なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
橿森神社(岐阜県岐阜市)で二体の御朱印を拝受しました。
境内社・岐阜信長神社の「金の御朱印」も頂きましたよ。
一の鳥居。両部鳥居です
- 御祭神:市隼雄命(イチハヤオノミコト)
- ご利益:家内安全、身体健康、夫婦円満、家庭繁栄、縁結び、出産安産、恋愛成就、学業向上、子宝
- 由緒(歴史):景行天皇御代の創建と伝わる
- おもなお祭り:かしもり夏まつり(8月14日15日)
「岐阜三社参り」をキッカケに橿森神社を、「金の御朱印」をキッカケに岐阜信長神社の存在を知ったんです。
神職さんも気さくな方でイイお参りができました!
この記事には、
- 橿森神社の御朱印
- 御朱印の頂き方
- 境内の様子や見どころ
- 基本情報(アクセス・駐車場など)
といった情報をまとめておきますね。
まずは橿森神社で授かった御朱印から紹介します。
目次(もくじ)
橿森神社(岐阜市)の御朱印【3種類】
橿森神社拝殿
橿森神社の御朱印
右上は五七桐(神紋)。”鳳凰がとまる神聖な木”として大切にされてきた植物です
まずは橿森神社の御朱印から。
“家庭円満””こどもの神”とありますね。
また、中央の丸い印影は駒爪(馬の蹄)を形取っているとのこと。
なんでも社殿後方の駒爪岩(写真右上)に、御祭神・市隼雄命がまたがった天馬の駒爪の足跡が残っているんだとか。
岐阜信長神社の御朱印
右上は織田家の家紋”五葉木瓜”。織田氏の祖先が神官を務めた劔神社(越前国二之宮)の神紋です
続いて岐阜信長神社の御朱印。
こちらには”家門繁栄”とあります。
上の印影は正式名称の“建勲神社“、下は信長が用いた“天下布武”の朱印です。
さらに“岐阜市指定史跡”と“楽市楽座発祥の地”の文字も見えますね。簡単に説明すると…
岐阜市指定史跡になっているのは、鳥居前の”御園の榎”(写真右)。
岐阜縣神社名鑑によると、この木は楽市楽座の跡で、信長は当地の御園に制札を掲げ、権利を認めて繁栄の礎を築いたとのことです。
岐阜信長神社(建勲神社)。御祭神は”贈太政大臣正一位 織田信長公”です
ちなみに岐阜信長神社の場所は、赤鳥居をくぐってスグ左側。
ご利益(御神徳)は「国家安泰・万民安堵・商売繁昌・出世開運」とありましたよ。
岐阜信長神社「金の御朱印」
3種類目は岐阜信長神社「金の御朱印」。
毎月最終金曜日(プレミアムフライデー)に受けられる限定御朱印です。
2つの印影が金色(ゴールド)に光り輝いております。かっこいい…。左下には信長の花押(署名)も見えますね
引き続き、橿森神社での御朱印のもらい方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきます。
橿森神社での御朱印の頂き方
神橋と二の鳥居。鳥居右は椨(タブ)の木です。信長が桶狭間の戦いで戦勝祈願した日置神社(名古屋)にもあったなぁ
- 受付場所:社務所(境内南)
※金の御朱印は拝殿内で頂きました - 御朱印代(初穂料/価格):300円
- 受付時間のめやす:午前9時から午後5時
1つずつ簡単に補足します。
受付場所:社務所(境内南)
社務所。お札やお守りの取り扱いもありました
橿森神社&岐阜信長神社の御朱印は、境内南の社務所内で頂きました。
社務所前に”御朱印の方 お入り下さい”とあったので、お邪魔したところ、神職さんが社務の手を止めて対応してくださいましたよ。感謝です。
気さくな神職さんで、僕をまじまじと眺めたあと「東京から来たの?」などと、話しかけてくれました。服装が観光客っぽかったのかな(笑)
そうそう、プレミアムフライデー限定の「金の御朱印」は拝殿内で拝受しました。神社の方たちが4人がかりで一体の御朱印を完成させてくださいました。感動。
初穂料(金額):300円
御朱印の初穂料(値段)は一体300円。金の御朱印も同じ金額です。
岐阜市の中核に鎮座する神社なので、お参り前に小銭を作る(お札を崩す)場所にも困りませんね。
受付時間のめやす:午前9時から午後5時
社務所前に以下の掲示がありました。
午前九時~午後五時
但し外祭ある場合は御容赦願います
ということで、御朱印を受けたい場合は、朝9時から夕方5時までを目安にお参りされるのがよろしいかと。
手水舎。吐水龍ならぬ吐水蛙です
通常御朱印を受けた日、神社に着いたのは平日の午前11時ごろ。本社と岐阜信長神社に加え、境内社にもお参りしたのち社務所に伺い、御朱印をお願いした次第です。
御朱印をお願いしてから手元に受け取るまでの時間は5分ほど。参拝所要時間は合計で約30分だったと記憶しています。
狛犬
いっぽう、金の御朱印を受けた日は午後4時ごろに神社に到着。夕方だったからか、意外にも御朱印待ちは僕の前にお一方だけでした。
待ち時間もほとんどなく、こちらも5分程度でありがたく御朱印を授かれましたよ。ご参考までに。
宿泊施設の広告を挟んで、ココまでに載せきれなかった橿森神社の境内風景(フォトギャラリー)をお届けします。
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【各5枚】橿森神社(岐阜市)の境内風景
- 境内社(末廣稲荷神社など)
- その他の境内風景(打出の小槌など)
この2部作でお届けします。写真はそれぞれ5枚ずつ。まずは境内社からどうぞ。
1.境内社:末廣稲荷神社など
1枚目は神明神社。本社殿の左です。扁額には神明宮とありますね。
続いて末廣稲荷神社。縁起が良さそうな名前。
おもかる石らしきモノもありました。小ぶりなサイズ感。
願い事を念じながら石を持ち上げ、軽く感じれば願いが叶うと言われています。可愛らしい大きさなので、願いも叶いやすいのでは?
秋葉神社に…
ラストは金比羅神社(扁額は琴平神社)。本社殿から社務所に向かう途中です。この勢いで、その他の境内風景へ!
2.その他の境内風景:打出の小槌も
1枚目は鳥居横の遙拝所。伊奈波神社にも同様の遙拝所がありました。
続いて打出の小槌。願い事を唱えて3回なでるとイイそうです。ありがたくナデナデしましたよ。
3枚目は大王松。参拝の栞によると、大王松は北米松の一種で三本葉。身に付けると、家庭円満・縁結び・子宝のご利益があると言われているんだとか。
カラフルな御朱印で有名な別小江神社(名古屋市北区)の御神木”三葉の松”も三本葉でした。黄金色になって落葉するそう
開運成就の絵馬に…
ラストは粕森公園から見た境内。金神社(金公園)しかり溝旗神社(溝旗公園)しかり、岐阜駅周辺の神社は整備された公園がセットになっているイメージです。
おまけ!加佐美神社の近くにあった市隼雄命墳墓です。加佐美神社は”各務原市金幣社五社巡り”の1つ。御朱印巡りの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
旅行関連の広告を再度挟んだのち、橿森神社の基本情報(アクセス・駐車場など)を載せて記事を締めますね。
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橿森神社(岐阜市)の基本情報(アクセス・駐車場など)
楽市楽座発祥の地がこんな場所にあったとは。楽しいだけでなく、勉強にもなるお参りでした。
イイ神社だった。なお参拝前に御祭神・市隼雄命の文字を見て、俳優の市原隼人さんを思い浮かべていたのはココだけの話
橿森神社の近くで御朱印を頂けたのは溝旗神社(みぞはたじんじゃ)。南に徒歩8分での到着です。
境内社・肇国神社の飛行機御朱印(ゼロ戦・X-2・飛燕)や満月の夜に頒布される「お月夜参り」の限定御朱印も授かっております。詳しくは以下の記事で。
溝旗神社(岐阜市)で4種類の御朱印と御朱印帳を授かったので記事にまとめました。満月デザインの御朱印帳&肇國神社の飛行機御朱印がかっこいいです。
【おまけ】”岐阜三社参り”について
左から順に伊奈波神社(父)・金神社(母)・橿森神社(子)の御朱印
上の三社に祀られる神様は親子関係。岐阜縣神社名鑑によると、古くは江戸時代から、これらの神社を歩いて巡る「岐阜三社参り」が行われていたそうですよ。
今でも、家族円満や子孫繁栄を願って三社参りがされているんだとか。ぜひトライしてみては
三柱の家族の絆を描いたアニメ「三つのやしろの物語(岐阜市の氏神の話)」を、YouTubeからシェアさせていただきました。ジーンときますね。
※岐阜三社参りの御朱印まとめ記事を以下にご用意しています岐阜三社参り(伊奈波神社・金神社・橿森神社)で頂いた御朱印をまとめました。周辺マップも載せていますので、御朱印巡りにご活用いただければと!
岐阜駅(JR・名鉄)周辺で御朱印を頂ける神社やお寺を一覧にしてまとめました。地図も載せていますので、御朱印巡りの際にご活用いただければと。
岐阜県の御朱印一覧
岐阜県の御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。