なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
岐阜城(岐阜県岐阜市)で2種類の御朱印(通常御朱印と金の御朱印)を頂きました。
織田信長が天下統一の本拠地とした、金華山の山頂に建つおです。
岐阜城天守閣。金華山の標高は329mです
- 築城年代:建仁年間
- 旧称:稲葉山城
- おもな城主:斎藤道三、織田信長
- 特記事項:日本100名城
ここ最近、岐阜駅周辺で御朱印巡りをしており、ふと金華山を見やるたびに、
(岐阜城にも城御朱印があるんだよな…、近いうちに行ってみたいな…)
と思っていたんです。
ですので、御朱印を手にしたときの喜びもひとしお! この記事には、
- 岐阜城の御朱印(登城記念証)
- 御朱印の購入方法(場所や時間など)
- 岐阜城へのアクセスや駐車場情報
といった情報をまとめておきますね。
まずは、岐阜城で頂いた御朱印(御城印)から紹介します。
目次(もくじ)
岐阜城の御朱印(御城印)【2種類】
通常御朱印
職人手すきの美濃和紙を使用しているそうです
岐阜城の通常御朱印です。
信長に関連した3つの印影(=朱印を押した跡)が印象的ですね。
- [左上]織田木瓜:織田家の家紋
- [中央右]天下布武:信長が用いていた朱印
- [左下]永楽通宝:信長の旗印
金の御朱印
続いて金の御朱印。
毎月最終金曜日(プレミアムフライデー)に受けられる限定御朱印です。
金色に輝く”金華山 岐阜城”の文字に加え…
- [上]織田信長(織田木瓜)
- [中]斎藤道三(二頭立波)
- [下]明智光秀(水色桔梗)
この3つの家紋があしらわれています。
どこか清涼感もあって、かっこいい…!
明智家の家紋が描かれているのは、光秀が道三・信長の両方に仕えていた史実から来ているのかな
【補足】御朱印は書き置きタイプ
岐阜城の御朱印は書き置きタイプ(紙でもらうタイプ)。
ということで、上の専用ホルダーに挟んで大切に保管しております。
ハサミやのりを使わないので、御朱印も手も汚さずにキレイに挟めます。詳しくは以下の記事をどうぞ
書き置き御朱印の保管に「書き置き御朱印専用ホルダー」が便利だったので紹介します。貼るのが簡単で、サイズの心配がないのも嬉しいメリットです。
通販サイト(楽天・Amazon・ヤフー)へのリンクも以下に載せておきますね。
最近は人気なのか売り切れていることも多いです。
僕も早めに次を購入しておかないと!
さて、岐阜城の歴史を挟んだのち、次の章には、岐阜城での御朱印の購入方法(場所・金額・時間)を書き留めておきますね。
城内展示の木造織田信長坐像(複製)
- 建仁年間(1201年~1204年):二階堂行政により、鎌倉幕府の軍事目的のため築城と伝わる
- 天文8年(1539年)2月:斎藤道三が稲葉山城を修築して入城。斎藤氏3代の居城となる(斎藤義龍・斎藤龍興)
- 永禄10年(1567年):織田信長が小牧山城から移り、天下統一の拠点とする(岐阜城に改称)
- 慶長6年:関ヶ原の戦いの前哨戦で落城したのち廃城に
- 昭和31年:現在の天守閣が再建される
- 平成23年:金華山一帯が「岐阜城跡」として国指定史跡となる
※リーフレット、現地掲示をもとに作成
岐阜城での御朱印(御城印)の購入方法
岐阜公園正門(左)と”若き日の織田信長像”(右)。門の上に岐阜城が見えます
- 販売場所:金華山ロープウェイ売店
- 価格(料金):300円
- 岐阜城の開館時間
- 5月12日~10月16日:8:30~17:30
- 10月17日~3月15日:9:30~16:30
- 3月16日~5月11日:9:30~17:30
※期間限定で夜間開館あり
1つずつ補足しますね。
販売場所:金華山ロープウェー売店
岐阜城の御朱印(御城印)は、金華山ロープウェー山麓駅の売店で購入しました。
レジで「御城印を頂けますか?」とお尋ねしたところ、店員さんが手慣れた様子で対応してくれましたよ。
公園内の至るところに案内看板が設置されており、方向音痴の僕でも問題なく辿り着けました。ありがたい!
売店では御朱印帳の取り扱いもありました(1500円)。ただし岐阜城オリジナルというワケではない模様
御朱印料(金額):300円
御朱印(御城印)の値段は300円。
金の御朱印も同じ値段です。
クレジットカードも使えますよ。
以下に「ロープウェーの運賃」と「岐阜城の入場料」も載せておきますので、参考にしていただければと。
ロープウェー運賃 | 往復 | 片道 |
---|---|---|
大人(12才/中学生以上) | 1,100円 | 630円 |
小人(4歳以上小学生) | 550円 | 300円 |
岐阜城(岐阜城資料館と共通) | 入場料 |
---|---|
大人(16才以上) | 200円 |
小人(4歳以上) | 100円 |
上が岐阜城資料館。天守閣のすぐ東です。僕が見学した際は、NHK大河ドラマ関連の展示がされていました。
岐阜城の開館時間について
袋は信長の花押を金華山に見立てたのかな。同じ日に参拝した手力雄神社の御朱印帳にも花押がありました
岐阜城の開館時間 | |
---|---|
5月12日~10月16日 | 8:30~17:30 |
10月17日~3月15日 | 9:30~16:30 |
3月16日~5月11日 | 9:30~17:30 |
岐阜城の開館時間は上にあげたとおり。
御朱印(御城印)を購入する場合も、この時間内に訪れるのが間違いないかと。
なおロープウェイの営業は、岐阜城の開館30分前から始まり、30分後に終わります。
ゴールデンウィークや夏休み期間中などは、期間限定でナイター営業も。最新情報は以下の公式サイトからご確認ください
【参考】岐阜城散策にかかった所要時間など
ロープウェイのりばのコインロッカー。岐阜ゆかりの武将の家紋が並びます
岐阜公園に着いたのは平日のお昼12時前。先に売店で御朱印(御城印)を購入したのち、ロープウェイで山頂へと向かいました。
ロープウェイからの眺め。岐阜メモリアルセンター・都ホテル・鷺山城跡(道三が隠居した城)などが見えます
天守閣内での見学を含め、全体の所要時間は2時間弱といったところですね。内訳を下に載せておくので、参考にしていただければと。
やったこと | 所要時間 |
---|---|
到着~ロープウェイ売店でのんびり | 30分 |
ロープウェイ乗車時間 | 5分 |
山頂駅から天守閣入口まで散策 | 20分 |
天守閣内の見学 | 30分 |
資料館の見学 | 5分 |
山頂から下山まで | 20分 |
合計 | 約1時間50分 |
いっぽう、金の御朱印を購入した日は、お昼3時ごろに売店に到着。ロープウェイ客で賑わっていましたが、レジに並んでいたのは1,2人。待ち時間のストレスもなく、スムーズに御朱印を受けられましたよ
さて、宿泊施設の広告を挟んで、ココまでに載せきれなかった岐阜城跡(岐阜公園)の園内風景をお届けします。
広告は、僕が岐阜駅前で泊まった「ダイワロイネットホテル岐阜」。
駅近&お値打ちで快適な夜を過ごせました。
岐阜城周辺フォトギャラリー
- 【前半6枚】大金龍大神(縁結びの神)など
- 【後半6枚】天守閣からの眺めなど
前半と後半の2部作でいきますね。
【前半6枚】大金龍大神(縁結びの神)など
いざロープウェイで山頂へ。窓から見えた岐阜公園三重塔です(大正6年建立)。明治神宮や築地本願寺などを設計した伊東忠太氏が考案したんだとか。
2枚目は金華山リス村(入村料200円)。山頂駅の目の前です。学生時代にデートで来た思い出があるなぁ。
3枚目。山頂駅裏の大金龍大神神社です。幟(のぼり)に「縁結びの神」とありますね。
天下第一の門(上の写真)をくぐり、天守閣へと向かいます。ロープウェイ山頂駅からお城へは徒歩7分です。
5枚目は閻魔堂(厄除け福閻魔)。由緒書きによると、昭和50年に岐阜市の鬼門除けとして、この地(岐阜城二の丸跡)に移ってきたとのことです。
延文3年(1358年)に、土岐頼康が下川手村に川手城(革手城)を築いた際、閻魔王を安置したのが始まりだそう。岐阜善光寺のブログに”非常にご利益のある閻魔さまです”との記載も
前半ラストは題目塚。閻魔堂の向かいです。幾多の英雄の興亡の地・岐阜城の戦没者の霊を慰めるため「南無妙法蓮華経」の題目碑を建てたのが始まりとのこと。
現地掲示には「斎藤道三・織田信長はともに日蓮宗の信者だった」旨の記載もありましたよ。引き続き、後半戦に移ります!
【後半6枚】天守閣からの眺めなど
後半最初は、岐阜城天守閣からの眺めその1。
中央右端に、JR岐阜駅前のシティタワー&スカイウイングが見えています。
続いて天守閣からの眺めその2。
今度は名古屋方面。中央左にうっすら見えるのが名駅の高層ビル群です。気持ち良かったなぁ。
3枚目は金華山御嶽神社。
天守閣から岐阜城資料館に向かう途中にありました。
さて、ロープウェイ山頂駅へと戻ります。
4枚目は「馬の背登山道下り口」の案内看板。
金華山には10の登山道が整備されており、馬の背登山道は最も険しいコースとのこと。
岐阜公園側に登山口のある代表的な登山道を、以下にまとめておきます。初心者におすすめ(=比較的緩やか)なのは黄色い線を引いた2つです
登山道(ハイキングコース) | 所要時間のめやす(距離) |
---|---|
めい想の小径(水手道) | 約60分(2.3km) |
七曲り登山道(大手道) | 約60分(1.9km) |
馬の背登山道 | 約40分(1.1km) |
百曲り登山道 | 約40分(1.1km) |
5枚目は刀利天狗。
豊臣秀吉の馬印・千成瓢箪の発祥地だそうですよ。
豊国神社(名古屋市)に参拝した際、手水舎が瓢箪形だったのを思い出しました。
ラストは山頂駅近くの展望レストラン ポンシェル。ランチに使えますね。
“信長どて丼”(780円)は、ご当地B級グルメフェスティバルでグランプリを受賞したそうです。
[食べログ]金華山展望レストラン ポンシェル
旅行関連の広告を再度挟んだのち、岐阜城の基本情報(アクセス・駐車場など)を載せて記事を締めますね。
広告はバスツアーでお馴染みのクラブツーリズム。
「御朱印」で検索したところ、記事執筆時点で251件のツアーが該当しました。充実してるなぁ!
岐阜城の基本情報(アクセス・駐車場など)
・住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18
・電話:058-263-4853
・公式サイト:岐阜城|岐阜市
・アクセス:岐阜公園歴史博物館前バス停(岐阜バス)からロープウェイのりばへ徒歩3分
JR岐阜駅の12番13番のりば、名鉄岐阜駅の4番のりばから約5分間隔でバスが出ています。運賃は220円です(所要時間ともに約15分)
・駐車場:岐阜公園第1駐車場を利用
公園北西にあります。駐車料金は1回310円です(1時間以内は無料)。
あんな高い所にどうやってお城を造ったんだろうか。昔の人の知恵や体力に脱帽です(今もですが)。今度は徒歩で登ってみたいな。
岐阜護國神社(岐阜市御手洗)の御朱印
岐阜城の近くで御朱印を頂けたのは岐阜護國神社。
岐阜公園を北から出れば、ソコからは徒歩1分での到着です。
本社の御朱印に加え、足乳根宮&河童大明神の御朱印、さらには美しい御朱印帳も拝受しましたよ。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
岐阜護国神社(岐阜市)で御朱印三体と御朱印帳を授かったので、頂き方(時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。英霊を祀る神社です。
全国の御城印一覧
全国の御城印を都道府県別に掲載しています。お城めぐりの参考にしていただければ幸いです。
岐阜県の御朱印一覧
岐阜県の御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。