八事神社(名古屋市天白区)にお参りしてきました。もとは八幡社。壱之御前社と高峯神社を合祀して今に至るとのことです。
【八事神社の御祭神】
■ 本殿
- 應神天皇(八幡社)
- 大伴建日命(壱之御前社)
- 高峯大明神(高峯神社)
- [配祀]武速須佐之男命(津島神社)
■ 末社
- 山神社(大山祇命)
- 富士社(木花咲耶姫命)
- 白山社(菊理姫命)
※現地石碑”八事神社御由緒”をもとに作成
八事塩竈神社で御朱印を授かったあと、近くの八事御嶽神社と一緒にお参りしたんです。
この記事には、八事神社の由緒や境内の様子をまとめておきますね。
目次(もくじ)
八事神社の境内の様子【由緒も】
階段をのぼったところにいきなり拝殿が。本殿や幣殿と比べてかなり新しそう。由緒は以下のとおりです。
【要約版】八事神社の由緒(歴史)
- 創建は明らかでないが、室町時代には既に村民の崇敬が篤かった
- 明治43年4月22日:現地の八幡社に壱之御前社と高峯神社を合祀し、八事神社に改称
- さらに山神社・富士社・白山社を境内に遷し祀る
- 大正13年:祝詞殿を建設
- 昭和10年:愛知縣招魂社(現愛知県護国神社)の拝殿を移築
※現地由緒石碑、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
う~ん、昭和10年に移築された拝殿を見てみたかったですね。愛知県護国神社にお参りしたときの記事は以下からどうぞ。
ココからお参り。
そして拝殿の左に広大なスペースが。1つずつ近くで見ていきましょう。
立派な社務所。今も崇敬を集めていることが窺えます。
御神札やお守り、おみくじなどもあるようです。お正月に開かれるのかな。おもなお祭りなどを以下にまとめておきますね。
【参考】八事神社のおもなお祭りなど
- 1月1日:歳旦祭
- 2月17日:祈年祭
- 7月中旬:天王祭
- 10月中旬:例祭
- 11月23日:新嘗祭
※現地石碑をもとに作成
音聞山勝地の石碑と歌碑。大西賢治様邸宅から移転したとあります。はるな愛さんと一文字違い。
音聞山は尾張名所図会にもその名前が見られます。明治・大正天皇の御野立所になったことから、御幸山と呼ばれるようになったようです。
境内には秋葉神社も。
おっと、手水舎がこんなところに。遅ればせながら心身を清めます。
力石がある!西暦1650年頃のモノと推定され、重さは36貫600匁(137.25kg)とのこと。
僕がお参りした神社で力石があったトコロを以下に挙げておきますね。
■ 力石(ちからいし)があった神社
日置神社(名古屋市中区)の力石。2つ並んでいました
※神社の名前をタップすると、サイト内の関連記事に飛びます
紹介する写真はあと2枚。こちらの狛犬と…
扁額です。参拝所要時間は10分ほどですね。イイお参りができました!
八事神社のアクセスなど
■ 八事神社(やごとじんじゃ)
・住所:愛知県名古屋市天白区御幸山1339
・社格など:十等級、旧村社
・アクセス:塩釜口駅(地下鉄鶴舞線)3番出口から徒歩9分
・駐車場:あり
境内南西から進入できます。
八事塩竈神社は名古屋全域から安産祈願に来る人が多く、この八事神社は地元の方の参拝がメインといった印象ですね。
八事塩竈神社で授かった御朱印がこちら。
閉門時間(15時)を過ぎると、お参りもできなくなるのでお早めに。以下にもう一度、関連記事へのリンクを載せておきますね。
【参考】そのほか八事神社の近くで御朱印を頂けた神社仏閣
- 五社宮(徒歩17分・三体の御朱印を授かりました。大黒様がヤバい)
- 八事山興正寺(徒歩20分・平成大仏など6種類の御朱印を頂きました)
- 針名神社(地下鉄で3駅・子供と一緒にお参りしたくなる延喜式内社)
- 丸山神明社(車で17分・池下駅から徒歩7分。境内の雰囲気が良かった)
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