拝殿。平成16年の造営で朱色に塗装したそう
なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
市原稲荷神社(愛知県刈谷市)で御朱印と御朱印帳を授かりました。
わんさか祭り花火大会の下見に行った際に見つけたんです。
- 倉稻魂神(うがのみたまのかみ)
- 保食神(うけもちのかみ)
- 大山祇神(おおやまづみのかみ)
社殿は稲荷神社らしく朱色。
…なのですが、トヨタ自動車のお膝元ということで、トヨタカラー(orデンソー)に見えて仕方なかった(笑)
ご覧のとおり、車祓い所も朱色(トヨタカラー)。
ピットインという言葉がしっくりきます。このページには…
- 市原稲荷神社の御朱印と御朱印帳
- 御朱印のもらい方(初穂料など)
- 境内の様子(見どころ)
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは、市原稲荷神社で授かった御朱印から紹介します。
名港善光寺(名古屋市港区)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
市原稲荷神社の御朱印
“奉拝”の”拝”の最後が、下にギューンと伸びているのがCOOL!
市原稲荷神社で授かった御朱印です。密度が濃い。エネルギーが凝縮されている感じがします。
印影(朱印などを押した跡)は、以下の3要素でよろしいかと。風鈴がかわいいなぁ。
- [右上]三河國“碧海” 刈谷鎮座(&風鈴)
- [中央上]神紋(稲紋・変わり抱き稲?)
- [中央下]市原稲荷神社
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
■ 碧海(へきかい)とは?
印影の「碧海」は、昔このあたりが「碧海郡」だったところから来ているかと。
- 碧南市
- 刈谷市
- 安城市
- 知立市
- 高浜市
これらの5市は「碧海5市」とも呼ばれています。当該エリアを運転していると「碧海信用金庫」をよく見ますね。
市原稲荷神社の御朱印帳
文字がつぶれていますが、”市原稲荷神社”の印影付きです(中央下)
市原稲荷神社では、木製の御朱印帳も授かりました。木目の雰囲気&鳥居のカタチがかわいい。
御朱印帳を授かりたい旨を伝えたところ、神社の方が奥から大量の御朱印帳を持ってきて、
と、好きなモノを選ばせてくれました。選ぶ時間も楽しかったなぁ。ありがとうございました!
御朱印帳のサイズは?
表紙がビックリするほど軽いです。軽すぎて、カバンにしまおうとしたら落としました←
市原稲荷神社の御朱印帳は小さいサイズ(文庫本サイズ)。御朱印帳の大きさに関する特集記事を、以下にご用意しております。
大きさのイメージが掴めるように、大きいサイズの御朱印帳と並べてみました。
比較対象は、菅生神社(岡崎市)の御朱印帳です(※寺社名タップでサイト内の関連記事に飛びます。以後も同様です)。
これまでに100冊ほどの御朱印帳を授かりましたが、記事執筆時点の最高値が菅生神社(2500円)。市原稲荷神社(2200円)が第2位にランクイン!
その後、値段はどんどん更新されております(笑) 御朱印帳の値段の相場を以下の記事にまとめましたので、よろしければご覧ください
御朱印帳の金額(価格)の相場についてまとめました。僕がこれまでに授かってきた愛着のある100冊(神社・お寺・市販・通販)をもとにしております。
市原稲荷神社での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
市原稲荷神社の御朱印は、授与所(社務所の入口スグ)でいただきました。立派な建物だった。
【要約版】市原稲荷神社の由緒(歴史)
亀城公園の桜まつりの様子です
- 白雉4年(653年):亀狭山(現亀城公園)に神殿建立
- 永正13年(1516年):水野忠政により刈谷城(亀城)築城。本社を市原の社地に遷す
- →神馬・宝剣を奉り、武運隆昌の祈願所となる
市原稲荷神社境内の神馬
- 妙暦4年(1658年):三河刈谷藩第2代藩主・稲垣重昭の代に現在地に社殿を遷座
- 知立神社&野田八幡宮とともに、刈谷藩の領内三社として崇敬を受ける
- 永禄3年(1560年):今川義元の敗走兵により兵火にあう(同5年再建)
- 平成15年(2003年):鎮座1350年を記念して、本殿改修・社務所建設・境内整備等が行われる
※境内由緒記、頂いた由緒書き、愛知縣神社名鑑(愛知縣神社庁,1992)をもとに作成
御朱印の初穂料(金額)
御朱印の初穂料(値段)は500円。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合は、駐車場の自動販売機でジュースを買うのもアリかも。
この流れで、お参り前後におすすめのスイーツも紹介しちゃいます。
950円。夏限定かも…
Patisserie fraise(パティスリーフレーズ)の”ティラミス犬の生かき氷”です。カワイイが溢れておる…。
御朱印の受付時間は?
お手製のしおり(?)も付けてくださいました。全てがかわいい
市原稲荷神社の公式サイト「社頭祈願」のページに以下の記載が。
朝9時~夕方5時頃まで常時受付
御朱印もコレに倣って、午前9時から午後5時のあいだにお参りすれば、かなりの確率で授かれるのではないでしょうか。
【参考】僕がお参りした時間など
立派な椎の木。太宰府天満宮(福岡県太宰府市)の飛梅を彷彿とさせます
神社に着いたのは午後3時過ぎ。拝殿でお参り&境内を30分ほど散策したのち、授与所で御朱印をお願いしました。
5分ほどで御朱印を書いていただき、その後さらに15分ほど境内に留まっていましたね。参拝所要時間は1時間弱といったところでしょうか。
市原稲荷神社の境内風景
拝殿脇の釣灯籠。コレは春日大社(奈良市)を彷彿とさせます
ココまでに載せきれなかった、市原稲荷神社の境内の様子(見どころ・フォトギャラリー)をお届けします。
- 摂社・末社
- その他の見どころ
この2本立てでいきますね。
【写真5枚】摂社・末社
まずは市原稲荷神社の摂社から。左から猿田彦神社(御祭神:猿田彦大神)・内外宮社(天照皇大御神・豊受大御神)・春日社(春日皇大神)です。
続いて末社その1・市杵島社(市杵島姫命)。弁天池&朱色の橋と一緒にパシャリ。鯉もいましたよ。
末社その2・丹生川社(闇龗神・高龗神・罔象女神)。本源は丹生川上神社(奈良県吉野郡)でよろしいかと。
末社その3・山神社(大山祇命・木花開耶姫命)。本殿脇に鎮座しており、雰囲気がGood!です。お気に入りの1枚。
末社その4・刈谷神社。
土井家歴代藩主・地元自治功労者・天誅組松本奎堂、宍戸弥四郎両志士・日清日露戦争以後の戦没者英霊を祀ります。
■ 市原稲荷神社のおもなお祭りなど
古神札納所
- 1月1日:歳旦祭
- 1月15日:どんど焼き(古神符焚納祭)
- 2月3日:節分祭(豆まき神事)
- 旧暦初午日:初午祭(湯立神事)
- 3月1日:祈年祭
神輿(御幸祭)の格納小屋
- 5月1日3日:春祭り(例祭・御幸祭)
- 6月30日:夏越大祓式(茅の輪くぐり)
- 8月25日:刈谷神社慰霊祭
- 12月1日:新嘗祭
- 12月31日:年越大祓式
※頂いた由緒書き、公式サイト、愛知縣神社名鑑をもとに作成
【写真7枚】その他の見どころ
1枚目は稲荷の玉。子宝・健康など、触れただけでご利益があるとウワサの石です。
【参考】市原稲荷神社のご利益
- 開運厄除
- 商売繁盛
- 縁結び
- 五穀豊穣
狛犬。鳥居横の狛犬は、もともと靖国神社(東京都千代田区)に奉納予定だったモノを引き取った、なんてエピソードも。
神主さんがフリフリする大麻。自分で振れるモノに出会ったのは、鹽竈神社(名古屋市中川区)に続き二社目です。
キツネの絵馬。伏見稲荷大社(京都市伏見区)を彷彿とさせます。彷彿の感情がスゴイ。
願掛キツネ納所。残す写真はあと2枚。
明治の神池。花菖蒲が植えられています。明治神宮から知立神社(知立市)に下賜された、おすそ分けのようです。
最後はトヨタカラーで締めます。社会人野球(トヨタ自動車)のユニフォームを思い出します。鈴までオシャレだ。
市原稲荷神社のアクセス・駐車場
■ 市原稲荷神社
・住所:愛知県刈谷市司町8-52
・電話:0120-12-0173
・公式サイト:愛知県刈谷市鎮座 市原稲荷神社
・アクセス
- 刈谷市駅(名鉄三河線)から徒歩15分
- 緒川駅(JR武豊線)から徒歩15分
- 逢妻駅(JR東海道本線)から徒歩20分
・駐車場:あり(無料)
サイトに「境内には駐車場を備えておりますので、お車でお越しください」と明記されています。さすがトヨタのお膝元。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
美しい神社でした。そしてココまで書いてきて気づきました。
学生時代、刈谷に6年ほど住んでいたのですが、東浦のイオンから帰る際、市原稲荷神社の鳥居を横目にクルマを運転していたことに。
「司町」から1つ北の信号交差点に、ポツンと赤い鳥居が建っていた記憶があります。突然懐かしくなってきた…!
氷上姉子神社(名古屋市緑区)の御朱印
さて、次に御朱印を頂いたのは、熱田神宮の境外摂社である氷上姉子神社(ひかみあねごじんじゃ)。
元宮など「五社を巡って満願成就!」の五社巡りも楽しんできました。
以下から次のページへお進みください。
氷上姉子神社(熱田神宮境外摂社・名古屋市緑区)で御朱印を授かったので、頂き方(場所など)をまとめました。元宮など"五社巡り"の地図も載せますね。
市原稲荷神社周辺の御朱印スポット
- >>銀座秋葉社(徒歩13分・松秀寺に隣接。万燈祭に合わせて御朱印を頒布)
- >>本刈谷神社(徒歩16分・元刈谷地区の氏神。授与所は第1第3土曜日に開所)
- >>傳宗院(徒歩18分・知多四国8番。「妙法さま」は婦人病にご利益ありと伝わる)
- >>緒川城址(車で6分・水野氏の居城&徳川家康の生母「於大の方」の出生地)
三河エリアの御朱印一覧
愛知県三河エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。