なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
この日は東別院駅(地下鉄名城線)で降りて御朱印巡りをスタート。
栄えあるトップバッターが、このページの伊勢山神明社です。
由緒書きなどを見てみると、伊勢神宮の巻物が途中の神社で祀られつつ、最終的にこちらの伊勢山神明社に鎮まったという由緒も。
ココから”巻の森”とも呼ばれたそうですよ。このページには…
- 伊勢山神明社の御朱印
- 伊勢山神明社の境内風景
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは、伊勢山神明社で授かった御朱印からお見せします。
新栄白山神社(中区新栄)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
伊勢山神明社の御朱印
伊勢山神明社で授かった御朱印です。シンプルイズベストですね。墨書きは奉拝・神明社・参拝日の3要素。そして印影(朱印を押した跡)は…
- 伊勢山神明社”之印”
でよろしいかと。
最後の2文字が若干怪しいのですが「之印」で合ってるかな?ご存じの場合、教えていただけると飛び跳ねて喜びます。
御朱印は書き置きタイプ
ちなみに、伊勢山神明社の御朱印は書き置き(紙でもらう)タイプでした。ということで、専用のホルダー(上の写真)に挟んで大切に保管しております。
伊勢山神明社での御朱印の頂き方
御朱印の拝受場所
伊勢山神明社の御朱印は、拝殿左手前の社務所で授かることができました。
授与所のような場所はとくに見当たらなかったのですが、(少しドキドキしながら)インターホンを押したところ、ご対応いただけました。ありがたかったです。
ちなみに拝殿はこんな感じ。ご覧のとおり、階段の上(高台)に建っていました。
“[PDF]熱田台地北部東側縁における古墳の存在について(和田英雄)“によると、どうやらココは古墳(神明社古墳)だったようです。
階段脇の賽銭箱も印象的でしたね。昔の郵便ポストみたいで、なんだか可愛い。
【参考】伊勢山神明社の御祭神
- [主神]天照皇大神
- [相殿]熱田大神
- [相殿]加具土大神
・ご利益(御神徳):日々の生活に光明をくださる
※参拝の栞をもとに作成
御朱印の初穂料(金額)
御朱印の初穂料(値段)は300円を納めました。とはいえ「300円です」などと言われたわけではなく、自然な流れで納めた次第です。
※初穂料の言葉の由来を以下の記事で説明しています
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、東別院駅(3番出口)の目の前にセブンイレブンがありましたよ。
御朱印を拝受した時間
現地・ネット含め、社務所の受付時間に関する目ぼしい情報は見当たりません。ということで、僕の経験からくる洞察(勘)になりますが、神社の雰囲気的に神職さんは非常駐でもおかしくなさそう。
ですので、一般的に神社の方がいらっしゃることの多い午前9時から午後4時くらいのあいだに、
といった心持ちで参拝するのが、精神衛生的にベターではないでしょうか。参考までに僕は平日の9時半ごろにお参りしましたよ。
最後に、ココまでに載せきれなかった伊勢山神明社の境内の様子(見どころ)を3枚の画像にまとめたので、ソレを紹介して記事を締めますね。
伊勢山神明社の境内風景
1枚目は末社・豊春稲荷社。倉稲魂大神が御祭神で、旧暦の二の午日には商売繁昌や家運隆昌のご利益を願って、初午大祭が執り行われるとのことです。
【参考】伊勢山神明社のお祭りなど
- 1月1日:元旦祭
- 1月15日:熱田祭
- 2月3日:節分大祭(豆まき)
- [旧暦]二の午日:初午大祭(豊春稲荷大明神の大祭)
- 4月16日:春祭
- 7月16日:夏祭(茅輪神事・赤丸神事)
- 10月4日5日:例大祭
- 11月23日:秋祭
- 12月16日:秋葉祭
- 12月31日:大祓
- 毎月1日15日:月次祭
※参拝の栞をもとに作成
2枚目は天王社と鹽竈社。こちらも末社です。御祭神は須佐之男大神と塩土老翁大神。以下のご利益を願ってお祈りするのがよろしいかと。
- [天王社]疾病除け
- [鹽竈社]安産・延命長寿
こちらも賽銭箱のカタチが独特でしたね。箱に書かれている3文字目は「凾(=函の旧字体)」だと思われます。
最後は欲張って3つのせます。それぞれ以下のとおりです。
- [左上]蕃塀(ばんぺい)
名古屋中心部の神社でよく見かけますね。”正面が直接見えないように”という意味があるんだとか - [左下]狛犬
“子取り(五三桐紋)”と”玉取り(菊紋)”。神紋が2種類ってことかな? - [右]タワマンと境内(稲荷社の鳥居)
時代の融合を感じたのでパシャリ。前出のPDFによると、タワーマンション建設中の土砂から埴輪が採集されたそうです
伊勢山神明社のアクセス・駐車場
■ 伊勢山神明社(いせやましんめいしゃ)
・住所:愛知県名古屋市中区伊勢山1-5-19
・創建:南北朝時代(1338)とも言われる
・アクセス
- 東別院駅(地下鉄名城線)3番出口から徒歩3分
- 金山駅(地下鉄名城線)6番出口から徒歩8分
・駐車場:なし
神社の目の前にコインパーキングがありました。駐車料金は40分200円です。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
愛知縣神社名鑑によると、昭和20年の空襲で本殿のほかはことごとく焼失してしまったそう。
冒頭の巻物も、その時に焼けてしまったのかもしれませんね。
闇之森八幡社(中区正木)の御朱印
さて、伊勢山神明社をあとにして、次に向かったのは闇之森八幡社(くらがりのもりはちまんしゃ)。
伊勢山神明社から徒歩10分、名古屋十名所の石碑が建つ神社です。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【闇之森八幡社】
闇之森八幡社(くらがりのもりはちまんしゃ)で御朱印を授かったので、もらい方(受付場所・初穂料・時間)や境内の様子とともに記事にまとめました。
伊勢山神明社周辺の御朱印寺社
- >>榊森白山社(徒歩7分・熱田神宮の禊場だったと言われる神社)
- >>長栄寺(徒歩12分・尾張33観音第2番。俳人横井也有の名が刻まれた碑「蘿塚」も)
- >>日置神社(徒歩13分・桶狭間の戦いの際、織田信長が戦勝祈願した延喜式内社)
- >>金山神社(徒歩16分・年に一度の限定御朱印を含む、三体の御朱印を頂きました)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。