足助八幡宮(愛知県豊田市)で御朱印を授かりました。足の神様として有名。紅葉の名所・香嵐渓の入口に鎮座する神社です。
足助八幡宮鳥居
- 御祭神:品陀和気命(応神天皇)、帯中日子命(仲哀天皇)、息長帯比賣命(神宮皇后)
- ご利益:足の神様、旅行安全、交通安全など
- 社格など:六等級、旧郷社
お参りしたのは、奇しくも足助秋祭りの前日。試し打ちでしょうか、火縄銃の音が鳴り響く中での参拝となりました。
パーン!と発砲されるたび、僕の体がビクッと反応していたのはココだけの話です(笑)
この記事には、
- 足助八幡宮の御朱印
- 御朱印の頂き方(時間など)
- 境内の様子や見どころ
といった情報をまとめておきますね。まずは足助八幡宮で授かった御朱印から紹介します。
目次(もくじ)
足助八幡宮で頂いた御朱印【3種類】
1.通常御朱印
知立神社(知立市・三河国二宮)の御朱印帳に記帳していただきました
足助八幡宮の通常御朱印です。シンプルで美しい。神紋(三つ巴紋)が良いアクセントになっています。
神馬にも光り輝く社紋が。そういえば、香嵐渓を流れる川の名前が「巴川」でしたよね。足助八幡宮と関係しているのかな?
※御朱印の見方の基本を、以下の記事で図入りで解説しています御朱印の見方(=何が書いてあるのか)について、神社とお寺それぞれの具体例をあげながらまとめました。御朱印初心者の方の参考になれば幸いです。
2.限定御朱印
授与所に「10月限定御朱印」と掲示されていました
続いて限定御朱印。かっこいい!描かれているのは、足助祭り(=足助八幡宮例祭)で曳き出される山車だと思われます。
真ん中の再生ボタンをタップすると、動画が再生されます
足助祭りの様子を収めた、素敵なYouTube動画をシェアします。大学の卒業研究として撮影されたようです。スゴい。
なお足助祭りの日程は、10月の第2土曜日・日曜日です
限定御朱印は書き置きタイプ
足助八幡宮の限定御朱印は、書き置きタイプ(紙でもらうタイプ)でした。ということで、上の専用ホルダーに挟んで大切に保管しております。
ハサミやのりを使わないので、御朱印も手も汚さずにキレイに挟めます。詳しくは以下の記事をどうぞ
書き置き御朱印の保管に「書き置き御朱印専用ホルダー」が便利だったので紹介します。貼るのが簡単で、サイズの心配がないのも嬉しいメリットです。
通販サイト(楽天・Amazon・ヤフー)へのリンクも以下に載せておきますね。最近は人気なのか売り切れていることも多いです。僕も早めに次を購入しておかないと!
3.足助神社の御朱印
足助八幡宮には足助神社が隣接しており、足助神社の御朱印も足助八幡宮の授与所で頂くことができます。
足助神社の鳥居と拝殿
足助神社の御祭神は足助次郎重範公。元弘の変で3000人の兵を率い、総大将として後醍醐天皇を護衛した弓の名手です。お参りしたときの様子は以下からどうぞ。
足助神社(愛知県豊田市)の御朱印を授かったので、頂き方(時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。足の神様・足助八幡宮に隣接しています。
足助八幡宮での御朱印の頂き方
拝殿脇の巨大わらじ
御朱印の受付場所
足助八幡宮の御朱印は、拝殿左の授与所で頂きました。分かりやすい場所にあり、方向音痴の僕には大助かり!
お守り(足守など)・神札・絵馬・おみくじもありましたし、自動車祓いや初宮詣などの祈祷も、ココが受付場所となっていました
足助八幡宮の拝殿
なお、記事冒頭の三柱(品陀和気命・帯中日子命・息長帯比売命)が本来の御祭神。合祀によって、以下の五柱を合祭しているとのことです。
- 瀬織津比咩命(せおりつひめのみこと)
- 菊理媛命(くくりひめのみこと)
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
- 応神天皇(おうじんてんのう)
- 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
※参拝のしおりをもとに作成
御朱印の初穂料(金額)
初穂料(値段)はすべて一体300円でした。初穂料の言葉の由来を以下の記事で説明しています。
御朱印巡りを始めてすぐの時期に気になりがちな言葉の1つ「初穂料」の意味を説明しています。言葉の由来や語源についても簡単にまとめていますよ。
このタイミングで、香嵐渓で食べた美味しい五平餅をご紹介。1本150円(税込)とお値打ちでしたよ。宮町駐車場から待月橋(赤い橋)へ行く途中の「みちくさ」というお店です。
御朱印の受付時間は?
足助八幡宮の手水舎。龍と蛙(カエル)がいますね
授与所の受付時間は午前10時から午後3時までとの掲示がありました(祈祷受付は2時半まで)。御朱印を授かりたい場合は、この時間内にお参りするのが良さそうです。
鳥居脇の狛犬
神社に着いたのは、平日昼の14時半過ぎ。足助八幡宮と足助神社、それぞれにお参りしたのち授与所に向かい、三体の御朱印を授かった次第です。
その後も、参拝のしおり(初穂料20円)を片手に境内散策を楽しんだので、参拝所要時間は合計で約50分といったところですね。
とはいえ、僕は相当な”のんびり派”。境内もそれほど広くないので、30分ほどで全て見て回れる方も多いのでは
宿泊施設の広告を挟んだのち、ココまでに載せきれなかった足助八幡宮の境内風景(フォトギャラリー)をお届けします。
広告は、僕が地方から香嵐渓に観光するならココに泊まるなぁという豊田市駅前の「ホテルトヨタキャッスル」。立地・料金・口コミ評価のバランスが決め手ですね。
足助八幡宮の境内風景
- 必見の見どころ(写真3枚)
- 境内社(3枚)
- その他の境内風景(3枚)
この3部作でいきますね。まずは、必見の見どころから!
1.必見の見どころ:御足宮&本殿【3枚】
1枚目は御足宮。草鞋(わらじ)の上に足神様がいらっしゃいます。
足助は、かつて信州への中継地として栄えていた宿場町。旅人はココで足を休め、旅の安全を祈願したそうです。
僕はハンドボールをしていて、膝を2回手術した経験があるんです。膝の健康をお祈りしてきました
足型の絵馬も掛けられていました。白山宮(日進市)の足王社を思い出すなぁ。みんなの足も健康になりますように!
3枚目は本殿です。文正元年(1466年)11月の再建。室町時代の特色をよく示しており、国の重要文化財に指定されています。
ちなみに、神社の創建はさらに昔の天武天皇白鳳2年(673年)とのこと。以下に簡単な由緒をまとめておきますね。
足助八幡宮の鳥居扁額
- 天武天皇白鳳2年(673年)2月11日創建と伝わる
- 仁和4年(888年):敦仁親王が病気平癒を祈願&流鏑馬を奉納
- 建久6年(1195年):源頼朝が参拝し、現在の神領を寄進
- 承元元年(1207年):源頼重がはじめて放生会を行なう
- 宝永8年(1711年):領主本多淡路守が領地を寄進
- 昭和35年(1960年):足助八幡神社から足助八幡宮と改称
※参拝のしおり、はさみ紙、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
2.境内社:琴平社など7社【3枚】
続いて境内社。1枚目は琴平社です。お寺のお堂のようにも見えますね。
2枚目。左から塩釜社・秋葉社・足助天満宮(天満社)です。天満宮の社殿には”学業成就”の文字がありましたよ。
神社からの帰り道、足助高校の生徒だと思われる、制服姿の学生をたくさん見ました。著名な卒業生には、ショートトラック(スピードスケート)の寺尾悟さんがいますね
3枚目。左から稲荷社・御鍬社・津島社です。稲荷社の小さな鳥居&狛狐が可愛かった! 引き続き、その他の境内風景をお届けします。
3.足助八幡宮のその他の境内風景【3枚】
1枚目は蕃塀(ばんぺい)。足助八幡宮&足助神社への案内看板と化しておりました。
続いて鐘楼。明治初年まで、境内に神宮寺があった名残です。
明治維新の神仏分離に際し、鐘は来迎寺(三重県松阪市)に売られ、今では三重県の有形文化財に指定されているそうですよ。
3枚目は足助八幡宮の大杉。樹齢500年以上と推定され、スギとしては足助地区で4番目の幹周を誇る巨樹なんだとか。
見ているだけで背筋がスッと伸び、エネルギーがチャージされる感覚を覚えました。個人的パワースポットに認定!
旅行関連の広告を再度挟んだのち、足助八幡宮の基本情報(アクセス・駐車場など)を紹介して記事を締めます。
広告はクラブツーリズム。御朱印関連はもちろん、香嵐渓の紅葉も魅力的です。バスツアーなら、渋滞のストレスもグッと軽減されますので!
足助八幡宮のアクセス・駐車場など
・住所:愛知県豊田市足助町宮ノ後12
・電話:0565-62-0516
・アクセス:香嵐渓バス停(名鉄バス/とよたおいでんバス)から徒歩1分
・駐車場:香嵐渓駐車場(有料)を利用
上の写真は足助八幡宮向かいの宮町駐車場。駐車料金は1回500円(11月は1000円)です。
祭りの準備などでお忙しいところ、丁寧に記帳していただけて大変嬉しかったです。またお参りしよう。
香積寺(香嵐渓内)の御朱印と山門から見えるモミジ
香嵐渓周辺ではほかに、足助神社を含む3つの寺社&お城で御朱印を頂きました。下の寺社史跡名をタップすると、関連記事に飛べますよ。
三河エリアの御朱印一覧
愛知県三河エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。