なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
八事塩竈神社(名古屋市天白区)で御朱印を授かりました。
名古屋の塩竈神社と聞くと、ココか中川区の鹽竈神社のどちらかを思い浮かべる人が多いのでは?
そして八事塩竈神社は、安産祈願や初宮詣(お宮参り)で名古屋トップクラスの人気を誇る神社です。
ココで安産祈願をした僕の友達多数。そして僕が母のお腹の中にいるときも、ココで安産祈願をしてもらったかもしれない
正面鳥居。神社までの坂道が急なので、安産祈願や初宮詣は車がおすすめ
僕は歩いてお参り。
このあと八事神社と八事御嶽神社にも参拝したので、ふくらはぎがパンパンでございます(笑)
このページには…
- 八事塩竈神社の御朱印
- 御朱印のもらい方(時間など)
- 境内の様子(見どころ)
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは八事塩竈神社で授かった御朱印から紹介します。
多賀殿蔵福寺(熱田区神宮)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
八事塩竈神社の御朱印
八事塩竈神社で頂いた御朱印です。
熱田神宮の御神印を彷彿とさせる、シンプルなデザイン。
各要素は以下のとおりでよろしいかと。
- [右上]奉拝(=謹んで参拝いたしました)
- [中央]塩竈神社
- [左下]参拝月(令和元年 葉月)
一の鳥居と山門のあいだの階段
葉月(はづき)は8月の和名。
境内に緑が溢れていたこともあり「葉が生い茂る季節=葉月」だと思いきや、コレは間違い。
国立国会図書館によると「木々の葉落ち月=葉月」なんだとか。
旧暦に合わせているため、現在の季節感とは1~2か月のズレがあるそうです。
御朱印をきっかけに、一つ賢くなれました。以下に、ほかの月の和名も挙げておきます
- 1月:睦月(むつき)
- 2月:如月(きさらぎ)
- 3月:弥生(やよい)
- 4月:卯月(うづき)
- 5月:皐月(さつき)
- 6月:水無月(みなづき、みなつき)
- 7月:文月(ふみづき、ふづき)
- 8月:葉月(はづき、はつき)
- 9月:長月(ながつき、ながづき)
- 10月:神無月(かんなづき)
- 11月:霜月(しもつき)
- 12月:師走(しわす)
>>[関連]昔の月の言い方|由来や覚え方は?
八事塩竈神社の御朱印は書き置きタイプ(紙でもらうタイプ)でした。
ということで、上の専用ホルダーに挟んで大切に保管しております。
ハサミやのりを使わないので、御朱印も手も汚さずにキレイに挟めます。詳しくは以下の記事をご覧ください
書き置き御朱印の保管に「書き置き御朱印専用ホルダー」が便利だったので紹介します。貼るのが簡単で、サイズの心配がないのも嬉しいメリットです。
通販サイト(楽天・Amazon・ヤフー)へのリンクも載せておきますね。
最近は人気なのか売り切れていることも多いです。
僕も早めに次を購入しておかないと!
八事塩竈神社での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
八事塩竈神社の御朱印は、拝殿左の授与所で頂きました。
祈祷(安産祈願・七五三など)や腹帯授印の受付と同じ場所です。
とはいえ、神職さんから手渡されるワケではなく、授与所の前に書き置きの御朱印が積んであるスタイルでした
拝殿の様子。御祭神は鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)です。
以下に御神徳(ご利益)をあげておきますね。
- 博識な”教え導きの神”
- 製塩の技術を伝えた神
- 潮流を司る”海路の神”
安産の神として有名なのは、出産が潮の干満に関係しているところから来ています。
- 弘化年間(1844-48):愛知郡天白村豪農の山田善兵衛が鹽竈神社(宮城県塩竈市)から分霊を賜る
- →のちに社殿を建立(八事塩竈神社の起こり)
- 明治5年10月11日:公称公許となる
- 昭和12年6月30日:本殿・拝殿・神楽殿造営竣工
※参拝の栞、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
御朱印の初穂料(金額)
御朱印の初穂料(値段)はお志。
いわゆる“お気持ち”ですね。
備え付けの木箱にお金を入れる形式でしたよ。
参考までに、僕は300円(100円玉3枚)を納めました。なお”お気持ち”についての特集記事を以下にご用意しています
御朱印代がお気持ち(≒金額が特に決まっていない)の場合の、僕の納め方(考え方)を書き留めておきます。御朱印巡り初心者の方の参考になれば幸いです。
授与所そばの自動販売機。奥にはトイレも完備されています
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、授与所のそばに自動販売機がありましたし、先に近くでお茶するのもアリですね。
“Milks Cafe”のフルーツ杏仁氷。生タピオカメインのお店です
上は塩釜口駅から神社に向かう途中に寄れる”Milks Cafe”のフルーツ杏仁氷。おいしかったよ。
御朱印の受付時間は?
開門時間は午前8時から午後3時です
八事塩竈神社公式サイトに、祈祷の受付時間に関する以下の記載があります。
御祈祷は、毎日午前9時から午後3時まで受け付けております。
ということで、御朱印を受けたい場合も午前9時から午後3時のあいだにお参りするのがよろしいかと。
歴史を感じる鳥居と美しい拝殿の対比がお気に入りの1枚
神社に着いたのは昼の12時過ぎ。
(授与所が昼休みだったら、八事神社と八事御嶽神社にお参りして、また戻ってこよう…)
という心積もりだったのですが、授与所に人の姿が見えたので、拝殿にお参り後、そのまま御朱印を授かった次第です。
その後も境内でまったりしていましたので、参拝所要時間は30分弱といったところですね。
最後に、八事塩竈神社の境内の様子(写真7枚)をお届けして、記事を締めていきますね。
八事塩竈神社の境内風景
正面鳥居から階段をのぼっていくと、途中にあるのが白龍神社。
陶器製&ミニサイズの狛犬が脇を固めます。
ほかの人の願い事を見ていると「自分も頑張らなきゃっ!」って思う。
“想う力”のおすそ分けを頂くような、そんなイメージ。
参集殿。祈祷の待合室にもなっているようです。
八事塩竈神社は車両(車・バイク・自転車など)の清祓い所としても人気&有名な印象があります。
犬山成田山しかり、山の上というのが関係あるのかな?
写真撮影スポットも。
腹帯を持ったご家族の写真を撮らせていただきました。
母子ともに健康&安産でありますように。
八事塩竈神社は“御幸山(みゆきやま)”という山の中腹に鎮座しているため、見晴らしが良いです。
ただしお参りしたのは夏でした。
木々の葉っぱが少なくなる冬などは、さらに眺めが良くなるはず!
最後の写真です。
神社近くの御幸山公園(御幸山山頂)には、明治・大正両天皇の御野立所の碑があります。
昔は音聞山と呼ばれていたのが、御野立所の史跡保存のため御幸山と命名されたようです(今も音聞山の地名は残っています)。
八事塩竈神社のアクセス・駐車場
- 住所:愛知県名古屋市天白区御幸山1328
- 電話:052-831-1633
- 例祭日:10月10日
- 公式サイト:八事塩竈神社
- アクセス:塩釜口駅(地下鉄鶴舞線)3番出口から徒歩8分
- 駐車場:あり(無料・第一/第二/臨時)
第一駐車場の様子
境内北東に進入口があります。
第一駐車場が満車の場合、そのまま駐車場内を抜けて第二駐車場へ向かえるはず。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
参拝の栞を渡してくれた神職さんが、ワイルドさと爽やかさを併せ持った、市川海老蔵さんのような方でした。イケメンだった…!
成田山萬福院(中区栄)の御朱印と御朱印帳
さて、八事塩竈神社の次に御朱印とご縁を頂けたのは成田山萬福院(まんぷくいん)。
「名古屋栄の成田山」として知られる、成田山新勝寺の名古屋分院です。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【萬福院】
成田山萬福院(名古屋市中区栄)で御朱印3種類とかわいい御朱印帳を授かったので、もらい方(受付時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。
八事塩竈神社周辺の御朱印寺社
- >>植田八幡宮(徒歩16分・室賀久太夫が修造との記録も残る神社)
- >>島田地蔵寺(徒歩17分・毛替地蔵を祀る。お隣の島田神社でも御朱印を頂きました)
- >>五社宮(徒歩18分・大黒様の御朱印が細かすぎてスゴい)
- >>八事山興正寺(地下鉄で1駅・なごや七福神寿老人など霊場札所がいっぱい)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。