猿田彦神社(三重県伊勢市)で御朱印二体と御朱印帳を拝受しました。御祭神は猿田彦大神。物事の最初にあらわれ、すべてをイイ方向へ導いてくれる神様です。
猿田彦神社社殿。二重破風の妻入造り(通称:さだひこ造り)です
- 御祭神:猿田彦大神、大田命(相殿)
- ご利益:みちひらき、建築地鎮、八方除、交通安全、芸能、縁結び
- 社格など:別表神社、旧無格社
境内社の佐瑠女神社も、芸能・縁結びの神として有名。女性の参拝客も多く、華やいだ雰囲気の中で、ステキなお参りができました。この記事には…
- 猿田彦神社の御朱印と御朱印帳
- 御朱印の頂き方(時間など)
- 境内の様子や見どころ
といった情報をまとめておきますね。まずは猿田彦神社で授かった御朱印から紹介します。
伊勢神宮 内宮に続けて参拝しました。おかげ横丁から徒歩6分・宇治橋から徒歩12分とアクセス良好です
目次(もくじ)
猿田彦神社(伊勢市)の御朱印【2種類】
- 猿田彦神社の御朱印
- 佐瑠女神社の御朱印
1.猿田彦神社の御朱印
これまでに三百体ほどの御朱印を頂きましたが、”奉拝”の墨書きが中央に配されているのは珍しい
まずは猿田彦神社本社の御朱印から。右上の印影(=朱印を押した跡)に“啓行”とありますね。
啓行(けいこう・みちひらき)の意味は「先頭に立って道を開くこと」。御祭神・猿田彦大神の御神徳を表していると思われます
御朱印の見方(=何が書いてあるのか)について、神社とお寺それぞれの具体例をあげながらまとめました。御朱印初心者の方の参考になれば幸いです。
2.佐瑠女神社の御朱印
続いて佐瑠女神社の御朱印です。伊勢神宮のソレと似た「朱印+参拝日」という分かりやすい構図。シンプルイズビューティフル!
佐瑠女神社。本殿と向かい合うように鎮座していました。舞鶴の神紋もかっこいい
佐瑠女神社の御祭神は天宇受売命。天照大御神が天の岩屋に引きこもった際、岩屋の前でダンスを踊った女神です。
【楽しい】芸能人も多く訪れる神社です
Ms.OOJAさんの公式Instagramから。ラッパーのSALUさんとお参りされたようです
猿田彦神社・佐瑠女神社には、芸能人も多く参拝されています。頂いた社報にも…
- 足立佳奈さん
- 平山浩行さん
- 鈴華ゆう子さん(和楽器バンド)
などのお名前が、写真とともに掲載されていましたよ。
招霊の木(オガタマノキ)。立札に”奉納 スターダストプロモーション”とありました
猿田彦神社(伊勢市)の御朱印帳
表表紙(左上)には”みちひらき”の文字も
猿田彦神社では、オリジナル御朱印帳も授かりました。薄紫色をベースに、神紋の五瓜梅鉢が散りばめられた美しいデザイン。初穂料(値段)は1500円です。
同じデザインの御朱印帳袋(1000円)もありました
【補足】猿田彦神社の御朱印帳は大きいサイズ
猿田彦神社(左)と伊勢神宮(右)の御朱印帳。猿田彦神社は伊勢神宮との関係が深い神社です
猿田彦神社の御朱印帳は大きいサイズ(大判サイズ)。大きさのイメージが掴めるよう、小さいサイズの御朱印帳と並べてみました。
※御朱印帳のサイズ(大きさ)についての特集記事を以下にご用意しています御朱印帳のサイズは大きく分けて2種類。「それぞれの呼び方・大きさ(cm)」と「御朱印巡り初心者にはどちらのサイズがおすすめか」を紹介します。
伊勢神宮で頂いた七体の御朱印
小さいサイズの御朱印帳は、同じ日に伊勢神宮(内宮)で頂いたモノ。今回の観光旅行では、伊勢神宮の御朱印七体も拝受しております。詳しくは以下の記事をご覧ください。
伊勢神宮で御朱印7体と2種類の御朱印帳を頂いたので、もらい方(場所・料金・時間)や、お参りした順番(地図付き)とともに記事にまとめました。
さて、神社のおもなお祭りの紹介を挟んで、次の章には、猿田彦神社での御朱印のもらい方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきますね。
御神田(おみた)。毎年5月5日に、豊作を祈って早苗を植えるお祭り「御田祭」が行われます
- 4月4日5日:春季例祭
- 5月5日:御田祭
- 6月30日:水無月大祓
- 8月17日18日:佐瑠女神社例祭
- 11月4日5日:秋季例祭
- 11月15日:七五三祭
- 12月5日:清砂頒布始祭
- 12月31日:大晦日大祓
※参拝の栞をもとに作成
猿田彦神社(伊勢市)での御朱印の頂き方
さざれ石。国歌「君が代」に登場する縁起のよい石です
- 受付場所:授与所(鳥居左)
- 御朱印代(初穂料/価格):お気持ち
- 受付時間のめやす:8時半から17時半まで
1つずつ補足します。
受付場所:授与所(鳥居左)
授与所。境内はコンパクト。迷う心配もありません
猿田彦神社の二体の御朱印は、鳥居くぐって左の授与所で頂きました。お札・お守り・おみくじなどの授与品や、祈祷受付も同じ場所です。
伊勢神宮にはおみくじがありません。おみくじ欲はココで満たすのがよろしいかと
初穂料(金額):お気持ち
青少年館。駐車場から拝殿に向かう途中にあります
御朱印代(料金)はお気持ち。箱に納めるスタイルでしたので、お参り前に100円玉などの小銭を用意しておくと安心です。
境内東の青少年館(上の写真)に自動販売機がありましたし、おかげ横丁で買い物するのもアリですね。
上はおかげ横丁で食べた、豚捨のコロッケ(100円)。甘くて美味しかった!
お気持ちに関して、僕は一体につき300円を納めました。ご参考までに
受付時間のめやす:8時半から17時半まで
たから石。宝船のような舟形石に、富を象徴する白蛇がのっためでたい石です
猿田彦神社の公式サイトに、授与品の受付時間に関する以下の記載があります。
授与品のご案内
授与所受付時間:午前8時30分~午後5時30分
ということで、御朱印を受けたい場合も午前8時半から午後5時半をめやすにお参りされるのがよろしいかと。
子宝池と朱門橋。池畔には宇治土公家の産霊神が祀られています
神社に到着したのは平日の午後3時半ごろ。
猿田彦神社拝殿→佐瑠女神社の順番でお参りしたのち授与所に伺い、御朱印をいただいた次第です。
赤門。屋根のシャチホコが印象的
神社には途切れることなく参拝客が訪れていましたが、御朱印に関しては待ち時間もなく、スムーズに受けることができました。
参拝所要時間は全体で約30分といったところですね。ご参考までに。
本居宣長歌碑。”神世より 神の御末とつたへ来て 名くはし宇治乃土公わが勢”と刻まれています
さてさて、宿泊施設の広告を挟んだのち、猿田彦神社のアクセス・駐車場情報を載せて記事を締めます。
広告は、僕が今回宿泊した「伊勢シティホテル」。伊勢市駅から徒歩3分。安さと口コミ評価のバランスで選びました。ぐっすり眠れて満足しております
猿田彦神社(伊勢市)のアクセス・駐車場など
- 住所:三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
- 電話:0596-22-2554
- 公式サイト:みちひらきの大神 猿田彦神社
- 地図(マップ)
- アクセス
- 猿田彦神社前バス停(三重交通)からすぐ
- おかげ横丁から徒歩6分
- 五十鈴川駅(近鉄鳥羽線)から徒歩18分
猿田彦神社前バス停(三重交通)
宇治山田駅~伊勢市駅~外宮前~内宮前を結ぶ、三重交通の路線バス[51・55系統]が、猿田彦神社前にも停車します
- 駐車場:あり(30分以内無料)
猿田彦神社第2駐車場
境内東(国道23号線)から進入できます。30分以降の駐車料金は30分毎に300円が加算されます。
方位が刻まれた方位石(古殿地)。公式サイトで”最も神聖な場所”と紹介されています。パワースポット
おまけ!拝殿正面の方位石(古殿地)です。風水で有名なDr.コパさんによると、以下の順番で石を触るとイイんだとか。
- 仕事運:亥→卯→未
- 金運:巳→酉→丑
- 家庭運:申→子→辰
- 人気運:寅→午→戌
僕は「亥→卯→未」の順番で石に触れさせていただきました(仕事運)。毎日お仕事がんばるぞ!
鳥居の柱。八角形になっています
それにしても方位石や社殿屋根の鰹木など、境内には八角形がいっぱい。御朱印の印影も八角形でしたね。
猿田彦大神の八方除の御神徳にちなんでいるんだとか。統一感が素晴らしい
月読宮(皇大神宮 別宮)の御朱印
さて、猿田彦神社のあとは、内宮別宮の月読宮へ。
猿田彦神社から徒歩10分です。以下から次の記事へとお進みください。
次の記事はこちら【月読宮】
月読宮(三重県伊勢市)で御朱印を授かったので、頂き方(場所・値段・時間)や境内の様子とともに記事にまとめました。伊勢神宮 内宮の別宮です。
二見興玉神社の夫婦岩と御朱印
そして、今回の伊勢鳥羽観光(1泊2日)で訪れた寺社史跡を以下にまとめておきます。
御朱印巡りの参考になれば幸いです。それでは!
【1日目(伊勢神宮内宮/外宮・猿田彦神社など)】
【2日目(伊勢神宮別宮・鳥羽三女神など)】
伊勢神宮で御朱印7体と2種類の御朱印帳を頂いたので、もらい方(場所・料金・時間)や、お参りした順番(地図付き)とともに記事にまとめました。
三重県の御朱印一覧
三重県の御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。