法大師像
名古屋二十一大師霊場【第11番】
宝珠院は、名古屋二十一大師霊場の第11番札所でもあります。
こちらの専用納経帳(御朱印帳)にも朱印を頂きました。朱印料は100円です。

僕がお参りしたのは、霊場再興五十周年にあたる年。左上に特別印を押してくださいました!
専用納経帳(写真左)と付録の巡礼マップ(右)
二十一大師霊場の専用納経帳は大須観音で700円で購入しました。
21札所のすべての御朱印は、以下のリンクからご覧になれます。
不動明王の御朱印
3種類目は不動明王の御朱印です。
火焔宝珠の中に、不動明王の梵字「カーン」が見えます。下の梵字です。
Blueknight611jp.2019.Bonji-hāṃ.
ご利益は「煩悩消滅・病魔退散・商売繁盛・出世昇進」あたりがよく知られているかと。

僕は余計な考え事を減らし、仕事に集中できるようお祈りしました!
水かけ不動尊
本堂前には「水かけ不動尊」もいらっしゃいました。
カラダの悪い部分に願掛けの水をかけると良い、なんて話もありますね。
東海三十六不動尊霊場【第13番】
中央右に「伝兆殿司直筆」とあります
宝珠院は、東海三十六不動尊霊場の第13番札所でもあります。
こちらも専用納経帳(御朱印帳)に朱印を頂きました。朱印料は100円です。

写真左は不動明王の眷属「三十六童子」の御影札。13番目は伊醯羅童子(いけいらどうじ)です!
大黒天の御朱印
4種類目は大黒天の御朱印です。
中央に、小槌を持った大黒様が見えますね。
縁起の良さそうな御朱印です。
なごや七福神めぐり【大黒天】
宝珠院は「なごや七福神めぐり」の大黒天霊場でもあります。霊場札所がいっぱいだ!
こちらも専用の御朱印帳(宝印帳)に朱印を頂いております。朱印料は200円です。

宝印帳には、大黒天のお姿、ご利益「開運招福」、御詠歌「打つ槌に 宝の雨をふらしつつ 無福の民を救う御神」が印刷されています!
引き続き、宝珠院での御朱印の頂き方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきます。
その前に、境内で見つけた七福神絡みの写真3枚をどうぞ。
1枚目は大黒天。足元の米俵がイイ味出してます。
続いて布袋尊。いよっ!太っ腹!
最後は、亀の上の七福神です。寂光院(犬山市)にも似た石像があったなぁ。
宝珠院での御朱印の頂き方
仁王像
御朱印の受付場所
宝珠院の御朱印は、本堂左の納経所で頂きました。御朱印の幟(のぼり)も立っていたので、境内で迷子になりがちな僕には大助かり。

お守りなどの取り扱いも同じ場所でした
御朱印料(金額)
御朱印料(値段)は一体300円。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、高畑駅を出てすぐの所にデイリーヤマザキがありましたよ。ご参考までに。
御朱印の受付時間は?
東海三十六不動尊霊場巡りガイドブックと三十六童子御影札台紙。ともに甚目寺観音(あま市)で拝受しました
東海三十六不動尊のガイドブックに記載されている納経受付時間は「9:00~17:00」。
ということで、御朱印を受けたい場合は、この時間をめやすにお参りされるのがよろしいかと。
客殿。本堂に負けない存在感がありました
お寺に着いたのは、平日の午後1時前。そこから本堂にお参り&境内を30分ほど散策したのち、納経所で御朱印をお願いしました。すると、

よろしければ本堂内でお参りされてください
と仰ってくださったので、10分ほどでしょうか、本堂内で再びお参り&小休憩して納経所に戻り、御朱印帳を受け取った次第です。
その後も少し境内に留まっていましたので、参拝所要時間はおよそ1時間といったところですね。

1時間のあいだに、名古屋七福神巡りの専用御朱印帳を持った方が、2人ほどお参りに訪れていました。オレンジ色だから目立つんです
宝珠院の鐘楼堂。暑い日でしたが、そのぶん青空&木々の緑が映えます
さて、宿泊施設の広告を挟んで、ココまでに載せきれなかった宝珠院の境内風景(フォトギャラリー・画像8枚)をお届けします。
広告は、僕が名古屋観光する立場なら、ココに泊まるかなぁという「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」。立地・料金・口コミ評価のバランスが決め手ですね。
宝珠院の境内風景
1枚目は、山門の扁額(山号:如意山)。宝珠院の始まりは天平元年(729年)。泰澄大師が薬師如来を勧請して開創されたとのことです。
続いては…弘法大師かな? 寝ている…。
ココでも寝ている…。休息大事。

ちなみに、宝珠院の宗派は真言宗智山派。真言宗の宗祖が弘法大師(空海)ですね

上の写真(4枚目)は興教大師像です。宗祖が弘法大師なら智山派の派祖は興教大師(覚鑁)。
智積院のWebサイトによると、興教大師は活力を失いつつあった高野山に以前の活気を取り戻した、真言宗の中興の祖でもあるそうです。
5枚目は境内の庭園。十三重石塔(写真右)も含めて美しい。境内全域が、名古屋市の緑地保全特別指定地区になっておりました。
残す画像はあと3枚!
客殿前の水子地蔵尊です。合掌。
子安地蔵尊もいらっしゃいました。元気な赤ちゃんが産まれますように。
ラストは佛足石。お釈迦様の足跡です。大須万松寺(中区)で、仏足石の見開き御朱印を授かったのを思い出しました。
旅行関連の広告を再度挟んだのち、宝珠院の基本情報(アクセス・駐車場など)を載せて記事を締めますね。

広告はバスツアーでお馴染みのクラブツーリズム。「御朱印」で検索したところ、226件のツアーが該当しました(記事執筆時点)。充実してるなぁ!
宝珠院のアクセス・駐車場
・住所:愛知県名古屋市中川区中郷1-11
・電話:052-361-0638
・アクセス:高畑駅(地下鉄東山線)1番出口から徒歩5分
・駐車場:あり(無料・約100台)
山門前にご覧の駐車場が。道路を挟んだ反対側にも広い駐車場がありました。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
落ち着いた雰囲気の中で、ステキな時間を過ごすことができました。
近くに来た際は、またお参りさせてもらおうと思います。
辯天寺(港区多加良浦町)の御朱印
さて、宝珠院をあとにして次に向かったのは多加良浦辯天寺(べんてんじ)。
琵琶湖の竹生島弁才天(宝厳寺)の名古屋別院として建立された、真言宗智山派のお寺です。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【辯天寺】
宝生山辯天寺で御朱印を授かったので、もらい方(時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。琵琶湖に浮かぶ竹生島宝巌寺の名古屋別院です。
宝珠院周辺の御朱印寺社
- >>荒子観音寺(徒歩12分・尾張四観音の1つ。近くに前田利家の誕生地跡も)
- >>宝蔵院(車で7分・御本尊の地蔵菩薩は行基が彫ったと伝わる)
- >>岩塚七所社(車で9分・天下の奇祭「きねこさ祭」祭具入りの御朱印を頂きました)
- >>洲崎神社(車で14分・白龍龍壽大神の印影がカッコイイ)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。
なごやっくすさん、こんにちは
私は、熱田区在住の加藤(69)と申します。
宝珠院の記事、楽しく拝見させていただきました。 実は、私こちらの檀家で先祖代々からの墓もあります。恥ずかしながら檀家でも、知らなかった事が、事こまかに書かれていて感心いたしました。檀家として御礼申します。
実は私、今年初めに仕事中に心筋梗塞で倒れ
緊急搬送されました、一週間眠ったままで生死を彷徨っている時かと思いますが、目が覚める直前に不思議な ”夢” を見ました。
その夢と言いますのも、大きな洞窟の様な
所に連れていかれ、その奥の一番高い所に
高僧(チベットのお坊さんの様な僧衣)らしき人と周りにも何人もの僧侶がおられました。
高僧が座っておられる下に大きな々三角形で引き出しのついた箱が有り、高僧がその箱の上段から薬の包みを出し、” これをお飲みなさい” と手渡されたところで、目が覚め現実に戻りました。 後で考えると、不思議な夢だったと思いつつ、他にも不思議な事があり ”これは、仏様やご先祖様、亡くなった父母が、助けてくれた”と思う様になりました。 もちろん、医師や看護士の方々に命を助けてもらい感謝しています。 その後、”まてよ!確かお寺の御本尊は”薬師如来” だった と 思い宝珠院の御住職に話をしたところ ”それは、きっと高僧らしき人は、” 薬師如来様 ”で 周りにおられた僧侶は、お薬師さまをお守りする
” 十二神将様 ” だと思います、守り本尊だと思って大事にしてください との事でした。 私は、これまでお彼岸の施餓鬼供養の
時にしか、お寺にもいかず仏壇にも年に数える程しか、手を合わさない 不信心ものでしたが、ドクターストップもありこれを機に仕事もリタイアし毎日仏壇に手を合わせ、写経写仏などして過ごしています。 もう少し身体が良くなったら、なごやっくすさんみたいに、御朱印巡りに出かけてみたいと思っています。
特に、”お薬師さん” を廻ってみたいと思いますので、また、記事 楽しみにしています。
長々と、すみませんでした。
加藤さま
コメントありがとうございます。
それは不思議な夢でしたね。
まずはなによりもお体ご自愛下さい。
得難いエピソードをお聞かせいただき感謝です。