なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
僕は大学時代、部活でハンドボールに打ち込んでいました。
そのときの納会の会場が知立神社だったことがあるんです。
それもあって、御朱印巡りを始めてからというもの、ココはぜひとも参拝したい神社の1つでした。
ついに先日お参りできましたので、このページに知立神社の…
- 御朱印と御朱印帳
- 御朱印の頂き方(時間など)
- お祭りなどの見どころ
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは、知立神社で頂いた御朱印からお見せします。
仕事で東京に行った際にお参りした、宮益御嶽神社(渋谷区)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
知立神社の御朱印
知立神社(別名・池鯉鮒大明神)で授かった御朱印です。スッキリしています。墨書きは以下の3要素。
- [右上]奉拝(謹んで参拝いたしました)
- [中央]知立神社
- [左]参拝日
そして印影(朱印を押した跡)は、おそらく正一位知立神社だと思われます。正一位(しょういちい)とは神社の神階の最上位のこと。
神社で頂いた参拝のしおりによると、知立神社には亀山天皇の御代(弘長元年)に正一位の神階が奉られたということです。
知立神社の御朱印帳
知立神社ではオリジナルの御朱印帳も授かりました。水色を基調とした清涼感のあるデザインでかなりのお気に入りです。
- 社殿や太鼓橋(鯉の噴水も)
- 神紋(青海波・せいがいは)
- 花菖蒲(知立神社は花しょうぶ祭りでも有名)
などがあしらわれていますね。
初穂料(値段)は1500円を納めましたよ。
御朱印帳のサイズは?
知立神社の御朱印帳の大きさは小さいサイズ(文庫本サイズ)。
大きいサイズの御朱印帳(岡崎・菅生神社)と並べてみると違いがよく分かります。
引き続き、知立神社での御朱印の授かり方(場所や時間など)を、僕がお参りした当時の状況をもとに説明しますね。
知立神社での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
知立神社の御朱印は拝殿向かって左の社務所で授かりました。僕がお参りしたときは目の前で墨書きをして頂けましたよ。
そして拝殿を正面から。参拝のしおりによると御祭神は以下の四柱(神様は柱で数えます)。
- 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと・山幸彦)
- 鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと・山幸彦の子)
- 玉依比売命(たまよりびめのみこと・鸕鷀草葺不合尊の妻)
- 神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと・神武天皇)
その後、聖徳太子を合わせ祀り、相殿には碧海地方開拓の祖神・青海首命も祀っているとのことです。
御朱印の初穂料(金額)
御朱印の初穂料(値段)は300円。小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、知立駅の改札前や道中にコンビニ(ファミマ)がありましたよ。
もっと言えばご覧のとおり、境内の休憩所横にコカコーラの自動販売機もありました。ただしココで千円札を崩すのは、神様に見られているようで何だか気が引けますね(笑)
御朱印の受付時間は?
知立神社の公式サイトには、祈祷と神社への問い合わせに関する以下の記載があります。
ご祈祷のご案内
毎日午前9時〜午後4時まで、各種ご祈祷ご奉仕いたしております。お問い合わせ
(中略)
受付時間 AM 9:00 〜 PM 5:00
これらをふまえると午前9時から午後5時まで(できれば4時まで)のあいだにお参りすれば、高い確率で御朱印を授かれる(ご縁がある)のではないでしょうか。
知立神社の御朱印に関する情報はココまで。記事の後半では、知立神社の代表的なお祭りを3つ紹介しますね。どれも目を奪われるような美しいお祭りです。
知立神社のお祭り【3つ】
知立祭り(例祭・5月2日3日)
1つ目は知立祭り(例祭)。本祭り(偶数年)で奉納される5台の山車が境内に並ぶ姿は圧巻で、山車の上では文楽やからくり人形が上演されます。
祭りの様子を収めた素敵なYouTube動画を見つけたので、以下にシェアさせていただきますね。
個人的にハイライトだと思う部分から、動画が再生されるようにセットしてあります
動画では一列に並ぶ5台の山車が映し出されたあと、文楽とからくりの上演が始まります。境内には屋台も出店していますよ。
動画を見ていると犬山祭(針綱神社例祭)のことも思い出されます。ちなみに間祭り(奇数年)には5台の花車が繰り出されるようです。
花しょうぶ祭り
続いて2つ目は花しょうぶ祭り。明治神宮から下賜された3万株の花しょうぶが、外苑の花しょうぶ園(知立公園)に咲き誇ります。
例年の見ごろは5月中旬~下旬。まつり期間中には様々な展示やイベントも開かれます。
市原稲荷神社(刈谷市)には、ココ知立神社からおすそ分けされた花菖蒲がありました
■ 花しょうぶ園の奥には土御前社も
花しょうぶ園の奥には摂社・土御前社(つちのごぜんしゃ)の祠もありましたよ。御祭神は吉備武彦命。知立神社創建の際の奉行を務めたと伝えられているそうです。
こちらが土御前社の祠。例祭日(8月20日に近い日曜日)には子供相撲の奉納もあるとのことです。大学時代の友人(知立出身)が以前、
と言っていたのを覚えているのですが、もしかしてココのことだったのかな??
秋葉社祭(秋葉祭り・9月20日前後の日曜日)
3つ目は末社秋葉社の例祭・秋葉社祭(秋葉祭り)。手筒花火の奉納は必見です。こちらも素晴らしいYouTube動画を見つけたのでシェアさせていただきます。
いきなり迫力満点の部分からスタートするようにセットしてあります。陣形が輪になっているのが、また美しいですよね。
そしてこちらが秋葉社。御祭神は火之夜芸速男神(ほのやぎはやおのかみ)です。知立神社の公式ブログによると、江戸時代の宝暦年中に遠州秋葉本宮から勧請されたのが始まりとのことです。
お祭りについてはこんな感じ。最後にココまでに載せきれなかった境内の見どころを3枚の画像にまとめましたので、ソレを紹介して記事を締めますね。
知立神社の境内風景
1枚目からいきなり4つ載せます。それぞれ以下のとおりです。
- 多宝塔[左上]
国の指定重要文化財建造物で、1509年(永正6年)に重原城主・山岡伝兵衛によって再建。廃仏毀釈を乗り越えた神社の仏塔は珍しいそう
- 太鼓橋[右上]
すべて花崗岩で組まれています。橋のかかる”神池”は、鯉が眼病を患った長者の娘の身代わりになった”片目の鯉”の伝説地なんだとか - 養生館[左下]
明治18年に建てられ、陸軍大演習時には明治天皇の休憩所となったそう。鉄の支えからこの建物を残そうとする強い想いが感じられます
- 芭蕉句碑[右下]
芭蕉の句”不断たつ池鯉鮒の宿の木綿市“が刻まれています。池鯉鮒出身の門人・井村祖風によって建てられたとのことです
なお僕がお参りした範囲で芭蕉句碑のあった神社やお寺を、以下の記事にまとめてあります。「不断たつ…」の現代語訳も載せていますよ。
続いて2枚目。知立神社の摂末社などです。
- 親母神社[左上]
御祭神は豊玉媛命(とよたまびめのみこと)。本殿の御祭神・彦火火出見尊の妻ですね - 小山天神社[右上]
御祭神は少名毘古那命(すくなびこなのみこと)。神話のおへそ(神社検定公式テキスト2)によると、大国主神とともに国作りをした神様です - 合祀殿[左下]
天照大神を始めとする十柱が祀られていました(現地の木札より) - 神馬像[右下]
これまでに参拝した神社の中ではなかなかリアルな造りの神馬像。社殿と秋葉社のあいだにあります
最後3枚目。見どころ盛りだくさんの知立神社でございました。
- 儀式殿[左上]
僕は納会のとき、この入口からお邪魔しました。懐かしさが込み上げてきましたね - 手水舎[右上]
キレイに整えられていました。手水舎が美しいとより気持ちよくお参りできる気がします - 日時計[左下]
花しょうぶ園(知立公園)にあります。平成最後の月(2019年4月)にお参りしたので思わずパシャリ - 神楽殿[右下]
境内案内を見るまでコレが神楽殿だとは思いませんでした。かなりコンパクトな建物です
知立神社のアクセス・駐車場
■ 知立神社(ちりゅうじんじゃ)
・住所:愛知県知立市西町神田12
・アクセス:知立駅(名鉄名古屋本線)北改札口から徒歩12分
・社格など
- 延喜式内社
- 三河国二宮
- 東海道三社
・おもなご利益(参考:公式サイト・参拝のしおり)
- 家内安全
- 安産
- 国家安寧
・駐車場:約60台(無料)
正面鳥居の左から進入できます。僕がお参りしているあいだにも、入れ替わり立ち替わり車で参拝する方が見えましたよ。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
以前納会で訪れたときと今回のお参りで、神社の様子はほぼ変わっていないはず。
それなのに僕自身が受け取る情報量は、今回のほうがはるかに多かったです。
御朱印巡りをするようになって、少しずつ情報感度が高まってきたのかな
挙母神社(豊田市挙母町)の御朱印
さて、知立神社の次に御朱印とご縁を頂いたのは、挙母神社(ころもじんじゃ)。
豊田市駅と豊田スタジアムの中間あたりに鎮座し、豪華絢爛な山車が見ものの「挙母まつり」でも有名な神社です。
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挙母神社で御朱印を授かったので、もらい方(時間など)や神社の見どころと共に記事にまとめました。安産祈願・初宮詣り・七五三などで人気の神社です。
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愛知県三河エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。