なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
伊賀八幡宮(愛知県岡崎市)で御朱印と御朱印帳を頂きました。
伊賀八幡宮は、徳川家康が大きな合戦の際に必ず戦勝祈願したと伝わるパワースポット。
僕も開運&必勝のご利益を願ってお祈りしてきましたよ。
このページには、
- 伊賀八幡宮の御朱印と御朱印帳
(限定御朱印についても) - 御朱印のもらい方(時間など)
- 境内の様子&見どころ
(ハスや武者的神事など)
といった情報をまとめておきますね。
まずは、伊賀八幡宮で授かった御朱印から紹介します。
菅生神社に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
伊賀八幡宮の御朱印
伊賀八幡宮で授かった御朱印です。ページからはみ出さんばかりの迫力ある墨書きは、以下の3要素(右上のスタンプを含みます)。
- [右上]三河国岡崎市 徳川将軍家累代祈願所
- [中央]東照大権現 伊賀八幡宮
- [左]参拝日
そして、印影(朱印を押した跡)は以下の3要素でよろしいかと。
- [上]徳川三つ葉葵紋(神紋)
- [中央]伊賀八幡宮
- [下]徳川家氏神伊賀八幡宮 参拝記念
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
伊賀八幡宮の拝殿。社殿は江戸初期の建築の代表で、江戸時代の神社配置形式をよく残しているとのことです
東照大権現とは徳川家康の神号。伊賀八幡宮は家康が祈願した場所であり、祀られている場所でもあるという珍しい神社なんです。以下に伊賀八幡宮のご祭神と由緒を載せておきますね。
■ 伊賀八幡宮のご祭神
- 応神天皇
- 仲哀天皇
- 神功皇后
- 東照大権現(徳川家康公)
※現地掲示、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
【要約版】伊賀八幡宮の由緒(歴史)
- 文明2年(1470年):松平四代親忠が氏神として伊賀国(三重県)からこの地(当時は下井田)に移し祀ったのが始まり
- 松平家(徳川家の祖)徳川家代々の祈願所となる&守護神として尊敬を集める
- 天文年間(1532-55):松平広忠により社殿造営
- 慶長16年(1611年):徳川家康により本殿など造営
- 寛永13年(1636年):徳川家光により社殿造営&家康が東照大権現として合祀される
随神門の東照大権現
- 明治5年10月12日:村社に昇格
- 同29年5月:郷社に昇格
- 同40年10月26日:供進指定を受ける
- 大正6年2月1日:県社に昇格
※現地掲示、公式サイト、愛知縣神社名鑑をもとに作成
伊賀八幡宮の限定御朱印
東照宮祭の限定御朱印。伊賀八幡宮の公式Instagramアカウントからの引用です
伊賀八幡宮では、正月・お祭り・神社ゆかりの日などに限定御朱印を頂けるとのこと。上は東照宮祭(春の大祭)の限定御朱印。
こちらも公式アカウントからの引用です
そしてこちらは蓮の花の限定御朱印です。どちらも魅力的。いつかご縁があるといいなぁ。
限定御朱印の情報は、伊賀八幡宮の公式サイトに”不定期&突発的に”掲載されるので(TOPページにお知らせが載るイメージ)、こまめにチェックされてはいかがでしょうか。
蓮(ハス)の限定御朱印を紹介した流れで、伊賀八幡宮のハスの見頃についても触れておきます。
伊賀八幡宮のハスの見ごろは?【時間帯も】
宮司さんのお話によると、伊賀八幡宮のハスの見ごろは例年7月を中心とした50日間程度。
見頃にお参りできた暁にはこんな写真を撮ってみたいなぁというステキな1枚を、Instagramからシェアさせていただきました
また蓮の花を見るには時間帯も重要で、こちらも蓮の名所として知られる、大分・臼杵石仏の公式サイトによると…
- 午前7時~午前10時の3時間
が蓮(ハス)の花の見ごろとのこと。時期は意識していても、時間帯は盲点だった…という人は僕を含めて多いのでは。
ということで、蓮池の美しいハスの花を生で見たい場合は、早朝もしくは遅くとも12時頃までには神社にお参りしたいですね。
蓮池の様子。手前の石鳥居と蓮池にかかる石橋(神橋)は国の重要文化財です
ちなみに、僕がお参りしたとき(2月)の蓮池がこちら。宮司さんも仰っていますが、まさに”泥の池”でした。
【参考】伊賀八幡宮の”国の重要文化財” | ||
---|---|---|
本殿 | 幣殿 | 拝殿 |
透塀 | 御供所 | 随神門 |
石鳥居 | 石橋(神橋) |
※現地掲示、愛知縣神社名鑑をもとに作成
伊賀八幡宮は桜も美しい
補足として、伊賀八幡宮の前を流れる伊賀川の桜並木もキレイだということを、ココに付け加えておきます。
こちらもInstagramで見つけたステキなpicをシェアさせていただきました。こんなセンスある写真を撮れるようになりたいなぁ。
なおpicの奥に見えていたのはこちらの神橋でよろしいかと。鮮やかな朱塗りが青空に映えておりました。
伊賀川が登場する場面(9分38秒~)から動画が始まるようにしてあります。映っている建物は図書館交流プラザ(りぶら)です。
伊賀八幡宮の御朱印帳
伊賀八幡宮では上のオリジナル御朱印帳も授かりました。随神門(昭和8年に国宝指定)の上に北極星が輝くかっこいいデザインです。
初穂料(価格)は1200円。言葉が適切かどうかはともかく、安い(お得な)部類に入るのでは。御朱印帳の相場は以下の記事で特集していますよ。
御朱印帳の金額(価格)の相場についてまとめました。僕がこれまでに授かってきた愛着のある100冊(神社・お寺・市販・通販)をもとにしております。
御朱印帳は小さいサイズ
なお伊賀八幡宮の御朱印帳は小さいサイズでした。御朱印帳の大きさ(サイズ)に関する特集記事もご用意しております。
大きさのイメージが掴めるように、大きいサイズの御朱印帳と並べてみたのが上の写真。大きいほうは岡崎公園の近くに鎮座する菅生神社の御朱印帳です。
伊賀八幡宮での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
伊賀八幡宮の御朱印は、随神門をくぐって左側の授与所(社務所)で頂きました。車のお祓いや必勝祈願などの祈祷神事の受付も同じ場所でしたよ。
なお僕がお参りした際は、上の神門から神様に向かって手を合わせました。境内の掲示によると毎朝6時から8時30分のあいだ、瑞垣内に進んで拝殿からお参りできるようです。
御朱印の初穂料(金額)
伊賀八幡宮の手水舎。ココにも徳川葵紋が
御朱印の初穂料(値段)は300円を納めました。初穂料の言葉の由来は以下の記事で説明しています。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、一の鳥居から南に50mほどの所にコンビニ(ローソン岡崎伊賀町店)がありましたよ。
豆腐のレアチーズケーキとドリップコーヒー(cafeカシータのよこ)
お参り前にお茶しちゃうのもアリですね。上は僕がお邪魔した”cafeカシータのよこ”。こちらは伊賀八幡宮から北へ1kmほど、大樹寺のすぐ近くにあります。
御朱印の受付時間は?
伊賀八幡宮の公式サイトには、祈祷の受付時間に関する以下の記載があります。
受付時間 午前 9:30~午後3:30まで
出典:伊賀八幡宮トップページ
ということで、御朱印もコレに倣って午前9時30分から午後3時30分のあいだにお参りすれば、かなりの確率で授かれるのではないでしょうか。
■ 16時が閉門時間かもしれません
伊賀八幡宮の東門
ちなみに僕は平日の16時前に参拝。お参り前には公式サイトを拝見していなかったのです。
快く御朱印を書いてくださいましたが、その後、ほどなくして神社の方が各所の門を閉めていたので、午後4時が閉門時間なのかもしれません。
遅い時間帯にも関わらず、気持ち良く対応してくださった神社の方に感謝です。改めてお礼申し上げます。
最後に、ココまでに載せきれなかった境内の様子(見どころ)を3枚の画像にまとめたので、ソレを紹介して記事を締めますね。
【画像3枚】伊賀八幡宮の境内風景
1枚目は“さざれ石”。国家・君が代に登場するアレですね。見た目がエモくて好きなんです。
2枚目は社殿西側の風景。目の前の牟久津社をはじめ、以下の四社が祀られています。奥には国の重要文化財・御供所もあります。
- 牟久津社(御祭神:大奈持之命)
伊賀八幡宮守護の大黒様だそうです - 讃岐社(御祭神:大物主之命)
海上安全の神様。金比羅さんとして親しまれているとのこと。名古屋だと金刀比羅社が多い印象があります - 住吉社(御祭神:筒之男三神)
渡航安全の神様。讃岐社とカブるところがありますね - 日宮社(御祭神:日之宮大神)
初めて聞いた神様の名前。調べてみたところ、名古屋市中村区に”日之宮神社”があるようです。今度お参りしてみよう
そして3枚目は社殿東側。目の前の上総社をはじめ以下の三社が祀られているとのことでした。
- 上総社(御祭神:天火鷲之命)
麻に由縁が深いことから、祓いの御神徳があるそうです - 若宮社(御祭神:仁徳天皇)
御祭神・応神天皇の若宮(子供)である仁徳天皇が祀られているのですが…
- 伊勢社(御祭神:天照大御神)
日本国民の総氏神ですね。この日、能見神明宮にもお参りしたかったのですが、時間切れで断念。次回はぜひ
なお伊賀八幡宮では、12月27日に諸末社の祭典が行われるとのこと。神社のお祭りや年中行事を以下にまとめておきますね。
■ 伊賀八幡宮のおもなお祭りなど
- 1月1日:歳旦祭
- 1月大寒の日:武者的神事
- 2月立春の前日:節分厄除祭(豆まき)
- 2月11日:建国祭
- 2月17日:祈年祭
- 旧暦二の午の日:稲荷社祭
教国稲荷社(ご祭神:倉稲魂神)。家業繁栄・事業発展守護とありました
- 4月17日:東照宮祭(春の大祭・徳川家康の命日)
※4月16日に前夜祭あり - 5月5日:子供祭
- 6月30日:夏越の大祓(輪くぐり神事~21時)
- 10月第1日曜日:例大祭本祭
※前日に前夜祭、翌日に終了奉告祭あり
伊賀八幡宮の神馬。家康も”東海一の弓取り”として武名を轟かせたそうです
- 11月23日:新嘗祭
- 12月15日:秋葉社祭
- 12月27日:上総社・末社祭
- 12月31日:年越の大祓
- 毎月1日・15日:月次祭(朝9時~)
※伊賀八幡宮公式サイト、愛知縣神社名鑑をもとに作成
おまけ!武者的神事にも触れておきます。以下の動画(神事の様子)は伊賀八幡宮の公式インスタグラムからの引用です。
ご覧のとおり的に向かって弓矢を放ち、割れた数でその年の天候や農作物(米・麦etc.)などの出来を占う神事とのこと。
江戸時代、武者的神事の結果は早馬にて江戸城まで知らされていたそうですよ。すごい!
伊賀八幡宮のアクセス・駐車場など
■ 伊賀八幡宮(いがはちまんぐう)
・住所:愛知県岡崎市伊賀町東郷中86
・電話:0564-26-2789
・公式サイト:伊賀八幡宮
・アクセス:北岡崎駅(愛知環状鉄道)から徒歩10分
・駐車場:あり
50台収容の参拝者用無料駐車場が用意されていました。ありがたいです。
それにしても、閉門ギリギリの時間(午後4時頃)にお参りしたことに、この記事を書くまで全く気づきませんでした。
神社の方がそれだけ自然体で御朱印を受け付けてくださったということですよね。重ね重ねありがたい
本土神社(岐阜県多治見市)の御朱印と版画
さて、日を改めて、伊賀八幡宮の次に御朱印を頂いたのは本土神社(ほんどじんじゃ)。
JR多治見駅から徒歩10分。多治見金幣社三社巡りの1つです。
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次のページはこちら【本土神社】
本土神社(岐阜県多治見市)で御朱印を拝受したので、御朱印を頂いた場所、初穂料(金額)、時間ともにまとめました。多治見金幣社三社巡りの1つです。
伊賀八幡宮周辺の御朱印寺社
大樹寺の御朱印と山門
- >>能見神明宮(徒歩6分・例大祭は岡崎三大祭りの一つ)
- >>大樹寺(徒歩20分・徳川家康が自害寸前から再起を誓ったお寺)
- >>岡崎天満宮(車で6分・四社の御朱印を頂きました)
- >>徳王神社(車で7分・アートのような美しい御朱印)
三河エリアの御朱印一覧
愛知県三河エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。