東宿明神社(名古屋市中村区)にお参りしました。中村公園で御朱印巡りをしたのち、付近を散策しているときに見つけたんです。
こちらが鳥居。後ろに見えている社殿が、遠目に見ても格好良かった。吸い寄せられるように、神社へと歩(ほ)を進めていました…。
このアングルもイイ感じ。車止め&蕃塀(ばんぺい)によって、神様がしっかりと守られているのが分かります。この記事には、
- 東宿明神社の境内の様子
- 御祭神&ご利益&由緒
- 基本情報(アクセスなど)
といった情報をまとめておきますね。
東宿明神社の御祭神とご利益
舞殿形式の拝殿。一段高いところに建っているのがカッコイイ
■ 東宿明神社の御祭神とご利益
- 御祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)
- ご利益:厄除開運・立身出世・必勝祈願など
東宿明神社の御祭神は日本武尊(ヤマトタケル)。
鎌倉時代の貞応年間(1222-23)ごろ、地域の産土神として熱田神宮摂社から奉斎したようです。
東宿明神社の由緒【鎌倉街道の宿場として栄える】
拝殿を横から。奥の一段高い所に幣殿が見えます
■ 東宿明神社の由緒(歴史)
- 貞応年間(1222-23)ごろ、熱田神宮摂社日本武尊を鎮守産土神として奉斎
- 当時この地は“萱津の東宿“と言われ、鎌倉街道(小栗街道)の宿場として栄えていた
- 仁治3年(1242年)ごろ成立の紀行文「東関紀行」に、宿場の賑わいを示す一節も
- 神社の町名「東宿」はこの歴史が由来になっている
鎌倉時代中期、この辺りは“萱津の東宿”と言われていました。
京都から美濃を経て鎌倉へと向かう「鎌倉街道(小栗街道)」の交通の要衝&宿場として栄えていたそうです。
本殿はさらに高い所に。社殿そのものに加え、高さのグラデーションもまた美しい
また盛んに市(いち)も立っており、当時の紀行文「東関紀行」には以下の記載も。
“萱津の東宿の前を過ぐれば、そこらの人集まりて、里も響くばかりに罵りあへり。今日は、市の日になむとぞいふなる”
超訳すると「東宿を歩いていたら、何やら賑やかになってきた。耳を傾けてみると、どうやら今日は市が立つようだ」といった感じですね。
拝殿から本殿を臨みます。今の社殿は大正13年10月から昭和2年10月まで3年を費やして造営されたとのことです
広告を挟んだのち、ココまでに載せきれなかった東宿明神社の境内風景をお届けして記事を締めていきます。
掲載広告は、競輪情報&投票サイトの「オッズパーク」。神社近くの名古屋競輪場つながりです。
【写真4枚】東宿明神社の境内風景【フォトギャラリー】
1枚目は手水舎。社殿の美しさとは裏腹に、水は張られていませんでした。ちょっと意外。
2枚目は狛犬。花を咥えているキザな狛犬です。拝殿と幣殿のあいだにいましたよ。
3枚目は社務所。社殿とは雰囲気がガラッと変わります。
最後は境内社。左が秋葉神社、右が津島神社です。
■ 東宿明神社のおもなお祭りなど
拝殿扁額
- 1月1日:元旦祭
- 1月3日:歳旦祭
- 2月:祈年祭
- 4月1日:新入学児童祈願祭
豊国神社で授かった御朱印の一部
- 5月:豊国神社大祭(協賛)
- 7月:天王祭
- 7月下旬:什物虫干
- 10月12日ごろ:秋大祭
(前日には前夜祭も) - 11月:新嘗祭
- 12月:秋葉社祭
- 12月30日:大祓正月飾付
- 12月31日:大晦日年越参り
- 毎月1日15日:月次祭
※境内掲示をもとに作成
東宿明神社の基本情報(アクセス・駐車場など)
■ 東宿明神社
・住所:愛知県名古屋市中村区東宿町1-57
・社格など:十二等級、旧指定村社
・アクセス:中村公園駅(地下鉄東山線)3番出口から徒歩12分
・駐車場:なし
300円前払い式のコインパーキング(上の写真・Dパーキング東宿町2丁目第3)が近くにありました。
近くにお出かけの際は、ぜひ立ち寄って欲しい神社です。オススメです。
太閤山常泉寺で授かった御朱印(御主題)
今触れたとおり、東宿明神社周辺には御朱印を頂ける寺社が3つ集まっています。下の神社仏閣名をタップすると、関連記事に飛べますよ。
正悦山妙行寺で授かった御朱印と御主題
まとめ記事もご用意しています(マップ付き)。以下からどうぞ!
中村公園(名古屋市中村区)周辺の3つの神社やお寺で御朱印(御主題)を授かったので、御朱印マップ(地図)とともに記事にまとめました。
御朱印とは何か?初心者の方に向けて、もらい方の流れを含め、分かりやすくまとめています。
当サイト(御朱印ダッシュ!)の人気記事ランキングです。システムで自動集計を行なっていますので、毎日リアルタイムで更新されています。