二見興玉神社(三重県伊勢市)で御朱印二体と御朱印帳を拝受しました。夫婦岩やカエルで有名な神社です。
- 御祭神:猿田彦大神、宇迦之御魂大神
- ご利益:開運招福、家内安全、交通安全、縁結び、夫婦円満
- 社格など:旧村社、別表神社
夫婦岩。沖合に鎮まる霊石「興玉神石(おきたましんせき)」を遙拝する鳥居の役目を果たしています
伊勢神宮にお参りする前に、二見興玉神社・二見浦一帯で心身を清めるのが、古来からの習わしなんです(浜参宮)。
僕も同じ日に、伊勢神宮に参拝して七体の御朱印を授かりました。充実した一日だった
この記事には…
- 二見興玉神社の御朱印と御朱印帳
- 御朱印の頂き方(受付時間のめやすなど)
- 境内の様子や見どころ
といった情報をまとめておきますね。まずは二見興玉神社で頂いた御朱印から紹介します。
目次(もくじ)
二見興玉神社で頂いた御朱印【2種類】
二見興玉神社拝殿
- 二見興玉神社の御朱印
- 龍宮社の御朱印(境内社)
毎月23日(二見の日)に頒布される限定御朱印についても補足します
1.二見興玉神社の御朱印
参拝日が右側に配されています。伊勢神宮の御朱印に倣ったのでしょうか
まずは二見興玉神社の御朱印から。「浜参宮」の墨書きが印象的です。以前は神社名(二見興玉神社)が中央に書かれていましたが、どうやら変わった模様。
夫婦岩の朱印が押されているのも嬉しい。右上の印影(=朱印を押した跡)は“伊勢二見浦”でよろしいかと
御朱印の見方(=何が書いてあるのか)について、神社とお寺それぞれの具体例をあげながらまとめました。御朱印初心者の方の参考になれば幸いです。
2.龍宮社の御朱印(境内社)
夫婦岩のあいだから朝日が昇っています
続いて龍宮社(境内社)の御朱印です。達筆。「龍」の最後のハネの部分に惚れ惚れしております。
上が龍宮社の社殿です。竜宮城を彷彿とさせる外観ですね。御祭神は海の守護神・綿津見大神(わたつみのおおかみ)です。
【補足】復刻限定御朱印(毎月23日)
ふたつめは二見興玉神社。
23日なので特別な御朱印です。 pic.twitter.com/ON8YfOnsjJ— りんね (@rinne201608) October 23, 2018
拝受された方のツイートです。僕もいつかご縁があるとイイな
二見興玉神社では、毎月23日(二見の日)に限定御朱印を受けられます。昭和初期ごろに神社で実際に授与していた御朱印の復刻版。印影は以下の2種類です。
- 二見興玉神社参拝證印
(カエルと輪注連縄の印) - 二見浦禊齋證印
(夫婦岩と清き渚の印)
二見興玉神社 復刻限定御朱印|伊勢志摩観光ナビ
※23日に通常御朱印を受ける場合は、紙(書き置き)での授与になるそうです
上が輪注連縄(禊祓・初穂料300円)。コレで身体をさすることで、身のけがれや悪い所を注連縄に託すんだそうですよ。
テレビ番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でも、出川さんと元SMAPの草彅剛さんが体中をさすっていました
二見興玉神社では、オリジナルの御朱印帳も拝受しましたので、続けて紹介します。
二見興玉神社の御朱印帳【夫婦岩・日の出/満月】
5月~7月頃に、実際に夫婦岩の間から日の出を見られます。天気が良い日には、富士山から昇る朝日も!(よく見ると、注連縄の下に富士山が描かれています)
二見興玉神社ではオリジナル御朱印帳[日の出]も拝受しました。夫婦岩の間から朝日が昇るかっこいいデザイン。初穂料(料金)は1200円です。
御朱印帳の右下にはカエルもいますね。「カエル=猿田彦大神(御祭神)の使い」なんだとか
二見蛙
境内にも沢山のカエルの置物が。「無事帰る・貸したモノが返る・若返る」などのご利益にあずかった人からの献納です。
はじめて御朱印帳を買ったのですが、二見興玉神社の御朱印帳めちゃめちゃかわいい!✨
月とか星とか空とかがキラキラな糸で表現されててかわいい…☺️! pic.twitter.com/cxdvjQ2uNZ— なな🐧 (@scabiosa_7) September 19, 2019
二見興玉神社には御朱印帳袋の取り扱いもありました。デザインは御朱印帳と同じ。初穂料(値段)は1500円です。
上は[満月]の御朱印帳&御朱印帳袋を受けた方のツイート。かわいいなぁ。11月から1月の満月の頃には、夫婦岩の間から月が昇るそうですよ。
御朱印帳のサイズは?
二見興玉神社(左)と猿田彦神社(右)の御朱印帳
二見興玉神社の御朱印帳は小さいサイズ(文庫本サイズ)。大きさのイメージが掴めるよう、大きいサイズの御朱印帳と並べてみました。
※御朱印帳のサイズ(大きさ)についての特集記事を以下にご用意しています御朱印帳のサイズは大きく分けて2種類。「それぞれの呼び方・大きさ(cm)」と「御朱印巡り初心者にはどちらのサイズがおすすめか」を紹介します。
猿田彦神社の御朱印。境内社の佐瑠女神社(写真右)は、芸能上達や縁結びのご利益で有名です
大きいサイズの御朱印帳は、同じ日に猿田彦神社(内宮近く)で頂いたモノ。二見興玉神社同様、猿田彦大神を祀る神社です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
猿田彦神社(三重県伊勢市)で御朱印と御朱印帳を授かったので、頂き方(時間など)や境内の様子とともに記事にまとめました。佐瑠女神社の御朱印も!
さて、宿泊施設の広告を挟んで次の章には、二見興玉神社での御朱印のもらい方(僕が参拝したときのこと)を書き留めておきます。
広告は、僕が今回宿泊した「伊勢シティホテル」。安さと口コミ評価のバランスで選びました。ぐっすり眠れて満足しております
二見興玉神社での御朱印の頂き方
正面鳥居と社号標
- 受付場所:授与所(拝殿横)
※龍宮社の御朱印は龍宮社の授与所 - 御朱印代(初穂料/価格):300円
※復刻限定御朱印は500円 - 受付時間のめやす:日の出から日の入り頃まで
※龍宮社は9時から16時頃まで
1つずつ補足します。
※御朱印デビューを考えている方に向けての特集記事を、以下にご用意しています御朱印とは何か?初心者の方に向けて、もらい方の流れを含め、分かりやすくまとめています。
受付場所:授与所(拝殿横)
拝殿脇授与所。お札・お守り・おみくじもありました
二見興玉神社の御朱印は、拝殿横の授与所内で頂きました。巫女さんが優しく対応してくれましたよ。感謝です。
龍宮社授与所。奥に見えるのが龍宮社の鳥居です
いっぽう龍宮社の御朱印は、龍宮社の授与所で拝受しました。境内はほぼ一本道。方向オンチの僕でも迷わずお参りできました。
初穂料(金額):300円
境内の自動販売機。奥の建物はトイレです
御朱印料(値段)は一体300円。毎月23日の限定御朱印のみ500円です。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、境内に上の自動販売機が設置されていましたし…
拝殿から龍宮社に向かう途中には、売店もありました(上の写真)。お茶の品揃えが豊富だったと記憶しています。
受付時間のめやす:日の出から日の入り頃まで
旅行マガジンでお馴染み「まっぷるトラベルガイド」の二見興玉神社のページに、社務所の時間に関する以下の記載があります。
二見興玉神社
営業時間
境内自由(社務所は日の出~日の入頃まで)
ということで、御朱印を受けたい場合は、日の出から日の入りをめやすにお参りされるのがよろしいかと。
いっぽう龍宮社の授与所前には”午前9時から午後4時頃まで”の旨の掲示が。受付時間が異なるようです
手水舎の満願蛙。水をかけると願いが叶うと言われています
神社に到着したのは平日の午前9時半ごろ。拝殿でお参りしたのち、二見興玉神社→龍宮社の順に御朱印を拝受した次第です。
天の岩屋。日の大神(天照大御神)が隠れた場所と伝わります
待ち時間もなく、スムーズに御朱印を頂くことができました。参拝所要時間は全体で約40分といったところですね。ご参考までに。
さてさて、旅行関連の広告を再度挟んだのち、二見興玉神社のアクセス・駐車場情報を載せて記事を締めます。
二見興玉神社のアクセス・駐車場など
- 住所:三重県伊勢市二見町江575
- 電話:0596-43-2020
- 参拝時間:24時間
- 公式サイト:二見興玉神社
- 地図
- アクセス:二見浦駅(JR参宮線)から徒歩15分
- 駐車場:あり(無料)
堤防沿いが駐車場になっています。
いやぁ、ステキなお参りになりました。あえて難を挙げるなら、いつ来ても強風が吹いていることくらいかな。参拝中に髪が乱れるのはご愛嬌です(笑)
伊勢神宮で拝受した七体の御朱印
二見興玉神社のあとは、外宮→内宮の順番でお伊勢参り。
別宮も合わせると、神宮だけで合計七体の御朱印を頂きました。
以下から次の記事へとお進みください。
次の記事はこちら【伊勢神宮】
伊勢神宮で御朱印7体と2種類の御朱印帳を頂いたので、もらい方(場所・料金・時間)や、お参りした順番(地図付き)とともに記事にまとめました。
石神さん(神明神社・鳥羽市相差)の御朱印
また、今回の伊勢鳥羽観光(1泊2日)で訪れた寺社史跡を以下にまとめておきます。御朱印巡りの参考になれば幸いです。それでは!
【1日目(伊勢神宮内宮/外宮・猿田彦神社など)】
【2日目(伊勢神宮別宮・鳥羽三女神など)】
三重県の御朱印一覧
三重県の御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。