なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
五社宮(名古屋市天白区)で3種類の御朱印を授かりました。そのうち2種類は1体1000円。
八事駅からだと、三菱UFJ銀行の裏の坂を少し上ったところにあります。
読み方は「ごしゃぐう」です
八事山興正寺について調べているときに、神社の存在を知ったんです。

これはお参りしなければ!
と思い、さっそく参拝してきましたよ。
この記事には五社宮の御朱印やお参りしたときの境内の様子などをまとめておきますね。
目次(もくじ)
五社宮で頂いた御朱印【3種類】
1.通常御朱印
まずは通常御朱印から。亥年にお参りしたので、かわいいイノシシの印影が。
御朱印の見方は以下の記事で図入りで説明しています。
御朱印の見方(=何が書いてあるのか)について、神社とお寺それぞれの具体例をあげながらまとめました。御朱印初心者の方の参考になれば幸いです。
墨書きの”八事天道”は神社の住所。
名古屋市のサイトによると、”天道”は近くのお寺・天道山高照寺の山号から付けられた地名とのことです。
高照寺の山門。五社宮からさらに200mほど歩いたところにあります
明治維新で神仏分離令が出されるまでは、五社宮と高照寺は同じ境内にありました。
昔はかなり広大で、イオンや八勝館あたりまで境内だったようです。

ということは、八事山興正寺と隣接していたのかな??
- 安永年中:尾張国丹羽郡寄木村(現江南市寄木)に天道宮として鎮座(現稲木神社)
- 同村の天道山高照禅寺が祭祀を執り行なう
- 正保3年(1646年)~享保20年(1735年):5度にわたり社殿の改築を行なう
- 寛保元年(1741年)5月28日:高照禅寺自貞尼によって現在地に遷座
- 明治の初め頃:五社宮と呼ばれるようになる
- 明治5年:村社に列格
- 昭和3年:社務所新築
- 平成3年:氏子中の浄財により社殿改築
※現地由緒、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)などをもとに作成
2.龍の御朱印
続いて龍の御朱印。
拝殿に龍画が奉納されたのをキッカケに作られたようです。
こちらが龍画。やまと絵師・吉泉さんの作品だと思われます。
なお御朱印の龍は、神社の方が自ら描かれたとのこと。
3.大黒様の御朱印
3種類目は大黒様の御朱印。近くで見ると…
大黒様の衣服や袋が文字で埋め尽くされています。スゴイ…!

富・花・愛・空・光といった漢字が確認できました。ほかにもあるかな
【補足】龍と大黒様の御朱印は書き置きタイプ
龍&大黒様の御朱印は書き置きタイプ(紙でもらうタイプ)でした。
ということで、上の専用ホルダーに挟んで大切に保管しております。

ハサミやのりを使わないので、御朱印も手も汚さずにキレイに挟めます。詳しくは以下の記事をどうぞ
書き置き御朱印の保管に「書き置き御朱印専用ホルダー」が便利だったので紹介します。貼るのが簡単で、サイズの心配がないのも嬉しいメリットです。
通販サイト(楽天・Amazon・ヤフー)へのリンクも載せておきますね。
最近は人気なのか売り切れていることも多いです。僕も早めに次を購入しておかないと!
五社宮での御朱印の頂き方
この章には五社宮での御朱印の頂き方(僕が授かったときのこと)を書き留めておきますね。
- 御朱印の受付場所
- 御朱印代(初穂料/価格)
- 【参考】御朱印を授かった時間
この3つを順番にいきます。
御朱印の受付場所:社務所
五社宮の御朱印は鳥居をくぐって右手側にある社務所で頂きました。
インターホンを押したところ、快く対応してくださいましたよ。感謝です。
御朱印の初穂料(金額)について
- 通常御朱印:300円
- 龍の御朱印:1000円
- 大黒様の御朱印:1000円
御朱印の初穂料(料金)は上にあげたとおり。初穂料の言葉の由来は、以下の記事で説明しています。
御朱印巡りを始めてすぐの時期に気になりがちな言葉の1つ「初穂料」の意味を説明しています。言葉の由来や語源についても簡単にまとめていますよ。
初穂料1000円というのは、僕が授かった御朱印の中でトップタイですね。
大須万松寺(名古屋市中区)で授かった仏足石の御朱印(上の写真)などが同じく1000円だったんです。
当サイトでは、御朱印の値段についての特集記事もご用意していますよ。
御朱印の料金(初穂料/納経料)の相場について、僕が授かった御朱印を紹介しながらまとめました。主に御朱印巡り初心者の方に参考にしてもらえればと。
【参考】御朱印を授かった時間
御朱印を授かったのは平日の15時半過ぎ。ネット上には…
といった口コミもあったので、御朱印とご縁があったのはラッキーだったのかもしれません。
境内に”一日九時より月次祭“と出ていたので、そのタイミングでお参りすれば、御朱印と巡り合える可能性も高くなるかもしれません。
- 1月1日:歳旦式
- 2月17日:(春祭)祈年祭
- 6月30日:大祓
- 7月第2日曜日:天王祭
- 10月第2日曜日:大祭

愛知縣神社名鑑に記載の例祭日は10月17日です
- 旧10月14日:天道祭、新嘗祭
- 12月16日:秋葉祭
- 12月31日:大祓
※境内掲示、公式サイト(現在は閉鎖?)をもとに作成
末社の秋葉宮。ご祭神は迦具土命(カグツチノカミ)です
五社宮はその名のとおり、五柱の神様が祀られています。
社殿も5つありましたので、紹介しますね。
【御祭神も】五社宮の社殿・拝殿を紹介するよ
五社宮の拝殿は舞殿形式。中に上がってお参りできます。
拝殿内の様子です。前方に賽銭箱が。石製で珍しいカタチ。
拝殿正面に3つの社殿があります。ご祭神は以下のとおり。
■ 五社宮の御祭神(その1)
- [右]天照大御神(日宮社)
- [中央]月夜見命(月宮社)
- [左]五百箇磐村命(星宮社)
そして拝殿右前方にも2つの社殿があります。
■ 五社宮の御祭神(その2)
- [奥]豊受大神(神明社)
- [手前]須佐之男命(祇園社/津島天王社)
珍しいスタイルですよね。気に入りました。
最後に、ココまでに載せきれなかった、境内の写真を3枚紹介して記事を締めます。
【画像3枚】五社宮の境内の様子をお届けっ【素敵な空間】
■ 五社宮境内の樹木
- [手前]よりそいの木
- [奥]運気隆昌の木
まずは”よりそいの木”と”運気隆昌の木”。ご利益がありそう。
続いて絵馬。お気に入りの1枚です。
最後にベンチ。この日は気温35度を超える猛暑日だったんです。御朱印を拝受したあと、一息つかせてもらいました。
五社宮のアクセス・駐車場など
・住所:愛知県名古屋市天白区八事天道322
・電話:052-833-8590
・等級:13等級
・アクセス:八事駅(地下鉄名城線/鶴舞線)2番出口から徒歩3分
・駐車場:なし
神社の南にコインパーキングがあります(タイムズ八事天道)。駐車料金は30分100円です。
物理的にも雰囲気的にも美しく整ったステキな空間でした。また来よう。
八事山興正寺で授かった御朱印(一部)と御朱印帳
五社宮の近くで御朱印を頂けたのは八事山興正寺。八事駅からすぐです。
6種類の御朱印に加え、オレンジ色に輝く御朱印帳&霊場巡りの朱印も授かっております。お参りしたときの様子は以下からどうぞ。
次の記事はこちら【八事山興正寺】
八事山興正寺(名古屋市)で6種類の御朱印と御朱印帳を授かったので、頂き方(時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。八事駅からすぐです。
そのほか五社宮周辺の御朱印寺社
- >>八事塩竈神社(徒歩15分・安産祈願で有名)
- >>植田八幡宮(車で6分・NHK大河ドラマ”真田丸”で「黙れ小童」返しを受けた室賀久太夫が修造)
- >>川原神社(鶴舞線で2駅・「川名の弁天様」としても知られる延喜式内社)
- >>針名神社(鶴舞線で4駅・農業センター”delaふぁーむ”隣)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。
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