なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
野田八幡宮(愛知県刈谷市)で御朱印を授かりました。
刈谷藩の時代、知立神社や市原稲荷神社とともに領内三社として崇敬を受けた神社です。

市原稲荷神社にお参りした際、このことを知り、ぜひ参拝したいと思ったんです!
野田八幡宮の拝殿
■ 野田八幡宮の御祭神
- 八幡大神(応神天皇)
- 大郎子命(おおいらつこのみこと)
- 物部祖神(もののべのそじん)
一の鳥居。境内南です
一の鳥居から三の鳥居まで、参道が真っすぐ伸びていたのが気持ち良かった。
二の鳥居。赤鳥居でした
参道を歩くだけで、心がスーッと整っていくのが分かったんです。ステキな神社だったなぁ。この記事には、
- 野田八幡宮の御朱印
- 御朱印の頂き方(場所など)
- 境内の様子(見どころ)
といった情報をまとめておきますね。まずは野田八幡宮で授かった御朱印から紹介します。
三の鳥居。ココまでくれば社殿は目の前!
目次(もくじ)
野田八幡宮の御朱印
野田八幡宮で授かった御朱印です。
印影(朱印を押した跡)は以下の3要素でよろしいかと。
- [右上]神紋(巴紋)
- [中央]雨乞い笠踊りの様子
(文字は”野田八幡宮 今留ヶ丘参拝記念 雨乞い笠踊り”) - [右下&左下]野田八幡宮印
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
野田八幡宮の祭典「雨乞い笠踊り」
踊りの様子を収めた貴重なYouTube動画です
■ 雨乞い笠踊り(野田雨乞笠おどり)
- 日程:8月下旬
- 特記事項:刈谷市指定無形民俗文化財
雨乞い笠踊り(野田雨乞笠おどり)は”雨乞い”を今に伝える行事。二人一組の踊り手が雨乞い唄と采配に合わせて太鼓を打ちながら踊ります。
奇しくも僕がお参りしたのはお祭りの前日。ポスターには”かき氷無料”の文字もありましたよ。魅力的!
■ 野田八幡宮のおもなお祭りなど
- 1月1日:歳旦祭
- 1月2日:交通安全祈願祭(個人)・学業成就合格祈願祭・左義長祭
- 1月5日~:交通安全祈願祭(企業団体)
- 1月30日:節分祭
- 2月上旬:厄祓祈願祭
- 3月15日:祈年祭(大祭)
- 3月下旬:算賀年寿奉告祭
- 6月中旬:末社祭
- 7月30日:夏越の大祓祭(茅の輪くぐり・形代流し)
- 8月下旬:雨乞い笠踊り(地区協賛)
- 10月例祭前日:宵宮祭
- 10月第3日曜日:例祭(大祭)
- 11月上中旬:七五三宮祭り
- 11月下旬土曜日:新嘗祭(大祭)・冠婚祭
- 12月31日:除夜祭・大祓祭
引き続き、野田八幡宮での御朱印のもらい方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきますね。
野田八幡宮での御朱印の頂き方を説明するよ
手水舎。神社名が刻まれているのはちょっと珍しい気が
■ 野田八幡宮の御朱印情報
- 受付場所:授与所(拝殿左)
- 御朱印代(初穂料/価格):300円
- 受付時間のめやす:午前中(非常駐かも)
1つずつ補足しますね。
受付場所:授与所(拝殿左)
授与所の様子。御朱印を頂いた際は中央の白い窓が開いていました
野田八幡宮の御朱印は拝殿左の授与所(社務所)でお願いしました。
御朱印帳や御朱印帳袋もありましたよ。ただし、オリジナルデザインかどうかは定かではありません。
■ 御朱印帳と御朱印帳袋の初穂料
- 御朱印帳:1100円
- 御朱印帳袋:1000円
※セットで頂くと2000円とのことです
御朱印の初穂料(金額):300円
御朱印の初穂料(値段)は300円。初穂料の言葉の由来を以下の記事で説明しています。
お参り前に小銭を作っておくと安心かと。コンビニに寄るのもイイですし、近くでお茶するのもアリですね。
CAFE the CORNERのパフェドリンク。お邪魔したのは別日です
参考までに、神社から1kmほど南の”CAFE the CORNER“はおすすめです。国道419号沿い。
受付時間のめやす:午前中(非常駐かも)
拝殿前の個性的な狛犬。ナスのへたを被っているみたいだ(失礼)
受付時間のめやすは午前中。
とはいえ、僕がお参り前のリサーチで、ネット上の情報から総合的に判断したモノなので、参考程度にしていただければと。
【補足】野田史料館の開館日に参拝するのもおすすめ
水野勝成奉納の野田村の古文書(江戸~明治)や刀剣類などが所蔵されています
■ 野田史料館の開館日
- 毎月第1日曜日
- 毎月15日
- 毎月第4土曜日
※すべて午前中(9時~12時)、入場無料
野田史料館の開館日は上にあげたとおり。野田八幡宮の境内にあります。
あくまでも推測ですが、史料館の開館日であれば、野田八幡宮の授与所も開設している可能性が高いかも!?
【参考】僕がお参りした時間など
神社に到着したのは土曜日のお昼12時前。
午前中で授与所が閉まる予感がしたので、拝殿でお参りしたあとスグに授与所に向かい、御朱印をお願いした次第です。
その後はのんびり摂末社にお参り&写真を撮っていたので、参拝所要時間は1時間弱といったところですね。
宿泊施設の広告を挟んだのち、ココまでに載せきれなかった野田八幡社の境内風景をお届けして記事を締めていきます。
広告は、僕が刈谷駅付近で泊まるならココかなという「アクセスイン刈谷」です。口コミ評価と値段のバランスでキミに決めた!
【写真4枚】野田八幡宮の境内風景【フォトギャラリー】
1枚目は野田八幡宮の摂社。ご覧の建物が拝殿右にあり、中に小さな社殿(祠)が並んでおりました。
摂社 | 御祭神など |
---|---|
倉穂姫社 | 弁財天 |
風神社 | 志那津比古神 |
水神社 | 水波売神 |
石余社 | 神倭磐余彦尊 (初代神武天皇) |
御子神社 | 大砥子命 |
続いて石灯篭。心惹かれる雰囲気を醸し出していたのでパシャリ。
神楽殿に…
最後は安産の井。井戸は拝殿の裏にあります。
身ごもった人々はココの水を汲んで五体を清め、安産をお祈りしたとのことです。ステキな神社でした!
■ 野田八幡宮の由緒(歴史)
一の鳥居横には”今留の森”の石が
- 白鳳5年(676年):大市郷今留丘に創建と伝わる
- 昔は今留明神・物部祖神、次いで八波多大神を祀っていた
- 弘仁4年(813年):中原敏久が神田を寄進
- 永正13年(1516年)2月:水野忠政が刈谷城築城を祈願する
亀城公園の桜まつりの様子。以前はココに刈谷城が建っていました
- 天文17年(1548年)&23年(1554年):兵火により社殿荒廃
- →刈谷城主・水野勝成が社殿を造営
- →以後、祈願所として歴代の刈谷藩主に尊崇される(水野・稲垣・三浦・土井)
- 寛政4年(1792年):野田村が福島藩重原領となり板倉氏の総氏神として崇められる
参考:参拝のしおり、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)
野田八幡宮のアクセス・駐車場など
■ 野田八幡宮(のだはちまんぐう)
・住所:愛知県刈谷市野田町東屋敷62
・電話:0566-23-8649
・社格など:旧郷社、五等級
・アクセス:野田新町駅(JR東海道本線)から徒歩11分
JR野田新町駅。想像していたよりずっとキレイな駅だった
・駐車場:あり
境内西にありました
今回のお参りで、刈谷藩の領内三社すべてで御朱印を授かったことになります。どこもステキな神社だった。

以下に残り二社の関連記事へのリンクを載せておきますね。どちらもアクセス良好です
知立神社(野田八幡宮から車で13分)
知立神社で御朱印と御朱印帳を授かったので、頂き方(時間など)や見どころをまとめました。学生時代に洋間をお借りしたことのある思い出深い神社です。
市原稲荷神社(同15分)
市原稲荷神社(愛知県刈谷市)で御朱印と御朱印帳を授かったので、境内の様子とともに記事にまとめました。御朱印帳は木製。サイズ感もかわいいです。
そのほか野田八幡宮周辺の御朱印寺社
三河の御朱印一覧
愛知県三河エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。
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