臨江山善光寺(名港善光寺・築港善光寺)で、2種類の御朱印を授かりました。
■ 善光寺(名古屋市港区)で拝受した御朱印
- 名古屋三弘法の御朱印
(専用の御朱印帳に頂きました) - ご本尊の御朱印
如意山宝珠院(名古屋三弘法第一番)にお参りした際、
と、ふと思い立ったんです。無事まわることができ、充実した日となりました。
この記事には善光寺の御朱印と境内の様子・由緒などを簡単にまとめておきますね。
目次(もくじ)
名港善光寺の御朱印
1.名古屋三弘法の御朱印【セルフ】
善光寺は名古屋三弘法の第三番霊場。道びき大師です。
ご覧のとおり、セルフで押すスタイルになっておりました(朱印料100円)。緊張しましたね…。
奥に見えるのが弘法堂(本堂西)。弘法大師と子安地蔵尊の姿もあります。
ともあれ、並べてみるとカッコイイですね。名古屋三弘法のまとめ記事は以下からどうぞ。
2.ご本尊の御朱印
中央の印影は三宝印(仏法僧宝)。左下には”築港善光寺執事”とあります。300円をお納めしました
ご本尊の御朱印です。御朱印帳に墨書きしていただきました。なお御朱印の見方の基本を、以下の記事で図入りで解説しています。
明治20年頃、愛知郡に信州善光寺(長野市)の本尊・善光寺如来(一光三尊阿弥陀如来)の分身を祀ったのが、お寺の始まりだそうです。
そして、個人的に気になるのが右上の印影。蔵福寺(熱田区)の御朱印にも似た印影があり、寺社の方にお尋ねしたのですが詳細は分からず。
蔵福寺で授かった阿弥陀如来の御朱印。中央によく似た印影があります
また同様のモノに出会った際にはお尋ねしてみよう。蔵福寺にお参りしたときの様子は以下の記事にまとめてあります。
【要約版】善光寺の由緒(歴史)
善光寺本堂
- 明治20年頃:愛知県愛知郡に善光寺燈明講が組織される
- 本尊として、信州善光寺の善光寺如来の分身を奉安所に安置する(寺の創設)
- 奉安所は、千種区元古井→熱田前新田→現在地と移転
- 大正2年:西山浄土宗総本山光明寺住職・勝川相善が来錫
- 大正5年:弟子の岩田善如僧正が京都府乙訓郡臨江寺の寺号を奉安所に移す
- 大正12年:臨江寺から善光寺へ改称
- 昭和2年:前本堂竣工。太平洋戦争空襲や伊勢湾台風を潜り抜け、80余年にわたり念仏道場として屹立する
弘法堂前に置かれていた瓦。前本堂のモノでしょうか
- 平成21年:現本堂落成。堂内には、善光寺縁起を描いた額装24枚の絵が掲げられる
※現地掲示、名古屋三弘法奉納経をもとに作成
【補足】名港善光寺の本堂は一般公開していません
善光寺庫裏
僕は、名古屋三弘法の御朱印をセルフで拝受したあと、
と思い、庫裏のインターホンを押しました。
とご案内頂いたので、本堂内でお参り&御朱印を拝受したのですが、名古屋市のサイトを見てみると…
本堂内につきましては、通常、一般公開しておりませんのでご注意ください。
なんと。特別にご案内頂けたということでしょうか。
お参りした日は、気温35度を超える猛暑日。汗だく&前髪がおでこにぴったんこの僕の姿を見て、忖度してくださったのかもしれません。
名港善光寺の基本情報(アクセス含む)
■ 善光寺(名港善光寺・築港善光寺)
・住所:愛知県名古屋市港区港陽3-15-11
・電話:052-661-1386
・宗派:浄土宗西山派
・アクセス:築地口駅(地下鉄名港線)1番出口から徒歩5分
駐車場に関しては、お寺の正面にご覧のとおり、車両の進入口が。ただし雰囲気的に、僕は気後れして停められないかも…。
ということで、近くにあったコインパーキングも紹介しておきます。名鉄協商P港陽3丁目(駐車料金60分200円)です。
お寺の方のテキパキした対応が、心強かったです。ココでも改めてお礼申し上げます。
築地神社(港区千鳥)の御朱印
さて、善光寺の近くでほかに御朱印とご縁を頂けたのは築地神社(つきじじんじゃ)。
熱田神宮から勧請した海の守護神・スサノオを祀る、名古屋港の総鎮守です。
以下から次の記事へとお進みください。
次の記事はこちら【築地神社】
築地神社(名古屋市港区)で御朱印を頂いたので、頂き方(場所・値段・時間のめやす)とともに記事にまとめました。海の守護神とされるスサノオを、熱田神宮から勧請して創建された名古屋港総鎮守です。地下鉄築地口駅から徒歩5分とアクセスも良好!
そのほか善光寺周辺の御朱印寺社
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。
>>TOPページへ