なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
八事山興正寺(名古屋市昭和区)で、6種類の御朱印と御朱印帳を授かりました。
地下鉄八事駅から徒歩3分とアクセス良好です。
幼稚園のころ、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に、興正寺に遊びに行った記憶があります。
![おじいちゃん](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/11/2grandpa03-300x300.jpg)
八事にお参りに行こか
が、祖父の口癖の1つだった。今回、境内を歩きながらセンチメンタルな気分になりましたね。
釈迦牟尼大仏(平成大仏)と五重塔
そのとき大仏は無かったけど。
平成26年(2014年)9月に奉安されたとのことです。このページには…
- 八事山興正寺の御朱印と御朱印帳
- 御朱印の頂き方(時間など)
- 境内の様子や見どころ
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは、興正寺で授かった御朱印から紹介します。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
五重塔(国指定重要文化財)は愛知県内で現存するモノとしては最も古いんだとか。五社宮(天白区八事天道)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
八事山興正寺の御朱印【6種類】
寺号標。興正寺は高野山真言宗別格本山です
総本尊(大日如来)の御朱印
まずは、総本尊・大日如来の御朱印です。
印影(=朱印を押した跡)は、右上から順に「天雲・雲竜に八事山・八事山」でしょうか。
墨書きは以下の3要素だと思われます。
- [右]奉拝&参拝日
- [中央]本尊大日如来 弘法大師
- [左]八事山興正寺
大日堂
大日如来が安置されているのは、八事山で最も高い所にある大日堂です。
元禄10年に尾張徳川家二代藩主・徳川光友が、母の供養のために鋳造させたそうですよ。
大日堂向かいの善聚庵
奥の院(西方佛)の御朱印
続いて、奥之院(西方佛)の御朱印。
奥の院の本尊・阿弥陀如来の御朱印です。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
真ん中の印影は三宝印(仏法僧宝)。右上の印影はなんだろう…。分かる方がいれば教えていただけると嬉しいです
東山本堂(東山精舎)
境内の立札などから推測するに、奥之院の御朱印に該当するのは、東山本堂の御本尊・阿弥陀如来だと思われます。
西方佛は阿弥陀如来の別名。
西方にある極楽浄土(西方浄土)にいることから、こう呼ばれるそうですよ。
不動護摩堂
東山本堂の隣には、護摩を焚き修法を行なう、不動護摩堂もありました。
創建時に建立された最も古い堂舎の1つとのことです。
お不動様の姿もありましたよ。合掌。
釈迦牟尼大佛(平成大仏)の御朱印
三体目は、釋迦牟尼大佛(平成大仏)の御朱印です。
中央上の墨書きは、釈迦如来を表す梵字「バク」ですね。
釈迦牟尼大仏(平成大仏)
釈迦牟尼大仏は総高7.1メートルで、重さ約6トン。
富山県高岡市の鋳造所で命が吹き込まれた大仏です。
正観世音の御朱印
四体目は正観世音の御朱印です。
御朱印の中央上に、観音菩薩を表す梵字「サ」が見えますね。
正観世音菩薩(秘仏)が祀られる観音堂
正観世音菩薩は、徳川光友が自身の「守り本尊」を興正寺に寄進したモノ。
観音堂への階段の途中には、開山・天瑞圓照和尚作の三十三観音もありました(上の写真)。
観音堂横の鐘楼
尾張三十三観音霊場【第33番】
専用納経帳は龍泉寺(守山区)で600円で購入しました
興正寺は尾張三十三観音霊場の第33番札所です。
専用の納経帳(御朱印帳)にも朱印を頂きました。朱印料は100円です。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
こちらの霊場巡りはまだ始まったばかり。ある程度御朱印帳が埋まったら、まとめ記事を作成する予定です
不動明王の御朱印
5種類目は不動明王の御朱印です。
中央上に不動明王を表す梵字「カーン」が見えますね。梵字の勉強になるなぁ。
西山本堂(本尊阿弥陀如来)
不動明王は西山本堂にいらっしゃいます。
西山本堂には、他にも弘法大師・大随求明王(ぽっくりさん)・不動明王・文殊菩薩などが祀られていました。
とくに大随求明王には「長寿健康・安産」のご利益を願う人が多くお参りに訪れるそうです。
東海三十六不動尊霊場【第36番】
興正寺は、東海三十六不動尊霊場の第36番札所でもあります。
こちらの専用納経帳(御朱印帳)にも朱印を頂きました。朱印料は100円です。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
写真左は不動明王の眷属「三十六童子」の御影札。36番目は烏婆計童子(うばけいどうじ)です!
名古屋二十一大師霊場【第21番】
さらに、興正寺は名古屋二十一大師霊場の第21番札所でもあります。
こちらの専用納経帳(御朱印帳)にも朱印を頂きました。朱印料は100円です。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
霊場札所がいっぱいですね。しかも最後(トリ)ばかり!
修行大師像(西山本堂前)
弘法大師は先ほども名前が出たとおり、西山本堂に安置されていました。
二十一大師霊場の札所すべての御朱印は、以下のリンクからご覧になれます。
弘法堂
なお、奥之院近くには弘法堂もあり、こちらには以下の三祖が祀られています。
- 開祖 弘法大師
- 興正菩薩叡尊
- 開山 天瑞圓照和尚
天瑞圓照和尚の百回遠忌にあたって建立された堂舎とのことでした。
寿老人の御朱印
ラストは寿老人の御朱印です。
寿老人も西山本堂内に祀られていました。
六体もの御朱印を、快く受付&記帳してくださったお寺の方に感謝です。ステキなお参りになりました!
七福神の宝船碑
なごや七福神めぐり【寿老人】
御朱印はコレで本当に最後です。
興正寺は「なごや七福神めぐり」の寿老人霊場でもあります。
こちらも専用の御朱印帳(宝印帳)に朱印を頂きました。朱印料は200円です。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
宝印帳には、寿老人のお姿、ご利益「不老長寿」、御詠歌「玄鹿の 命長きにあやかれと 杖を引きつつ世を救う神」が印刷されています!
八事山興正寺の御朱印帳
- 徳川三つ葉葵(1000円)
※オレンジのほかに紺色がありました - 花結び(1500円)
興正寺では、上のオリジナル御朱印帳も授かりました。
光り輝くオレンジ色が、いかにも名古屋っぽくて大好きです。
御朱印帳のサイズは?
興正寺(左)と大須万松寺(右)の御朱印帳
興正寺で頂いた御朱印帳は小さいサイズ(文庫本サイズ)。
大きさのイメージが掴めるよう、大きいサイズの御朱印帳と並べてみたのが上の写真です。
大須万松寺の御朱印と御朱印帳
大きいサイズの御朱印帳は、大須商店街内の万松寺で授かったモノ。
縁日には金墨で書かれた限定御朱印も受けられます。
引き続き、興正寺での御朱印の頂き方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきますね。
八事山興正寺での御朱印の頂き方
中門。かつては女人門と呼ばれ、西山と東山の境に建っていたそう
御朱印の受付場所
興正寺の御朱印は、西山本堂左の納経所で頂きました。御朱印をお願いしたところ、
![お寺の方](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/otera01-300x300.jpg)
少々お時間を頂きますので、よろしければ本堂へどうぞ
とご案内頂いたので、待つあいだ、御本尊の姿などを拝んでいましたよ。受付から10分ほどで受け取れたと記憶しています。
納経所前の”なで石”(左)と龍神
御朱印料(金額)
御朱印代(値段)は一体300円。境内の至るところに自動販売機があったので、お札を崩したい場合にも使えるかと。
西山本堂裏の吐月宮(とげつみや)。こういった所にもお賽銭を納めると、かなりの小銭が…
御朱印の受付時間は?
興正寺の受付(納経所)の様子
興正寺の公式サイトには、御朱印などの受付時間に関する以下の記載があります。
受付(納経所)
御守・御朱印・おみくじ・その他授与品の取り扱い●8時~17時
ということで、御朱印を受けたい場合は午前8時から午後5時のあいだにお参りされるのがよろしいかと。
さて、宿泊施設の広告を挟んで、ココまでに載せきれなかった八事山興正寺の境内風景(フォトギャラリー・写真6枚)をお届けします。
広告は、僕が名古屋観光する立場なら、ココに泊まるかなぁという「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」。立地・料金・口コミ評価のバランスが決め手ですね。
八事山興正寺の境内風景
八事駅を出て最初に見えるのが、上の東山門。ただし、
![案内看板](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/11/board01-300x300.jpg)
興正寺へ参拝の方は総門よりお入りください
との案内が出ていました。総門へ向かうと…
道路沿いに弘法大師が。札幌かに本家の近くです。
境内には、他にもいくつかのお堂がありました。上の写真は開山・天瑞圓照和尚の名前を冠した圓照堂です。
※興正寺の歴史(由緒)については、公式サイトに詳しい記載があります![能満堂(八事山興正寺)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/08/DSC_5065.jpg)
4枚目は能満堂(上の写真)。享保2年に尾張徳川家六代藩主・徳川継友の寄進により、祈願修法所として建立されたそうです。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
本尊・虚空蔵菩薩(秘仏)は「智慧の仏」といわれ、ぼけ封じの信仰が篤いんだとか
![普照殿(八事山興正寺)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/08/DSC_5110.jpg)
普照殿に…
ラストは普門園。園内の茶室では季節の和菓子やお抹茶も頂けるようです。デートで来たいなぁ。
旅行関連の広告を再度挟んだのち、八事山興正寺の基本情報(アクセス・駐車場など)を載せて記事を締めますね。
![ぼく(なごやっくす)](https://goshuin-dash.jp/wp-content/uploads/2019/10/nagoyax-300x300.jpg)
広告はバスツアーでお馴染みのクラブツーリズム。「御朱印」で検索したところ、225件のツアーが該当しました(記事執筆時点)。超充実
八事山興正寺のアクセス・駐車場
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
御朱印の受付時だけでなく、御朱印を待っている間も、お寺の方から声をかけてもらえて嬉しかったです。声質がカッコよかった!
宝珠院(中川区中郷)の御朱印
さて、日を改めて、興正寺の次に御朱印とご縁を頂けたのは如意山宝珠院(ほうしゅいん)。
宝珠院では本尊薬師如来をはじめとする、4種類の御朱印をいただきました。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【宝珠院】
如意山宝珠院(名古屋市中川区)で4種類の御朱印を授かったので、もらい方(時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。霊場4つの札所です。
八事山興正寺周辺の御朱印寺社
- >>五社宮(徒歩8分・三体の御朱印を拝受。大黒様の御朱印がスゴすぎた…!)
- >>八事塩竈神社(徒歩20分・シンプルな書き置き御朱印を拝受。近くには八事御嶽神社も)
- >>伊勝八幡宮(車で8分・御朱印に県指定文化財「古瀬戸鉄釉狛犬」が)
- >>川原神社(車で9分・「川名の弁天様」としても知られる延喜式内社)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。