なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
鹽竈神社で御朱印を授かりました。
名駅地下街・サンロードのS6出口(スパイラルタワーズのところ)から徒歩18分で着きます。
塩釜(しおがま)と聞くと、天白区の八事塩竃神社を思い浮かべる人も多そうですが、名古屋駅の近くにもこんなステキな神社があるんです。
奉納釜
神社に着いて、まず度肝を抜かれたのが正面鳥居横の奉納釜。すごい迫力。
アンパンマンの「かまめしどん」を思い出しました。
ほかにも拝殿横に大麻(神主さんが振るやつ)があったり、河童の神様がいたりと楽しい時間を過ごせましたよ。このページには…
- 鹽竈神社の御朱印
- 御朱印の頂き方(時間など)
- 境内の様子(見どころ)
といった情報をまとめておきますね。
まずは鹽竈神社で授かった御朱印からお見せします。
日置神社(中区橘)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
鹽竈神社(中川区)の御朱印
鹽竈神社で授かった御朱印です。”しおがま”が平仮名でなんだか可愛い。筆であんな複雑な文字を書いたらグチャグチャになりそうですもんね。
鹽竈
とはいえ、漢字でサラッと書けたらカッコイイかも…ということで、拡大したモノを載せておきます。みんなでなぞって練習だ!(←誰がするんだ)
鹽竈神社(中川区)での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
鹽竈神社の御朱印は拝殿右の授与所(社務所)で頂きました。宮司さんが終始にこやかに「どこから来たの?」などと話しかけてくださって大変うれしかったです。
御札やお守り、おみくじもありましたし、初宮詣りや七五三などの祈祷もこちらで受付してもらえるかと。
拝殿を正面から見るとこんな感じ。祀られている御祭神は、総本社の鹽竈神社(宮城県塩釜市)と同様、以下の三柱です。
- 塩土老翁神(シオツチノオジ)
- 武甕槌神(タケミカヅチ)
- 経津主神(フツヌシ)
そして、賽銭箱の横には…
神主さんが振る大麻が置かれていました。まさか自分(セルフ)でお祓いできるとは。貴重な体験をさせていただきました。
神社検定公式テキスト「神社のいろは」によると、頭上で左右左と振ってお祓いするのが作法のようです(92ページ)。
【参考】鹽竈神社のご利益(御神徳)
- 安産・子育て(生育安全)
- 子授け(妊娠)
- 延命長寿
- 交通安全・航行安全
- 産業発展
※参拝の栞と愛知縣神社名鑑をもとに作成
御朱印の初穂料(金額)
御朱印の初穂料(値段)は300円を納めました。と言っても「300円ね」などと言われたわけではなく「300円でよろしいですか?」と伺ったところ、
と快く受け取ってくださったと記憶しています。ですので、お気持ち(志納)といった感じですかね。お気持ちについては以下の記事で特集していますよ。
鹽竈神社の由緒(歴史)についても簡単にまとめておきますね。
【要約版】鹽竈神社の由緒(歴史)
- 慶長15年(1610年):奥州国武将・岩田藤忠が、名古屋城の完成を祈願して奥州国一宮・鹽竈神社の分霊を迎える
- 江戸初期:豊臣家家臣・福島正則が瓢箪型の手水石(手水舎)を奉納
- 延宝年間(1673-80):尾張藩士・松平康久により社殿改修
- 天保6年(1835年):現在地に遷座
- 昭和20年(1945年):空襲に遭うも宮司が身を挺して防ぐ
※境内由緒、参拝の栞、愛知縣神社名鑑をもとに作成
拝殿横には名古屋城築城の折に奉納されたという”奥の巨石”もありました。
御朱印の受付時間は?
鹽竈神社の公式サイトには、(社務全般の受付時間だと思われる)以下の記載があります。
受付時間 09:00~16:00
出典:鹽竈神社公式サイト
ですので、午前9時から午後4時のあいだにお参りすれば、かなりの確率で御朱印を授かれる(ご縁がある)のではないでしょうか。
最後に、数ある境内社の中から、かっぱの神様(無三殿社)を含む、とくに印象に残った三社を紹介して記事を締めますね。
鹽竈神社(中川区)の境内風景
1.無三殿社(かっぱの神様)
■ 無三殿社(かっぱの神様)のご利益
- 寝抜き(痔)の神様
- 水商売の神様(客引きの神/水神様)
- 子供の守護神(水泳上達も)
※境内の立札と頂いた由緒書きを参考に作成
まずは、参拝前から気になっていた無三殿社(かっぱの神様)。イメージよりも人間に近い見た目をしておりました。
昔このあたりが無三殿と呼ばれ、霊鼈(亀や河童の意)も住み、大切にされていたのが由緒とのことです。お参りの仕方は以下の4ステップ。
- 一礼
- かっぱの頭の皿に、柄杓で水を三回かける
- 願い事をする
- 二礼・二拍手・一礼
頭から水をかけられて水浸しになっていくカッパの神様の姿が大変シュールでした。オススメです。
なお、かっぱの神様についての情報を事前リサーチで得ていた僕は、すぐ近くのかっぱ寿司(水主町交差点)でかっぱ巻きを食べてからお参りしました←。
参拝前に1000円札も崩せて(=小銭も作れて)一石二鳥でしたよ。かっぱ寿司、すごく久しぶりに行った気がするなぁ。
2.白龍社(おもかる石)
■ 重軽石(おもかるさん)作法
- 一礼し、石を持って重さを確認
- 石を元に戻し、合掌して願い事をする
- 一礼し、石を持って再び重さを確認
- 一度目より軽く感じたら願いが叶い、重く感じたら叶わない
※くわしくは現地でご確認くださいませ
続いて白龍社(白光龍神社)。おもかる石があったので占ってみました。最近は軽く感じるケースが多いので、期待を持ってチャレンジ。
結果は…今回も軽く感じる(気がする)!良い流れが続いているようです。願いを叶えるべく、日々精進します。
3.塩玉稲荷社など
三社目は塩玉稲荷社。頭上に並んだ提灯(ちょうちん)が印象的でした。例祭日は旧暦の初午日です。
せっかくなので残りの境内社も。秋葉社・神明社・津島社と靖霊社(右下)です。すべてにお参りさせていただきました。
【参考】鹽竈神社のおもなお祭りなど
- 1月1日:歳旦祭
- 3月旧初午日:初午祭(塩玉稲荷神社)
- 4月日祝日:しおがまカッパ寄席(10月にも)
- 5月10日:靖霊祭(靖霊社)
- 6月初旬:天王祭(津島社・初物スイカ呈上)
- 6月30日:大祓式
- 7月初旬:白龍社祭(白龍社)
- 8月1日:茅輪神事・赤丸神事
- 8月第1日曜日:カッパ祭(無三殿社)
- 10月9日:宵宮祭
- 10月10日:例大祭
- 12月初旬:秋葉祭(秋葉社)
- 12月31日:大祓式・除夜祭
- 毎月1日:月次祭
- 毎月1日15日:カッパ市(野菜・花・衣類など)
※頂いた由緒書きと公式サイトを参考に作成
おまけ!ココまでに載せきれなかった境内の見どころを1枚の画像にまとめました。それぞれ以下のとおりです。
- [左上]蕃塀(ばんぺい)
名古屋中心部の神社で相当な確率で見かけます。”正面が直接見えないように”という意味があるんだとか - [右上]神馬
胴体に刻まれている神紋は鹽竈桜(シオガマザクラ)…かと思いきや、花びらの数から考えると違うかも - [左下]神楽殿
祭事の日にどんな踊りが舞われているのを想像(妄想)するのが好きです - [右下]ベンチ
歩いて御朱印巡りすることが多い僕にとって非常にありがたい存在。この日も由緒書きを見ながらひと休みさせてもらいました
鹽竈神社(中川区)のアクセス・駐車場
■ 鹽竈神社(塩竈神社・塩釜神社)
・住所:愛知県名古屋市中川区西日置1-7-10
・電話:052-331-4025
・公式サイト:名古屋の鹽竈神社
・アクセス:山王駅(名鉄名古屋本線)から徒歩9分
・駐車場:あり
境内東に参拝者用の駐車場がありました
この日は7つの神社で御朱印巡りをしたのですが、鹽竈神社はその中でも個性が溢れ出ており、刺激的な時間を過ごせましたね。
白龍神社(中村区名駅南)の御朱印
鹽竈神社のあとは、北に歩いて15分ちょっとの白龍神社で御朱印を授かりました。
名古屋駅から最寄りの御朱印神社だと思われます。
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次のページはこちら【白龍神社】
白龍神社で御朱印を授かったので、もらい方(時間など)と共に記事にまとめました。名古屋駅地下街から徒歩7分。商売繁盛や金運UPのご利益で有名です。
鹽竈神社(中川区)周辺の御朱印寺社
- >>洲崎神社(徒歩14分・白龍神社に行く途中に寄れます)
- >>日置神社(徒歩14分・桶狭間の戦いの際、織田信長が戦勝祈願した延喜式内社)
- >>大須観音(徒歩17分・なごや七福神布袋尊など霊場札所がいっぱい)
- >>七寺(徒歩18分・大須商店街南。名古屋21大師第2番&東海36不動第9番)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。