なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
多度大社(三重県桑名市)で五体の御朱印と御朱印帳を頂きました。
多度大社は伊勢国二之宮かつ、長い歴史を誇る延喜式内社。
三重県では、伊勢神宮・二見興玉神社・椿大神社に次いで4番目に参拝者数が多い神社だと言われています。
このページでは、そんな多度大社の御朱印&御朱印帳を、御朱印の頂き方(場所や時間など)とともに紹介しますよ。
- 多度大社で頂ける御朱印の種類は?
- 御朱印帳のデザインが気になる!
- 受付時間のめやすを知りたい…
といった場合などに、ぜひ参考にしていただければと。
さっそく頂いた御朱印からお見せしますね。
多度観音堂に続いての参拝です!
目次(もくじ)
多度大社の御朱印【5種類+1】
本宮多度神社の御朱印
多度大社の御朱印です。
墨書きは奉拝・多度大社・参拝日の三要素。
そして印影(=朱印を押した跡)は、中央が多度社印で、右下が左馬(ひだりうま)でよろしいかと。
馬の字が逆さに書かれた左馬は、山形県天童市の将棋駒でも有名です。
以下にあげる理由などから、昔から福を招くめでたいものとされています。
本宮多度神社
- ウマの反対は「マウ(舞う)」。「舞い」はめでたい席で催されるため縁起が良い
- 左馬の下の部分が財布の巾着の形をしており、富のシンボルとなっている
- 普通馬は人に引かれるもの。逆に馬が人を引く(招く)ことが、千客万来につながる
- 通常、馬は左から乗るもの(右から乗ると躓いて転ぶ習性がある)。コレが「左馬=人生をつまずかずに過ごす」につながる
一目連神社の御朱印
別宮・一目連神社(いちもくれんじんじゃ)の御朱印です。
中央の印影は「一目連社印」、右下のソレは「多度大社」でよろしいかと。
上の写真が一目連神社の社殿です。
本宮と向かい合うように鎮座しています。
美御前社の御朱印
中央の印影は「美御前社之印」でよろしいかと
摂社・美御前社(うつくしごぜんしゃ)の御朱印です。
美御前社は、耳・鼻・口の病気や、女性特有の病に御加護があるとの信仰があるそうです。
こちらが美御前社。
境内の他の神社とは一線を画す、鮮やかな丹塗りの社殿が印象的でした。
残りの2種類は、境外にある神社・お堂の御朱印になります!
多度稲荷神社の御朱印
多度稲荷神社の御朱印です。
多度大社と隣接するように鎮座しています。
多度稲荷神社
多度観音堂の御朱印
多度観音堂の御朱印です。
多度大社のパンフレットを拝読するに、かつての多度神宮寺と深い縁があるようです。
多度観音堂。こちらも多度大社に隣接しています
神馬 錦山号の絵入り印
サイン色紙のサイズ(大きさ)です
神馬 錦山号の絵入り印も頂きました。
場所は上げ坂を上がったところ。
「神馬飼育維持のため、一枚につき100円の寄付をお願いします」とのことでしたので、賽銭箱に納めたうえで、ありがたく拝受しました。
神馬 錦山号
上の写真が、神馬「錦山」号です。
参拝客が近づくと、荒ぶって唾液をまき散らしておりました。
多度大社の御朱印帳
多度大社ではオリジナルの御朱印帳も頂きました。初穂料(料金)は1500円。
紫色を基調に、宝物・谷文晁(たにぶんちょう)筆の古絵馬のデザインが描かれています。
裏表紙には「白馬伝説」の文字も見えますね
パンフレットによると、人々の願いを神に届ける使者の役割を果たすのが、多度大社に1500年前から棲むといわれる白馬とのこと。
白馬は神の懐へ走り去ったあと、人々の幸せや出会い・喜びを乗せて、再びこの地に舞い降りてくると語り継がれているそうです。
限定御朱印帳について
上げ馬神事の様子(ホームメイト・ゴルフYouTubeチャンネルより)
多度大社では、以下の3つの期間限定で、まるで飛び出す絵本のような「跳ね起き馬朱印帳」が頒布されているとのこと。
- 午の日(12日に一度)
- 正月三が日
- 多度祭り(5月3日~5日)
今年の午の日一覧や限定御朱印帳のつくりは、公式サイトからご覧になれますよ。
御朱印帳のサイズは?
僕が頂いた御朱印帳は小さいサイズ(文庫本サイズ)。
大きさのイメージが掴めるように、大きいサイズの御朱印帳と並べてみたのが上の写真です。
石神さん(神明神社・鳥羽市相差町)の御朱印と御朱印帳
大きいサイズの御朱印帳は、鳥羽市の石神さん(神明神社)で授かったモノ。
「女性の願いなら、必ず一つだけ叶えてくれる」と人気の神社です。
多度大社での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
多度大社の御朱印は、参集殿内の祈祷受付所で頂きました。
参集殿
なお、御札やお守りなどの授与品は、参道を少し進んだところにある授与所(頒布所)で授かれます。
御朱印の初穂料(値段)
御朱印の初穂料(価格)は、本宮の御朱印を記帳していただく場合500円。
書き置き(紙)で拝受する場合は300円となっていました。
一目連神社など、本宮以外の御朱印はすべて書き置き(初穂料300円)での頒布です
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、参集殿前に自動販売機が設置されていましたし…
丸繁の生クリーム大福(170円)
神社の前には、和菓子・お土産物・お食事処の「丸繁」も。
生クリーム大福を頂いたのですが、つぶあんと生クリームのハーモニーが最高だったよ…!
御朱印の受付時間は?
大鳥居
多度大社公式サイトの「ご祈祷・ご朱印・お焚き上げの受付について」のページに、御朱印の受付時間に関する以下の記載があります。
ご祈祷について
9時より4時半まで受付させて頂いております。御朱印・お焚き上げについて
8時30分より5時まで受付させて頂いております。
ということで、御朱印を受けたい場合は、午前8時30分から午後5時のあいだにお参りされるのがよろしいかと。
参考までに、僕が参集殿に伺ったのは午後4時半過ぎ。快く受け付けてくださいましたが、片付けも並行して始められていたので、できる限り時間に余裕を持ってお参りすることをオススメします
多度大社の御朱印情報まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事の要点をまとめました。
- 多度大社では五体の御朱印を頂いた
- 白馬が描かれたオリジナル御朱印帳も拝受した
- 受付時間は午前8時30分から午後5時をめやすに
多度大社は「お伊勢参らばお多度もかけよ お多度かけねば片参り」の歌も有名。
お参りできて良かったです。
ちなみに、朝熊岳金剛證寺(伊勢市)も伊勢音頭の一節で「お伊勢参らば朝熊もかけよ、朝熊かけねば片参り」と唄われています
六角堂頂法寺(京都市中京区)の御朱印と御朱印帳
さて、日を改めて、多度大社の次に御朱印とご縁を頂けたのは六角堂頂法寺(ろっかくどうちょうほうじ)。
聖徳太子創建で、いけばな発祥の地として知られる、天台宗系の単立寺院です。
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次のページはこちら【六角堂頂法寺】
紫雲山頂法寺(六角堂・京都市中京区)で5種類の御朱印とオリジナル御朱印帳を拝受したので、頂き方(場所・値段・受付時間のめやす)とともにまとめました。聖徳太子創建で、いけばな発祥の地として有名。名前の通り、本堂が六角宝形造になっています。
多度大社周辺の御朱印寺社
- >>津島神社(車で23分・全国約3000社の津島信仰総本社)
- >>牛玉山観音寺(車で24分・アートな御朱印がカッコよすぎ)
- >>椿大神社(車で37分・伊勢国一之宮。手塚プロとのコラボ御朱印帳も拝受)
- >>南宮大社(車で43分・美濃国一之宮。美濃国二之宮・三之宮・総社の御朱印も)
参考までに、多度大社から伊勢神宮(皇大神宮)までの所要時間は、東名阪自動車道&伊勢自動車道経由で約90分です
三重県の御朱印一覧
三重県の御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。