御朱印とは何か(もらい方も解説・初心者向け)

なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
コレを書いている段階で、僕が拝受した御朱印ごしゅいんの数は300ほど。そのどれもが有難い、そして愛すべき存在です。

伊勢神宮内宮(皇大神宮・三重県伊勢市)の御朱印
伊勢神宮内宮(皇大神宮・三重県伊勢市)の御朱印

で、御朱印巡りの道は、まだまだ始まったばかりですが、今の僕だからこそ書けるモノがあるのではと思い、今回の記事に…

  • 御朱印とは?
  • 御朱印のもらい方

この2点について、簡単にまとめておくことにしました。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

「御朱印巡りを始めてみたい、でもドキドキする…」そんな過去の僕に、優しく伝えるイメージで書きました。同じような方の助けになれば幸いです


御朱印とは「お参りした証」

尾張大國霊神社(国府宮・愛知県稲沢市)の御朱印
尾張大國霊神社(国府宮・愛知県稲沢市)の御朱印

御朱印とは、神社やお寺にお参りしたあかしとして頂ける、墨書きや印影(宝印)のこと

もともとは、お経を読んだり(読経)、写経を納めたり(納経)した証として押印されていたようです。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

宮城県神社庁によると、今の御朱印のように社印が中央に押される様式は、明治時代に普及したそうですよ

御朱印の歴史はさておき、まずは、
「御朱印=参拝の証として頂く」
ということを、しっかり覚えておくとよいでしょう。

引き続き、御朱印のもらい方(流れ)について説明しますね。

御朱印のもらい方【流れを解説】

明治神宮(東京都渋谷区)の御朱印
明治神宮(東京都渋谷区)の御朱印

御朱印をもらう場合の大まかな流れは、以下のとおり。

御朱印のもらい方(流れ)

  1. 御朱印帳を用意する
  2. お参りする
  3. 御朱印をお願いする
  4. 御朱印を受け取る

1つずつ補足解説していきます。

1.御朱印帳を用意する

オリジナル御朱印帳
授かった御朱印帳の一部

御朱印は、御朱印帳に頂きます。
御朱印帳は、下のいずれかで手に入れるのが一般的。

御朱印帳のお代(値段)は、1500円程度が相場です。

※御朱印帳の値段に関する特集記事を、以下にご用意しています

熱田神宮(名古屋市熱田区)の御朱印帳
熱田神宮(名古屋市熱田区)の御朱印帳

参考までに、僕は熱田神宮で一冊目の御朱印帳を頂きました。

他の寺社で御朱印をお願いする際にも違和感のない、シンプルなデザインで、大変重宝しております。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

実店舗では、東急ハンズやロフトなどで、御朱印帳を購入したことがあります。詳しくは以下の記事をご覧ください


【補足】御朱印帳の大きさ/神社とお寺で分ける?

渋谷氷川神社(東京都渋谷区)と大須万松寺(名古屋市中区)の御朱印帳(大きさサイズ比較)
渋谷氷川神社(左)と大須万松寺(右)の御朱印帳

御朱印帳のサイズは大小2種類が基本。
好みで決めて問題ありません。
以下の記事も参考にしていただければと。

>>御朱印帳のサイズは一般的に2種類だよ【どちらの大きさがおすすめ?】

石清水八幡宮(京都府八幡市)と比叡山延暦寺(滋賀県大津市)の御朱印
石清水八幡宮(上)と比叡山延暦寺(下)の御朱印

また、御朱印帳は神社とお寺で分けてもOK、分けなくてもOKです(僕は分けています)。
以下の記事で、それぞれのメリット・デメリットを紹介していますよ。

>>御朱印帳は神社とお寺で分ける?【結論はどちらでもOK/神社の声も】

2.お参りする

お参りする女性

御朱印は「参拝した証」ですので、先にお参りしましょう。
お参りの作法は、以下が基本です。

  • 神社:二礼二拍手一礼
  • お寺:胸の前で合掌し、一礼

なお、基本と異なる寺社でも、賽銭箱の近くに作法の掲示がある場合がほとんど。ありがたいことです。

3.御朱印をお願いする

授与所(御朱印)

お参りが済んだら、神社やお寺の方に御朱印をお願いします。

お守りと同じ場所(授与所)で頂くのが一般的です。
専用の受付を設けている所もありますよ。

元気ガール

御朱印をお願いできますか?

と明るいトーンで伺えば、寺社の方も応対しやすいのではないでしょうか。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

初めてだと緊張すると思いますが、僕も意識しているポイントです

その他には…

  • 書いて欲しいページを開いて渡す
  • 御朱印を書いていただいている時は、静かに待つ

これらをマナーとして押さえておくのが良いでしょう。

御朱印デビューにおすすめの神社仏閣は?


北海道神宮(札幌市中央区)の御朱印(開拓神社も)
北海道神宮(札幌市中央区)の御朱印

御朱印デビューにおすすめなのは、ズバリ観光地にある神社仏閣

  • 先に御朱印を頂いている方のやり取りを見ながら、雰囲気を学べる
  • 神社やお寺の方の、御朱印初心者への対応が、板についている場合が多い

この2点が大きな理由ですね。
僕が最初の御朱印を拝受したのも、国内有数の初詣参拝者数を誇る熱田神宮でした。

4.御朱印を受け取る

宗像大社(福岡県宗像市)の御朱印
宗像大社(福岡県宗像市)の御朱印

最後に御朱印を受け取ります。
このタイミングでお代(お金)を納めることが多いですね。

また、御朱印の金額(初穂料/納経料)は、300円が一般的です。
異なる場合は、寺社の方が教えてくださったり、金額が掲示されているはずですのでご安心を。

300円(100円玉3枚)

また、できるだけお釣りが出ないよう、あらかじめ小銭を用意しておくと、気持ちよくやり取りできるのではないでしょうか。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

御朱印の値段(料金)についての特集記事を以下にご用意しています。合わせてご覧いただくとよろしいかと


【補足】書き置き御朱印とは

書き置き御朱印専用ホルダー(名古屋豊国神社)
豊国神社(名古屋市中村区)の書き置き御朱印

御朱印帳に記帳してもらうのではなく、用紙で頂く御朱印のことを「書き置き御朱印」と呼ぶことがあります。

書き置き御朱印は、自分で御朱印帳に貼り付けたり、上のような専用ホルダーに挟んで保管すると良いでしょう。

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。

御朱印に関するひと通りの知識を身に付けたら、あとは穏やかな気持ちでお参りして、神社仏閣での案内に従う。
こんなイメージがよろしいかと。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

最終的には「郷に入っては郷に従え」の精神ですね。僕も先入観にとらわれ過ぎないよう、心がけています

御朱印巡りの持ち物
御朱印巡りにマストな持ち物たち

御朱印巡りに欠かせない持ち物については、以下の記事にまとめてあります。
ブックマークなどして、お出かけ前にご覧いただければと思います。

全国の御朱印一覧