児ノ口社本殿00

豊田市駅から歩いて8分の児ノ口社(ちごのくちしゃ)にお参りしてきました。児ノ口公園の西端にあります。

児ノ口社の鳥居

児ノ口社にお参りすることになったキッカケは、若宮八幡社(豊田市駅から徒歩3分)の境内で以下の掲示を見つけたから。

若宮八幡社内の巴神様を参拝された後 児ノ口境内に祭られている弁財天を参拝されますと良縁が叶うと昔からの言い伝えが御座います。

これは行くしかないだろうということで、弁財天にもしっかりとお参りしてきましたよ。この記事には児ノ口社に関する、

  • 由緒と御祭神
  • 境内社(弁財天など)
  • 見どころ(境内の様子)

といった情報をまとめておきますね。まずは由緒と御祭神から見ていきましょう。


児ノ口社の由緒【古事記に登場する落別王が御祭神】

児ノ口社本殿01

児ノ口社の御祭神は落別王(おちわけのみこ)。境内に掲示されていた祭神と由緒を以下に記載(引用)しますね。

祭神
落別王

由緒
創建は明らかでないが、古くは前方後円墳の形があった。古墳上に祀る。「古事記」に垂仁天皇の御子許呂母の落別王とあり、虫歯で病む人炒り豆を供え祈願する。速やかに治るという参詣者多い。明治九年三月十五日、据置公許となる。

由緒から察するに、昔はこのあたりに落別王のお墓(前方後円墳)があったということでしょうか。

衣之君落別王命陵

ちなみにお参りしたときは上の石碑が立っていましたよ。石碑に刻まれた文字は「衣之君落別王命陵」です。

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【整理します】落別王(おちわけのみこ)とは

現代語古事記

落別王について簡単にまとめておきましょう。

  • 児ノ口社境内の由緒書き
  • 古事記の原文
  • 書籍「現代語古事記」(上の写真)

この3つをもとに整理すると…

■ 落別王について

  • 第11代垂仁天皇の御子(子供)
  • 三川之衣君之祖(豊田市挙母町付近の祖)

こんな感じで覚えておくのがよろしいかと。ちなみに現代語古事記、読みごたえがあってかなり面白いです。楽天やAmazonでの口コミ評価が高いのも納得ですね。

続いて、児ノ口社の境内社(摂末社)を紹介します。

児ノ口社の境内社(三社)を紹介するよ

津島神社と秋葉神社(児ノ口社境内)

児ノ口社の境内社は三社。そのうちの2つ、津島神社秋葉神社は上のように祠が並んでいました。左が津島神社で右が秋葉神社です。本殿右にありましたよ。

弁財天(児ノ口社境内)

そしてもう1つが弁財天。本殿の左手前にあります。冒頭で紹介した言い伝え(若宮八幡社の巴神にお参りしたあと、児ノ口社の弁財天にお参りすると良縁が叶う)の後者にあたりますね。

ぼく(なごやっくす)
良いご縁があるといいなぁ。若宮八幡社にお参りしたときの様子は以下の記事にまとめていますよ

ココまでに載せきれなかった見どころを3つ紹介して記事を締めますね。

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児ノ口社の見どころ3つをお届けっ

1. 拝殿:神楽殿の役割を兼ねている?

児ノ口社の拝殿・狛犬・本殿

1つ目は拝殿。写真中央の大きな建物がソレです(その奥に小さく見える祠が本殿)。ちょっと変わった様式ですよね。

このあたりの地域はこのスタイルの神社が多いんです。先ほど名前を出した若宮八幡社もそうでしたし…

※神社の名前をタップするとサイト内の関連記事に飛びます

上の3つの神社も似たような様式になっていました。

挙母神社の拝殿

ちなみに上は挙母神社の拝殿。神社で頂いた由緒書きに「例祭のとき、拝殿で神楽や祈祷が行われる」という記載があったので、神楽殿の役割を兼ねているのかもしれませんね。

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2. 手水舎:蛇口をひねると水が出てくる

児ノ口社の手水舎

続いて2つ目は手水舎。水は張られていないのですが、蛇口をひねると勢いよく水が出てきました。珍しかったので見どころに加えた次第です。

ぼく(なごやっくす)
若宮八幡社も同様だったんですけどね

3. 児ノ口公園:土木学会の最優秀賞受賞

児ノ口公園01

最後3つ目は、神社と隣接(一体化)している児ノ口公園。公園掲示の矢作新報(2005年2月18日号)などによると、もともとはプールや野球場があった運動公園だったものが…

  • 1991年に豊田市がヨーロッパ近自然河川工法調査団を派遣
  • 1996年3月、約8000本の自然木のポット苗を植える
  • その後、木が成長し「小さな森」に。地下排水路になっていた小川も昔のままの自然の姿で地上に再生

こんな流れで「近自然公園」へと大改造され、2004年度の社団法人土木学会景観・デザイン賞の最優秀賞作品に選ばれたんだとか。

児ノ口公園03

現地での感想としては、昔プールや野球場があったとは想像もつかないほど、普通にキレイな池や森のある公園って感じでしたね。

若葉が萌える季節だったこともあり、歩いていてとても気持ちよかったです。

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さいごに:児ノ口社の基本情報など

■ 児ノ口社(児ノ口神社・児口神社)

・住所:愛知県豊田市久保町3-27-15
・アクセス:豊田市駅(名鉄)東口から徒歩8分

・公式サイト:見当たらず
・例祭日:4月13日
・旧社格:無格社
・駐車場:市営児ノ口駐車場(30分150円)


日本最古の歴史書である古事記に、挙母町(三川之衣)が登場するとは思わなかったのでビックリしましたね。

ぼく(なごやっくす)
そしてそんな由緒ある名前を変えられる、トヨタ自動車の偉大さも改めて実感する今回の参拝となりました(1959年に挙母市から豊田市に名称変更)

そうそう、念のため補足しておくと、挙母町という地名は今でも残っていますよ。挙母神社の”挙母まつり”も有名ですしね。

毘森神社(愛知県豊田市)の拝殿

このあとは日を改めて、途中でも名前の出てきた毘森神社(ひもりじんじゃ)にお参りしましたよ。豊田市駅を挟んで反対側にある神社です。

【参考】児ノ口社の近くで御朱印を頂けた神社仏閣

挙母神社の御朱印03

  • 挙母神社(徒歩7分・挙母まつりで山車が練り歩く様は圧巻)
  • 満福寺(車で20分・ギネス認定の大提灯まつりが見もの)
    ※隣接の三好稲荷閣でも御朱印を頂きました
  • 岩津天満宮(車で25分・黒基調の御朱印帳がかっこいい)

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