甲山八幡宮(かぶとやまはちまんぐう)で御朱印を授かったので、記事にまとめました。
この日は岡崎市内の12の神社で15体の御朱印を頂いたのですが、もともとは甲山八幡宮に参拝する予定はありませんでした。
【参考】甲山八幡宮と同じ日に御朱印を授かった神社
甲山八幡宮の鳥居
※神社名をタップするとサイト内の御朱印記事に飛びます(以後も同様です)
ですが、徳王神社にお参りしたときにこの御朱印も授かれることが分かったので(このあたりは後ほどくわしく触れますね)、
- 徳王神社の授与所で甲山八幡宮の御朱印を授かり、
- その足で甲山八幡宮へと向かいお参りをした
こんな流れで神社巡り(御朱印巡り)を楽しんだ次第です。
この記事では、甲山八幡宮の御朱印のもらい方や神社の由緒などを紹介していきますね。
目次(もくじ)
甲山八幡宮(岡崎市)の御朱印
甲山八幡宮の御朱印です。シンプルですが全体的にバランスが整っており、眺めているだけで心が整ってくるようです。
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
なお、墨書き(筆書き)4つは以下の文字。
- [右上]奉拝(謹んで参拝いたしました)
- [右下]岡崎城鬼門守護
- [中央]甲山八幡宮
- [左]参拝日(朔日は”ついたち”と読みます)
そして、2つの朱印(印影)は以下を表しているかと。
- [中央]神社名(甲山八幡宮)
- [左上]神紋(右三つ巴紋)
御朱印は書き置きタイプ
ちなみに、甲山八幡宮の御朱印は書き置き(紙でもらう)タイプでした。ということで、上の書き置き御朱印専用ホルダーにはさんで大切に保管しております。
なお参考までに、僕が甲山八幡宮の御朱印を挟んでいるホルダーのデザインは以下です。可愛くてお気に入り。
甲山八幡宮(岡崎市)の御朱印の頂き方
甲山八幡宮の拝殿です
御朱印の受付場所【徳王神社】
冒頭でも触れたとおり、甲山八幡宮の御朱印を頂けるのは徳王神社(徳王稲荷社金刀比羅社)の授与所。
甲山八幡宮から徳王神社へは歩いて15分、車なら5分程度で到着しますよ。
なお徳王神社の授与所がこちら。初めてでしたがスグに見つけられましたのでご安心を。
同じ場所で”徳王神社”と”稲前神社”の御朱印も
ちなみに、徳王神社では甲山八幡宮の御朱印のほかに、
- 徳王神社(三体)
- 稲前神社
の御朱印も頂いたので、合計で五体(5種類)の御朱印を授かったことになります。
徳王神社と稲前神社の御朱印情報については、それぞれ別の記事にまとめておきますね。
御朱印の初穂料(金額)
甲山八幡宮の手水舎です。繊細さと迫力を併せ持った龍でした
甲山八幡宮の御朱印の初穂料(値段)は400円でした。初穂料という言葉の由来は以下の記事で説明しています。
300円や500円(あるいは600円や1000円)という御朱印が多いなか、400円というのはちょっと珍しいですよね。
御朱印の値段(金額)については以下の記事で特集していますので、よろしければご覧ください。
御朱印の受付時間は?
甲山八幡宮の鳥居。こちらには2つの”左三つ巴”が。御朱印は”右三つ巴紋”だったのに!
そして、御朱印の受付時間(徳王神社の授与所の開設時間)は9時から15時となっていました。
閉まるのが少し早いので、お参りする時間には気を付けたいところですね。
さてさて記事の後半では、御朱印巡りと合わせて楽しみたい(知っておきたい)、甲山八幡宮に関する、
- 由緒(遷座の歴史)
- 御祭神
- ご利益
この3つについて触れていきますね。
甲山八幡宮(岡崎市)の由緒と歴史
甲山八幡宮の由緒(遷座の歴史)をまとめると、こんな感じ。
- 安城城主の松平親忠が城内鎮守として勧請
- 松平清康により岡崎城本丸に遷座(享禄3年)
- 徳川家康により今の場所に遷座(永禄5年)
安城城(安祥城)→岡崎城→現在地(六供町)と遷ってきたわけですね。
ちなみに鬼門とは、何をするにも避けなければならない北東の方角のこと。
名前のとおり鬼が入ってくるとも言われているので、家康はソコを守るために甲山八幡宮を遷座させたのだと思います。
甲山八幡宮(岡崎市)の御祭神
■ 甲山八幡宮の御祭神
- 応神天皇
- 徳川家康
- 大山咋命
- 倉稲魂神
- 伊勢大神
- 菅原道真
そして、甲山八幡宮の御祭神は上にあげた六柱。神様は一柱(ひとはしら)二柱(ふたはしら)…と数えます。
もともと応神天皇を祀っていたのが、さまざまな神社を合祀した結果、今のようなカタチになったと考えられますね。
合祀された神社名 | 時期 | 御祭神 |
---|---|---|
東照宮 | 文化3年 | 徳川家康 |
山王社 | 大山咋命 | |
千日稲荷神社 | 明治43年 | 倉稲魂命 |
鍬神社 | 伊勢大神 | |
亀井天満宮 | 大正7年 | 菅原道真 |
甲山八幡宮のご利益は?
■ 甲山八幡宮のご利益
- 厄除魔除(魔物などの災いを取り除く)
- 立志開運(目標を成し遂げる)
岡崎市公式観光サイトには「厄除魔除・立志開運」の文字がありますので、コレをご利益と捉えるのが良いでしょう。
さらに、甲山八幡宮に祀られているほかの神様に由来して、
- 武運長久(応神天皇)
- 五穀豊穣・商売繁盛(倉稲魂命)
- 学業向上(菅原道真)
このあたりのご利益をお願いするのもよろしいのではないでしょうか。
おまけ:甲山八幡宮(岡崎市)の境内写真をあと3枚紹介するね
おまけとして、ココまでに載せきれなかった甲山八幡宮の境内写真を3枚紹介して、まとめへと移りますね。
まずは英霊殿。左に改築記念の石碑も建っていました。
続いて、拝殿へと登る階段の途中にあった三つ巴紋。こちらは御朱印と同じ「右三つ巴紋」ですね。
最後は甲山八幡宮の社務所。無人でした。建っている看板には徳王神社の文字がありましたよ。
甲山八幡宮(岡崎市)の御朱印情報まとめ
それでは今回のまとめです。
まず、甲山八幡宮の御朱印と由緒(遷座の歴史)については以下のとおり。僕(なごやっくす)のツイートです。
⛩️甲山八幡宮(岡崎市)の御朱印⚔️
⚠️頂いた場所:徳王神社の授与所
・初穂料(金額):400円
・受付時間:9時から15時だったかと【由緒(遷座の歴史)】
1⃣安城城主・松平親忠が城内鎮守として勧請
2⃣松平清康により岡崎城本丸に遷座
3⃣徳川家康により岡崎城の鬼門(北東の方角)にあたる今の場所に遷座 pic.twitter.com/GUgW26xiwq— 御朱印ダッシュ!@なごやっくす (@goshuin_dash) 2019年2月27日
そして、甲山八幡宮の御祭神とご利益はこんな感じでしたね。
【甲山八幡宮(岡崎市)の御祭神】
1⃣応神天皇
2⃣徳川家康公
3⃣大山咋命
4⃣倉稲魂神(宇迦之御魂大神)
5⃣伊勢大神(天照大御神)
6⃣菅原道真公【おもなご利益など(個人的解釈を含みます🙇♂️)】
👹厄除魔除
🌅立志開運(目標達成)
⚔️武運長久
🌾五穀豊穣
💰商売繁盛
📝学業向上(入試合格・試験合格) pic.twitter.com/Y9ajrTUyvW— 御朱印ダッシュ!@なごやっくす (@goshuin_dash) 2019年2月27日
加えてこちらも外せない、甲山八幡宮の基本情報も載せておきます。
■ 甲山八幡宮(かぶとやまはちまんぐう)
・住所:愛知県岡崎市六供町甲越7
・アクセス:東岡崎駅(名鉄名古屋本線)から徒歩20分
・駐車場:あり
上の写真のように境内に広々としたスペースがあり、ソコに停めさせていただけそうです。
車で進入できるスロープも確認できましたよ。
甲山八幡宮のことはよく知らなかったのですが、徳王神社に御朱印があったおかげでこうして参拝することができました。
僕のサイトが御朱印巡りのきっかけになり、ソコからさらに人生が楽しくなった…みたいな人がいらっしゃると嬉しいなぁ。
六所神社(岡崎市明大寺町)の御朱印と御朱印帳
さて甲山八幡宮の次は、東岡崎駅近くの六所神社へ。
苺のショートケーキを彷彿とさせる可愛い御朱印帳も授かりましたよ。
以下から次の記事へとお進みください。
次の記事はこちら【六所神社】
安産や子授けで有名な六所神社(愛知県岡崎市)で御朱印と御朱印帳を授かったので、もらい方(受付場所や時間など)とともに記事にまとめておきます。
そのほか甲山八幡宮周辺の御朱印寺社
菅生神社の御朱印
- 能見神明宮(徒歩13分・例大祭は岡崎三大祭りの一つ)
- 菅生神社(徒歩15分・限定御朱印を求めて全国から参拝客が訪れるそう)
- 岡崎天満宮(徒歩17分・四社の御朱印&御朱印帳を授かりました)
- 龍城神社(徒歩18分・岡崎城本丸に鎮座する神社)
三河エリアの御朱印一覧
愛知県三河エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。