この日は豊田スタジアムで友達とJリーグ観戦をしたのち、豊田市駅で解散。その足で駅からほど近い若宮八幡社にお参りしました。

若宮八幡社(豊田市駅すぐ)00

このあたりの地域特有の拝殿の様式だったり、巨大な楠があったりと、コンパクトな境内ながらも楽しいお参りができましたよ。ということでこの記事に、

  • 若宮八幡社の由緒
  • 若宮八幡社の御祭神(四柱)
  • 若宮八幡社の境内社(二社)
  • そのほか境内の見どころ

といった情報をまとめておきますね。

ぼく(なごやっくす)
2分くらいで読めちゃいます。まずは由緒から一緒に見ていきましょう


若宮八幡社の由緒:一般的な史実とは異なる記載も?

若宮八幡社(豊田市駅)の鳥居

まずは若宮八幡社の由緒から。境内にあった由緒書きから一部を引用しますね。

由緒
社殿に天弘三年(一三三三)楠正成千早城落城後しばらく許呂母の里に隠れ南朝の功臣と策応して再挙をはかる楠正成が武運祈願のため建立したと言う

さらっと3点ほど補足訂正&推測してみると…

  • 天弘という元号はない→おそらく元弘(1331~1333年)
  • 楠正成→楠木正成(くすのきまさしげ)
  • 許呂母→挙母のこと(挙母まつりの”ころも”)

このあたりはおそらく上にあげた感じで間違いなさそう。ただし、個人的に少し引っかかったのは「千早城落城」の部分ですね。

楠木正成の肖像画

楠木正成の肖像画です

というのも、1333年にあった「千早城の戦い」では楠木正成(楠木軍)は勝利を収めており、落城していないはずなんです。

とはいえ、僕も歴史に詳しいわけではありませんので、これ以上は踏みこみません。

ぼく(なごやっくす)
神社に上の由緒書きがあったということ。そして一般的な史実はソレとは少し異なるかも、という2点だけお伝えしておきます

■ 名古屋には楠木正成を祀る”湊川神社”も

楠木正成公像(湊川神社・赤塚神明社境内末社)

ちなみに赤塚神明社(名古屋市東区)の末社には、楠木正成を祀る湊川神社がありました。正成の御墓所である神戸市の湊川神社よりも”5年早く”創建された神社です。

ぼく(なごやっくす)
赤塚神明社で頂いた由緒書きによると、尾張藩の藩士数名が国枝松宇の賛助を得て創建したんだそうです

赤塚神明社にお参りしたときの様子は以下の記事にまとめてありますよ。

⇒[関連記事]赤塚神明社(名古屋)で御朱印を頂いたよ~豊臣秀吉ゆかりの出世天満宮も

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若宮八幡社の御祭神:天照大神など四柱

若宮八幡社(豊田市駅すぐ)の神門

■ 若宮八幡社の御祭神

  • 天照大神
  • 神功皇后
  • 応神天皇
  • 竹内宿祢

参考:境内の由緒書き

若宮八幡社の御祭神は上の四柱。で、全国各地にある”若宮八幡社”は大まかに以下の2つに分類されるそうです。

  1. 八幡神(応神天皇)の若宮である仁徳天皇を祀る神社
  2. 八幡宮本宮から迎えた新宮

今回の記事で取り上げている若宮八幡社は応神天皇を祀っているので「2」に該当しそうですね。

ぼく(なごやっくす)
ちなみに応神天皇と仁徳天皇の両方が御祭神のケースもあります。愛知県だと名古屋市中区の若宮八幡社が有名

若宮八幡社の御朱印

名古屋の若宮八幡社で御朱印を授かったときの様子は以下の記事にまとめてあります。神御衣神社の御朱印も頂きました。

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若宮八幡社の境内社:津島神社と巴神大明神

若宮八幡社の境内には、本殿以外に2つの境内社(祠・ほこら)があったので簡単に紹介しますね。

津島神社(豊田市駅近く若宮八幡社境内)

1つ目は津島神社。由緒などの目ぼしい情報は見当たりませんでしたが、津島神社ということで建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を祀っていると思われます。

巴神大明神(豊田市駅近く若宮八幡社境内)

そしてもう1つは、津島神社の隣にあった上の祠。祠の左に巴神大明神の文字が見えます。詳細は不明でしたが、ありがたく手を合わせました。

ぼく(なごやっくす)
最後に境内の見どころを3つ紹介して記事を締めますね
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【画像3枚】若宮八幡社の見どころを紹介するよ

若宮八幡社(豊田市駅すぐ)の拝殿

1つ目は拝殿。冒頭で触れたとおり、このあたりの地域の神社は拝殿の様式が何やら変わっているんです。

同じ日にお参りした挙母神社も似たような拝殿のスタイルでした。挙母神社で頂いたリーフレットには以下の記載がありましたよ。

例祭のとき、(中略)拝殿で厳粛な神楽、祈祷が行われ、また、美しい巫女舞が舞われます。

そういえば挙母神社にも若宮八幡社にも神楽殿がなかったんですよね。ですので、拝殿が神楽殿の役割を兼ねているのかもしれません。

ぼく(なごやっくす)
ちなみに、豊田市駅の西にある毘森神社小坂神明社も同じ様式でした。神社名をタップするとサイト内のお参り記事に飛びますよ

若宮八幡社(豊田市駅すぐ)の楠(市指定天然記念物)

2つ目は巨大な楠。現地の立て札によると樹齢約700年と推定される市内屈指の大樹だそうです。本当に大きかった!市の天然記念物にも指定されています。

若宮八幡社(豊田市駅すぐ)の手水舎

3つ目は手水舎。ご覧のとおり水は張られていないのですが、蛇口をひねると勢いよく水が出てきたんです。個人的に少し珍しかったので、見どころに加えさせてもらいました(笑)

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さいごに:若宮八幡社の基本情報など

■ 若宮八幡社(わかみやはちまんしゃ)

・住所:愛知県豊田市若宮町2-17
・アクセス:豊田市駅(名鉄)から徒歩3分

・例祭日:8月24日
・公式サイト:見当たらず
・駐車場:なし
※近隣にコインパーキング多数あり。駐車料金の相場は20分100円程度かと


小さな神社でしたが、境内に由緒があったのはありがたかったですね。

ぼく(なごやっくす)
一般的な史実とは異なる部分もありましたが、伝説が残っているだけでも素晴らしいことだと思います

…で、先ほど境内社に「巴神大明神」がありましたよね。実は祠にラミネート加工された紙が掛けてあったんです。以下に一部を引用します。

若宮八幡社内の巴神様を参拝された後 児ノ口境内に祭られている弁財天を参拝されますと良縁が叶うと昔からの言い伝えが御座います。

弁財天(児ノ口社境内)

児ノ口社の弁財天です

ということで、歩いて6分ほどの所にある児ノ口社にもお参りしてきましたよ。神社の様子をまとめた記事へのリンクを載せておきますね。

【参考】若宮八幡社の近くで御朱印を頂けた神社仏閣

挙母神社の御朱印

  • 挙母神社(徒歩11分・紙吹雪の中を山車が練り歩く挙母まつりが見もの)
  • 三好稲荷閣(車で20分・ギネス認定の大提灯まつりで有名)
  • 岩津天満宮(車で25分・黒基調の御朱印帳がかっこいい)

※神社やお寺の名前をタップするとサイト内の御朱印記事に飛びます