津観音(三重県津市)御朱印ガイド01

津観音(恵日山観音寺大宝院・三重県津市)で4種類の御朱印を頂きました。
浅草寺(東京都台東区)、大須観音(名古屋市中区)とともに、日本三大観音の一つに数えられるパワースポットです。

このページには津観音の御朱印を、僕が御朱印を頂いた場所や時間などと一緒にまとめておきますね。

  • 津観音で頂ける御朱印の種類は?
  • 御朱印の受付時間が気になる!
  • お寺に無料駐車場があるって聞いたけど…

といった場合などに参考にしていただければと思います。

津観音の御朱印情報
受付場所授与所(本堂内)
御朱印代通常御朱印 400円
時間9時00分~16時30分
(売店・電話受付)

▲僕がお参りした当時の情報です。順番に説明しますね

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

三重県護国神社に続いての御朱印拝受です!

>>御朱印とは【もらい方】


津観音の御朱印

通常御朱印

まずは、津観音の通常御朱印(本尊・聖観音菩薩の御朱印)です。

津観音(三重県津市)通常御朱印01
▲通常御朱印

墨書きの「恵日大悲殿」には、「聖観音菩薩の『広大無辺の慈悲』と『知恵の光』が射す場所」という意味があります。

もう少し具体的に言い換えると「観音様のいるお寺(津観音)やお堂(本堂)」を指す言葉だといえるでしょう。

津観音(三重県津市)本堂01
▲本堂(観音堂)
津観音の御朱印の意味など
墨書き
  • 奉拝(謹んで参拝いたしました)
  • 参拝日(睦月=1月)
  • 恵日大悲殿
  • 津観音
印影
(朱印)
  • 聖観世音菩薩 国府阿弥陀如来
  • 華輪梵字宝珠印
    (観音菩薩を表す「サ」)
  • 慧日山 観音寺
    (慧=真理を見極める心の動き)
>>御朱印の見方の基本(図入り)はこちら

国府阿弥陀如来の御朱印【復刻】

続いて、国府阿弥陀如来の復刻御朱印です。
津観音では、本尊・聖観音のほかに、こちらの国府(こくふ)阿弥陀如来も有名なんです。

津観音(三重県津市)国府阿弥陀御朱印01
▲国府阿弥陀如来の御朱印。色も美しい…!

なんでも、墨書き「天照皇太神宮御本地佛」が示すとおり、津観音の国府阿弥陀如来は、伊勢神宮の御祭神・天照大神の本地仏ほんじぶつ(分身)なんだとか。

そのため、昔は伊勢参りの道中に津観音に立ち寄るのが習わしとなっていました。

津観音に参詣しない伊勢参りは「片参り」と呼ばれ、ご利益が半分しか貰えないと言われていたそうですよ。

国府阿弥陀如来の御朱印
(江戸時代の納経帳から復刻)
墨書き
  • 勅願所
    (天皇の命令により国家鎮護などを祈願する社寺)
  • 天照皇太神宮御本地佛
    國府阿彌陀如来
  • 参拝日
  • 勢州津(勢州=伊勢国の異称)
  • 大寶院役者
    (役者=寺の諸役に従事する僧)
印影(朱印)
  • 國府阿彌陀
  • 菊紋(勅願所にちなむ)
  • 蓬莱山 大寶院
    (蓬莱山は昔の山号のようです)
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

国府阿弥陀如来は本堂内、本尊向かって左側にいらっしゃいました。初詣期間(1月1日~7日)や、毎月18日の縁日に開帳されます

毘沙門天の御朱印【七福神】

こちらは毘沙門天(伊勢の津七福神めぐり)の御朱印です。

津観音(三重県津市)七福神巡り御朱印(毘沙門天)01
▲毘沙門天の御朱印。毘沙門天様も本堂内に祀られていました

中心の印影は、毘沙門天を表す梵字「バイ」。
右上には「必勝祈願」の印も見えますね。
必勝祈願以外にも、毘沙門天にはたくさんのご利益があるとされています(下の表)。

毘沙門天のご利益
(仏説毘沙門天王功徳経より)
  1. 無尽の福(尽きることのない福)
  2. 衆人愛敬の福(みんなから愛される福)
  3. 智慧の福(物事の真理を正しく見極める福)
  4. 長命の福(長生きする福)
  5. 眷属衆多の福(周囲の信頼に恵まれる福)
  6. 勝軍の福(勝負事に勝つ福)
  7. 田畠能成の福(田畑を豊作に導く福)
  8. 蚕養如意の福(家業が成功する福)
  9. 善識の福(良い教えに出会う福)
  10. 仏果大菩提の福(悟りを得られる福)
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

そうそう、「伊勢の津七福神霊場」は、津市内の由緒ある7つの神社仏閣で作られています(こちらも下の表をご覧ください)。専用の色紙もありましたよ。今度は色紙を持って回ってみようかな…!

神社仏閣七福神ご利益
津観音寺毘沙門天必勝祈願
円光寺辯才天技芸上達
初馬寺恵比須天商売繁盛
高山神社寿老神延命長寿
結城神社福禄寿無病息災
安楽寺布袋尊子孫繁栄
四天王寺大黒天五穀豊穣

▲伊勢の津七福神 寺社一覧

真盛上人の御朱印【不動院】

続いて、真盛上人(不動院)の御朱印です。
津観音は「真盛上人二十五霊場」の第15番札所となっています。

津観音(三重県津市)真盛上人の御朱印(不動院)01
▲真盛上人(しんせいしょうにん)の御朱印

真盛上人は、天台真盛宗(総本山西教寺)の宗祖で、1490年に津観音内の不動院に滞留していました。
観音堂の賽銭箱の上にむしろを敷いて、人々に念仏を勧めたという記録が残っているそうです。

不動院は戦災で焼失しましたが、本堂前にしっかりと、津観音が真盛上人の霊場であることを示す石碑が建っていましたよ。

津観音(三重県津市)真盛上人石碑と「なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-」コラボ絵馬01
▲真盛上人石碑(絵馬掛けの奥)

上の写真、絵馬掛けのスキマから真盛上人の石碑が見えます。
絵馬掛けには『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』のコラボ絵馬も掛かっていました。

御朱印は書き置きタイプ

津観音(三重県津市)の御朱印(書き置き・スプレーのり)01
朝熊岳金剛證寺(伊勢市)の御朱印帳に貼付しました

今回頂いた四の御朱印は、すべて書き置き(紙でもらう)タイプでした。
ということで、スプレーのりを使用して御朱印帳に貼り付けております。

>>[関連]御朱印の「のり」の貼り方【おすすめ】

使用したのは「3M スプレーのり55」です。
近所の文房具屋で2926円だったのが、楽天市場だと1499円だったので、ネット通販で購入しました。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

このスプレーのり、御朱印を貼る用途以外には一切使っておらず、僕の中ではすっかり「御朱印用のり」と化しております!

スワロフスキー御朱印

もう一体、ステキな御朱印を紹介させてください。
津観音では「スワロフスキー御朱印」が授与されたこともあります。


▲津観音公式Twitterからです

「スワロフスキー御朱印」という字面や響きがイイですね。
画像を見るまでは、眩しいほどにキラキラ輝く御朱印を想像していましたが、思ったより落ち着いたデザインでした。さすが古刹といった感じです。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

今後も津観音で特別御朱印・限定御朱印の授与があるかもしれません。お寺の公式SNSを、ときおり覗いてみようと思います!

津観音の公式SNS

津観音での御朱印の頂き方

御朱印の受付場所

津観音(三重県津市)境内マップ(御朱印受付場所)01
▲津観音境内マップ © OpenStreetMap contributors

津観音の御朱印は、本堂内の授与所で頂きました。
御朱印のほか、お守りなどの授与品も多数並んでいたと記憶しています。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

観音公園は、毎年10月に開催される「津まつり(津祭り)」の会場。フード・ドリンク・地ビールといった飲食ブースも出るようです

御朱印代(値段)

僕がお参りした際の、御朱印代(料金)は下の表のとおりです。

御朱印代(値段)
  • 通常御朱印
  • 毘沙門天の御朱印
  • 真盛上人の御朱印
400円
  • 国府阿弥陀如来の御朱印
  • 特別御朱印(数量限定)
500円
  • 三重四国88ヶ所の御朱印
  • 伊勢西国33ヶ所の御朱印
300円

▲三重四国と伊勢西国は専用の御朱印帳があります

で、津観音は三重の県庁所在地・津市の街中に位置しているため、お参り前に小銭を作る(お札を崩す)場所にも困りません。

とくに目を引いたのは、山門前の「甘味処鎌倉(下の写真)」。佇まいがオシャレでした。
国道23号沿いには、津のソウルフード・はちみつまんじゅうの「蜂蜜まん本舗」もありましたよ。

甘味処鎌倉 津観音店(わらび餅専門店)01
▲甘味処鎌倉 津観音店。わらび餅の専門店です
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

余談ですが、津観音付近の国道23号沿いには、銀行・信用金庫・証券会社などの、昭和&平成チックな建物がズラリと建ち並んでいました。なぜか、TBS『日曜劇場』の数々のTVドラマを思い浮かべてしまった…!

御朱印の受付時間は?

津観音(三重県津市)山門01
▲山門。提灯はありませんが、浅草寺の雷門にそっくり

津観音の公式サイトに記載されている拝観時間などは以下のとおりです。

拝観時間など
拝観時間7:00~22:00
売店・電話受付9:00~16:30

こちらをふまえると、御朱印を受けたい場合は、売店・電話受付と同じ「午前9時から午後4時半」をめやすにお参りされるのがよろしいかと。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

参考までに、僕がお参りしたのは初詣時期(1月4日)のお昼前でした。参拝客が途切れることはありませんでしたが、授与所に行列などはなく、待ち時間なしで御朱印を授かれましたよ

津観音の五重塔【見どころ】

津観音(三重県津市)五重塔01
▲五重塔

津観音の大きな見どころの1つが、高さ21mの五重塔です。美しかった…!
三重県下初の「純木造」五重塔で、木材には国産のヒノキが使われています。

五重塔の歴史は意外にも新しく、平成13年(2001年)5月落慶とのこと。
屋根には15種類、11,765枚の瓦が用いられ、瓦だけでなんと40トンもの重さがあるそうです。


▲五重塔内部360度パノラマビュー via Google マップ

ちなみに、Googleマップ(上の埋め込み)で、五重塔の内部を見ることができます。
「曼荼羅(まんだら)」を立体的に表した造りになっているんです。色合い含めて、こちらも美しいです…!

津観音のその他の見どころなど

  • 撫で石(山門前)
    「石を撫でた手で、身体の悪い所をさすると、ソコが良くなる」とありました。「触れたあとは手指の消毒をお願いします」とも書かれていました。消毒してもパワーはそのまま!?
  • 延命地蔵(地蔵菩薩坐像)
    右肩に注目。昭和20年(1945年)の戦災で受けた焼夷弾の痕跡が残っています。七寺(名古屋市中区)で見た、修復跡が痛々しい大日如来坐像を思い出しました
  • たくさんの鳩
    境内にハトがいっぱい! 津観音と同じく日本三大観音の大須観音境内を彷彿とさせます
  • 小津安二郎記念碑
    「世界のOZU」として評価の高い映画監督・小津安二郎(1903-63)の記念碑。少年時代にたびたび津を訪れていたそうです

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

僕は趣味でクイズをしているのですが、参拝の数日前、「独特なロー・ポジションによる撮影も印象的な、代表作に『秋刀魚の味』や『東京物語』がある、日本を代表する映画監督は誰でしょう?(答え:小津安二郎)」という問題を目にしていたんです。そのクイズで初めて小津さんのことを知った僕にとって、運命的な再会(?)でした!

津観音のアクセス・駐車場

津観音(三重県津市)アクセス・駐車場マップ01
▲津観音アクセスマップ © OpenStreetMap contributors

津観音の最寄りである「京口立町(きょうぐちたてまち)」バス停へは、津駅から三重交通バスで5分ほど。
バス停からお寺へは徒歩3分ほどで到着します。

クルマの場合は、境内北に無料駐車場が完備されていましたよ。大変ありがたい!

津観音のアクセス・駐車場
住所三重県津市大門32-19
電話059-225-4013
公共交通機関でのアクセス
  • 津駅より三重交通バスで5分「京口立町」バス停下車徒歩3分
  • 津新町駅から徒歩22分
車でのアクセス津IC(伊勢自動車道)から8分
駐車場無料(境内北に20台)
Googleマップ津観音
津観音(三重県津市)駐車場01
▲無料駐車場。初詣期間中でしたが、台数にはいくぶん余裕がありました
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

参考までに、僕は津駅から歩いてお参りしました。所要時間は20分強と、津新町駅から歩く場合と変わらない気がします。それから、出発前に「津駅前観光案内所」で津城跡の御城印を購入したのですが、スタッフさんが丁寧に津観音や津城跡への行き方を教えてくれました。どのバスに乗れば良いのか迷った場合などは、観光案内所で尋ねてみては?

津観音の御朱印情報まとめ

津観音(三重県津市)手水舎01
▲立派な手水舎もありました(銅造水盤)。津市指定文化財です

最後までご覧いただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。

  • 津観音では、国府阿弥陀如来の復刻御朱印など4種類の御朱印を頂いた
  • 時間は午前9時から午後4時30分をめやすに
  • 境内に無料駐車場あり。車でも快適にお参りできそう
津観音(つかんのん)
正式名称恵日山 観音寺 大宝院
(えにちざん かんのんじ だいほういん)
宗派真言宗醍醐派 別格本山
御本尊聖観音立像(秘仏)
御真言オン アロリキャ ソワカ
霊場札所など
  • 伊勢の津七福神 毘沙門天
  • 真盛上人二十五霊場 第15番
  • 三重四国八十八ヶ所霊場 第67番
  • 伊勢西国三十三所観音霊場 第14番
  • 日本三観音
ご利益所願成就、五穀豊穣、開運、病気平癒、商売繁盛など
由緒(歴史)
  • 和銅2年(709年):聖観音像が伊勢阿漕ヶ浦の漁夫の網にかかり開山
  • 室町時代:6代将軍・足利義教の勅命により、三重塔や恵音院が建立される
  • 豊臣秀吉が出陣の際、津観音への祈願を怠らなかったとされる
  • 江戸時代:国府阿弥陀如来が江戸へ出張し開帳。全国的に知られる
  • 2代将軍・徳川秀忠以降の歴代将軍や、津藩主・藤堂家の祈願所として特別の加護を受ける
  • 昭和20年(1945年):太平洋戦争の戦火で41棟の大伽藍が全焼
  • 昭和43年(1968年):観音堂再建。徐々に復興再建が進む
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

「観音像が漁の網にかかった」というお寺の始まりが、浅草寺のソレに似ていますね。面白いなぁ。ちなみに、阿漕ヶ浦の「阿漕(あこぎ)」は「しつこく、ずうずうしいこと」を意味する言葉の由来になった地名です

>>津市の御朱印一覧へ


さて、津観音をあとにして、次に歩いて向かったのは津城跡(つじょうあと)です。

津城跡(三重県津市)の御城印01
▲津城跡の御城印

津城は、織田信長の弟・織田信包のぶかねが創築。
藤堂高虎による大規模な改修が行なわれたことでも知られる、続日本100名城の一つです。
以下から次のページへお進みください。

そのほか津観音近くの御朱印神社・お寺

高山神社(三重県津市)の御朱印01
▲高山神社の御朱印

  • >>高山神社(津観音から徒歩12分・藤堂高虎を祀る神社)
  • >>四天王寺(同徒歩13分・聖徳太子ゆかりのお寺)
  • >>三重縣護國神社(車で5分・津駅のすぐ近く)
  • >>結城神社(車で8分・梅の名所として人気。向かいには津八幡宮も)

三重県の御朱印一覧

※ページ内で紹介している情報は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください

参考URL、参考文献