なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
稲荷山長楽寺(名古屋市南区)で御朱印を授かりました。
長楽寺動物霊園としても有名なお寺です。
道路沿いには動物観音の姿もありました。このページには…
- 長楽寺の御朱印
- 御朱印の頂き方(場所や金額など)
- 境内の様子(見どころ)
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは、長楽寺で授かった御朱印から紹介します。
隣接する富部神社に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
長楽寺(名古屋)の御朱印
長楽寺で授かった御朱印です。
中央墨書きの“立木観世音菩薩”がご本尊。枯れかかった松の木を、立木のまま彫刻した十一面観世音菩薩です。
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
立木観世音菩薩が祀られる立木観音堂。境内北西にあります
なお宝珠が描かれているのは、お寺の創建時に、境内の鎮守神として“清水叱枳尼眞天(しみずだきにしんてん)”が祀られたから。
清水叱枳尼眞天を祀る清水稲荷殿。境内南にあります
吒枳尼眞天は豊川稲荷と同じ神様ですね。長楽寺の由緒(歴史)を以下にまとめておきます。
■ 稲荷山長楽寺の歴史(由緒)
長楽寺境内の弘法堂
- 弘仁12年(811年):弘法大師(空海)が呼続に七堂伽藍を創建
- 真言宗戸部道場 寛蔵寺と名付け、清水吒枳尼眞天を鎮守神として安置する
長楽寺本堂。真言宗の名残でしょう、大日如来が祀られています
- 一山十二坊を有する大寺となるも、1470年ごろ衰微
- 2世の義山禅師が再興し、曹洞宗に改宗
- 第1世の明谷禅師を中興開祖として、長楽寺と改める
- 慶長8年(1603年):徳川忠吉(徳川家康四男)が病気の平癒祈願をする
- 慶長11年(1606年):お寺に書院・客殿などを報恩建設(隣接する富部神社)
参考:長楽寺公式サイト
富部神社で授かった御朱印と御朱印帳
隣接する富部神社(とべじんじゃ)では御朱印のほか、戸部蛙があしらわれた美しい御朱印帳も授かりました。
尾張三十三観音霊場【第4番】
専用の御朱印帳は龍泉寺(守山区)で600円で授かりました
長楽寺は尾張三十三観音第四番札所(東海百観音第四番札所)。
ということで、専用の御朱印帳(納経帳)にも朱印を頂いております。朱印料は100円です。
境内の至るところにあった石像。何の像だろう?
引き続き、長楽寺での御朱印のもらい方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきますね。
長楽寺(名古屋)での御朱印の頂き方
入口鳥居。真っすぐ進んだ所に清水稲荷殿があります
御朱印の受付場所
客殿の様子。立木観音堂の左奥にあります
■ 御朱印の受付場所
- 平日:客殿(立木観音堂の左奥)
- 土休日:庫裏(清水稲荷殿の隣)でも受付
長楽寺の御朱印は客殿で頂きました。客殿内の喫茶処にいたスタッフさんに、
と伺ったところ、
と笑顔で対応してくださいましたよ。感謝です。
庫裏の様子
なお現地の掲示によると、土休日は庫裏でも捺していただけるとのことでした。
御朱印料(金額)
御朱印代(値段)は300円。
御朱印の受付時間は?
清水稲荷殿でくつろぐネコ。かわいい
■ 客殿の喫茶利用時間
- 午前9時半から午後4時
御朱印をお願いした喫茶処の利用時間が午前9時半から午後4時となっていました。
ですので、御朱印を授かりたい場合も、この時間内にお参りするのがよろしいかと。
【参考】僕がお参りした時間など
長楽寺動物霊園。立派な建物でした
お寺に着いたのは、平日の午後2時半過ぎ。
三つのお堂(清水稲荷殿・本堂・立木観音堂)にお参りしたのち、客殿で御朱印をお願いした次第です。
動物霊園にも猫が。警戒心ゼロなのが何だか嬉しい
その後も動物霊園の観音様に手を合わせたりしていましたので、参拝所要時間は1時間程度といったところですね。
最後に、ココまでに載せきれなかった長楽寺の境内風景をお届けして、記事を締めますね。
長楽寺(名古屋)の境内風景
1枚目は医留薬師如来(いどめやくしにょらい)。
井戸から出る“蓬莱の水”には、シリカミネラルが含まれているそうです(美容・健康・長寿の効能があるとされる)。飲めばよかった。
■ 医留薬師如来のご利益
- 病気を治して健康な身体にしてくれる
- 不安や悩みを取り除いてくれる
- 進むべき道を照らしてくれる
- 災害から守ってくれる
※境内頒布の”医留薬師如来様建設趣意書”をもとに作成
2枚目は目守弘法大師。目の健康にご利益がありそうな名前です。
よだれかけをしているからか、ほかのお寺で見かける弘法大師像とは、少し違った雰囲気を醸し出しておりました。
3枚目は行者堂。役行者(役小角)が祀られています。
4枚目は名古屋十名所の石碑。大正13年8月に、新愛知新聞社(今の中日新聞の前身)が選定した10つの名所です。
このあたりからの眺め(桜田勝景)が格別だったのだと思われます。以下に十名所をあげておきますね。
■ 名古屋十名所
名古屋城の御朱印(御城印)
- 熱田神宮(熱田区神宮一丁目)
- 名古屋城(中区本丸)
- 笠寺観音(南区笠寺)
- 闇之森八幡社(中区正木町)
- 榎白山神社(榎権現・西区押切町)
- 八幡神社(桜田勝景・南区桜田町阿由知潟)
※石碑は長楽寺に建っています - 円頓寺(西区円頓寺通)
- 久屋金刀比羅神社(名古屋テレビ塔北)
- 山田天満宮(山田重忠元大将之社・北区山田 廣福寺かも)
- 天理教教務支庁(御器所)
※こちらのブログ記事を参考にさせていただいております
※太字になっている神社史跡は、タップするとサイト内の御朱印記事に飛びます
最後は盲導犬慰霊碑。名犬サーブ号もココで眠っています。
主人を車から守るために片足となってしまった盲導犬です。
長楽寺(名古屋)のアクセス・駐車場
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
僕が参拝しているあいだにも、多くの方がお供え物を持って動物霊園にお参りしていました。
ステキな霊場です。
宝寿院(津島市)の御朱印と御朱印帳
さて、日を改めて、長楽寺の次に御朱印とご縁をいただけたのは宝寿院(ほうじゅいん)。
宝寿院では絵入りのかわいい御朱印など、3種類の御朱印と御朱印帳を頂きました。
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次のページはこちら【宝寿院】
牛頭山 宝寿院(愛知県津島市)で絵入りの御朱印と御朱印帳を授かったので、頂き方(時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。かわいいです。
長楽寺(名古屋)周辺の御朱印寺社
- >>地蔵院(徒歩7分・名古屋二十一大師霊場の御朱印をセルフで拝受)
- >>笠寺観音(徒歩12分・尾張四観音の一つ。わびさびのある境内)
- >>熱田神宮(車で11分・3種類の御朱印と御朱印帳を頂きました)
- >>富部神社(徒歩2分・美しい御朱印と戸部蛙の御朱印帳を受けました)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。