天地社(愛知県日進市赤池町)にお参りしました。住所は赤池ですが、最寄り駅は平針駅。1番出口(バスターミナル)から徒歩8分で着きます。
天地社の正面鳥居
- 御祭神:國常立命、伊弉諾命、伊弉册命、須佐之男命
- 社格など:十等級、旧指定村社
- 例祭日:10月10日ごろ
※餅投げも行われるようです
天地社という名前が珍しい&かっこいいですよね。現地の石碑によると「天神地祇(=すべての神々)を短くしたもの」と推測されているそうです。
手水舎で心身を清めて拝殿へと向かいます
この記事には、天地社の境内風景を簡単にまとめておきますね。「社殿・旧本殿・境内社・その他」の4部作で参ります!
目次(もくじ)
天地社(日進市)の境内風景【フォトギャラリー】
1.社殿:陶製の狛犬にも注目【3枚】
こちらの拝殿でお参り。スッキリした雰囲気で気持ち良かった。平成6年(1994年)造営とありました。
本殿もイイ感じ。なお、境内の看板を見るに、天地社は白山宮(日進市本郷町)の兼務社のようです。
そして、目を引いたのが狛犬。陶製に見えます。瀬戸窯で焼かれたのかな?
ちなみに、愛知県陶磁美術館(瀬戸市)に「陶磁のこま犬百面相」という常設展があるようです。行ってみたい…
引き続き、旧本殿(日進市指定文化財)の紹介に移ります。
2.旧本殿:日進市指定文化財【3枚】
旧本殿前に到着。平成元年(1989年)、本殿の新築に伴って、境内南東に移されたとのことです。鳥居も設置されているのがステキ。
旧本殿を近くから。元禄2年(1689年)建立で、日進市最古の建造物として市の文化財に指定されています。
旧本殿脇にも狛犬が。ただし、当時の狛犬(木製)は、岩崎城歴史記念館で保管されているとのことでした。
神社の簡単な由緒を挟んで、境内社の紹介へと移ります!
- 創建は明らかでない
- “明応7年(1498年)”と記された木札があり、創祀はこれより古いと推測される
- 明治40年(1907年)1月:境内社・山之神社を、丸根(現赤池3,4丁目あたり)より合併
- 平成6年(1994年):現社殿造営
※現地由緒石碑、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
3.境内社:天王社など4社が並ぶ【2枚】
境内社は4社並んでおりました。左から浅間社・山之神社・天王社・御鍬社です。御祭神は以下のとおり。
社名 | 御祭神 | ご利益など |
---|---|---|
御鍬社 | 国常毘女尊 | 五穀の神・農耕の神 |
天王社 | 素戔嗚尊 | 黄泉の国を治める神・疫病除けの守護神 |
山之神社 | 大山祇命 | 山や海の守護神・開墾の神 |
浅間社 | 木之花咲夜毘女尊 | 母子の神 |
境内社脇の狛犬も陶製に見えます。ツヤ肌で美しい。
最後にココまでに載せきれなかった、天地社のその他の境内風景をお届けしますね。
4.天地社のその他の境内風景【4枚】
まずは神馬。神紋は桐紋(五三桐)のようでした。
神楽殿でしょうか、趣のある建物。
社務所です。傘立てに置かれた新品同様のビニール傘から、神社の方の細やかな心配りを感じます。
最後は拝殿脇の木。長年の風雨に耐えてきたことを窺わせるカタチです。
とはいえ、社殿の建て替えが円滑に進むよう、左側の枝をバッサリ切っただけかもしれませんが(笑)
参拝所要時間はのんびり過ごして30分弱といったところですね。イイお参りができました!
天地社(日進市)のアクセス・駐車場など
旧本殿を、そのまま境内に残しているのが素晴らしい&ありがたいです。近くに来たらまたお参りしよう。
針名神社(名古屋市天白区)で授かった御朱印
天地社の近くで御朱印を頂けたのは針名神社(はりなじんじゃ)。平針駅から徒歩15分の延喜式内社です。お参りしたときの様子は以下からどうぞ。
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