牛玉山観音寺(愛知県津島市)で御朱印を授かりました。名鉄津島駅から徒歩3分。元津島神社の神宮寺です。
観音寺の本堂。御本尊はお不動さん
■ 牛玉山観音寺(ごおうざんかんのんじ)
- 御本尊:不動明王(断ち切り不動)
- ご利益:悩み、苦しみ、病気を断ち切り、前に進む力を与えてくれる
- 縁日:毎月28日
- 宗派:真言宗智山派
以前から、観音寺の御朱印をネットで拝見しており、ぜひとも授かりたいと思っていたんです。
並べると壮観だ…
実際にお参りして拝受すると、ありがたみもひとしお。嬉しい気持ちでいっぱいです!この記事には、お寺の境内風景を交えながら、
- 観音寺(津島市)の御朱印と御朱印帳
- 御朱印の頂き方(日時など)
- お寺の基本情報(アクセス・駐車場など)
といった情報をまとめておきますね。さっそく観音寺で授かった御朱印から紹介します。
目次(もくじ)
観音寺(津島市)で頂いた御朱印を紹介するよ【7種類】
1.大日如来の御朱印
まずは大日如来の御朱印。日々のストレスから守り、毎日を元気に過ごせ、願ったことを成就させる心願成就の仏様です。
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
2.阿修羅の御朱印
続いて阿修羅の御朱印。迷いや煩悩から救ってくださる仏様です。
左半分の墨書きは「元津島神社神宮寺 牛玉山観音寺」。神宮寺とは、神仏習合の時代に神社に付属して建てられたお寺のことです。
3.愛染明王の御朱印
3種類目は愛染明王の御朱印。縁結び(良縁成就)や恋愛成就・結婚成就のご利益で知られる仏様です。
それにしても、どの御朱印もスゴい迫力。書き手の方が漫画家のアシスタントを務めていた経歴の持ち主なんだそうですよ。
朝日新聞社のYouTubeチャンネルから。以前は予約があったみたい
上は御朱印を書いている様子を収めた、1分弱の動画です。ペットボトルのキャップや歯ブラシを駆使していますね。改めてかっこいい!
4.弘法大師の御朱印
若かりし頃のお大師様とのことです
4種類目は弘法大師の御朱印。個人的に一番好きかも。右上の印影に「真言宗智山派 弘法大師霊場」の文字が見えます。
5.お大師様の教えの御朱印(その1)
“世の中に無駄なものは何ひとつない”。宝珠の中には卍(まんじ)が見えます
5種類目は、お大師様の教えの御朱印(その1)。御詠歌入りの御朱印は聞きますが、教えが書かれたモノは珍しいのでは。
仕事・勉強・恋愛などでイヤなことがあったとき、この御朱印を見ると、ハッと気づかされるモノがあるかもしれません。
6.お大師様の教えの御朱印(その2)
“他人を救う行いこそが自分を救う近道である”。ココまで紹介してきた御朱印は、すべて一体500円です
6種類目は、お大師様の教えの御朱印(その2)。先ほどの教えよりも心に刺さります。個人の感想です。
【補足】観音寺の御朱印は”見開き&書き置き”が多いです
ココまで紹介してきた6種類の御朱印は、すべて見開き&書き置きタイプ(紙でもらうタイプ)。
ということで、B5サイズのブック式フリーアルバム(上の写真)に挟んで大切に保管しております。
通販サイト(楽天・Amazon・ヤフー)へのリンクも載せておきますね。メーカーはナカバヤシ。僕が使っているのと同じアイテムです。
7.秘鍵大師の御朱印
中央上の墨書は、弥勒菩薩(みろくぼさつ)を表す梵字”ユ”です
7種類目は秘鍵大師の御朱印。上の四体のうち、一体を記帳していただけるとのことでした。志納料(値段)は300円。
※御朱印の数え方(単位)についての特集記事を以下にご用意しています
8.津島霊場巡り(心願成就)の御朱印も
また観音寺では、津島霊場巡り「心願成就」の専用御朱印帳(奉拝帳)にも御朱印を頂いております。朱印料は100円です。
上が専用の御朱印帳(1000円)。宝寿院で購入しました。コレを持つことで、津島に行く楽しみが1つ増えたんです。ありがたい!
引き続き、オリジナル御朱印帳についても触れておきます。
観音寺(津島市)の御朱印帳(1500円)
【観音寺オリジナル御朱印帳】
皆様お待たせ致しました。
新しい御朱印帳を10/2(水)よりご授与させて頂きます。
色は二種類 各1500円
一部(御影部分)は印刷ですが三面御朱印として書いた物もご用意致します。こちらも文字の御朱印同様、番号札をお渡ししその場で順番にお書き致します。 pic.twitter.com/KhR9YWMT4q— 牛玉山観音寺(Goouzan Kannon-ji) (@kannonji81) October 1, 2019
観音寺の公式Twitterから。群青色(ぐんじょういろ)と紅藤色(べにふじいろ)の2色があるようです
観音寺ではオリジナル御朱印帳(1500円)も授かれます。やっぱりかっこいい。
お寺の由緒(歴史)の紹介を挟んで、次の章には、観音寺での御朱印の頂き方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきますね。
■ 牛玉山観音寺の由緒(歴史)
観音寺の本堂参道入口
- いつからあるかは不明
※本尊・不動明王像は応永6年(1399年)良辨によって作られる - 永正12年(1515年):快祝法師が中興
- 以前は見越村(現愛西市佐織町)にあり「三輿山廻向院観音坊」と称される
- 織田信長の父・信秀の頃から白山信仰の先達として寵愛を受ける
(豊臣秀吉・徳川家康の信頼も厚い)
大須万松寺(名古屋市中区)の御朱印帳「尾張の虎」
- 慶長13年(1608年):祝蔵法師のとき、白山社(天王通5)と共に現在地に移る
- 津島神社の社僧(神宮寺)に加わる
参考:津島霊場巡り奉拝帳、にぎわいネット津島
観音寺(津島市)での御朱印の頂き方を説明するよ
三吉稲荷。観音寺へは、この赤い鳥居が目印です
■ 牛玉山観音寺の御朱印情報
- 受付場所:納経所(参道右)
- 御朱印代(志納料/価格):見開き500円、片面300円
- 受付日時:不定期(お寺のTwitterでお知らせ)
1つずつ補足しますね。
御朱印の受付場所:納経所(参道右)
納経所。お守りや絵馬などの授与品もこちらで授かれます
観音寺の御朱印は、参道右の納経所で受付していただきました。
御朱印の志納料(金額)について
何度見返しても格好良い…
■ 御朱印の志納料(値段)
- 見開き:500円
- 片面:300円
※最新情報は現地でご確認ください
御朱印の志納料(料金)は、上にあげたとおり。見開き&書き置きで授かった御朱印が500円。
こちらの筆遣いも個性が出ていて好きです
そして、直接記帳してもらった御朱印が300円です。津島駅が近いこともあり、小銭を作る(お札を崩す)場所には困りませんよ。
受付日時:不定期(お寺のTwitterでお知らせ)
【10月の御朱印ご授与日程】
10月の津島はイベントがたくさんあります。是非津島へお出かけ下さい。
尚、皆様にお待たせ致しております観音寺オリジナル御朱印帳でございますが、後日改めてお知らせ致します。今暫くお待ち下さいませ。 pic.twitter.com/9dk2mJ1vkI— 牛玉山観音寺(Goouzan Kannon-ji) (@kannonji81) September 25, 2019
観音寺の公式ツイッターからです
観音寺の御朱印の受付日時は不定期。お寺の公式Twitterで、対応日をお知らせしてくれます。
種類によっては”無くなり次第終了”という御朱印もあるので、時間に余裕を持ってお参りしたいトコロですね。
【参考】僕がお参りした際の待ち時間など
手水舎。三吉稲荷の脇にあります
お寺に到着したのは11時半過ぎ。当日の受付時間が10-12時だったため、終了に近い時間帯でのお参りとなりました。
という一抹の不安もあったのですが、御朱印待ちは前に1人だけ。すぐ僕の番になり、スムーズに受付してもらえましたよ。
参道には四国八十八ヶ所霊場も
受付から御朱印を受け取るまでの待ち時間は10分程度。そのあいだに2,3組の参拝客が御朱印を受けに来たと記憶しています。
御朱印待ちの時間も含めると、参拝所要時間は30分ほどでしたね。参考になれば幸いです。
宿泊施設の広告を挟んだのち、ココまでに載せきれなかった観音寺の境内風景(写真3枚)をお届けします。
広告は、僕が名古屋駅付近で泊まるならココかなという「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」です。口コミ評価と値段のバランスが決め手。
【写真3枚】観音寺(津島市)の境内風景【フォトギャラリー】
まずは十二支のお堂。十二支・干支の守り本尊が祀られています。秘鍵大師もココに。
続いて地蔵菩薩(水子地蔵)。この世もあの世も隔てなく救い続けて、人間を立派に成長させてくれるとのことです。
最後はギャラリー。壁いっぱいに描かれた阿弥陀如来や、お寺の案内などが掲示されていました。
旅行関連の広告を再度挟んだのち、観音寺の基本情報(アクセス・駐車場など)を紹介して記事を締めますね。
広告はクラブツーリズム。「御朱印」で検索したところ、バス旅行だけで137件のツアーが該当しました(記事執筆時点)。充実してるなぁ!
観音寺(津島市)の基本情報(アクセス・駐車場など)
■ 牛玉山 観音寺(ごおうざん かんのんじ)
・住所:愛知県津島市天王通り6-43
・電話:0567-26-3932
・公式サイト:牛玉山観音寺
・アクセス:津島駅(名鉄尾西線/津島線)から徒歩3分
・駐車場:なし
ボナンザパーキング天王通り駐車場(145台収容)
お寺のすぐ西に”ボナンザパーキング天王通り駐車場”があります。駐車料金は60分100円(1日最大400円)です。
御朱印だけでなく、お寺の方の対応もステキでした。またお参りに来よう。
宝寿院の絵入り御朱印と御朱印帳。観音寺同様、津島神社の元神宮寺です
観音寺の近くで、ほかに御朱印を頂いたのは宝寿院(ほうじゅいん)。徒歩10分ほどで着きます。
心がほっこりする、かわいい絵入り御朱印を授かりましたよ。お参りしたときの様子は以下の記事にまとめてあります。