明治神宮(東京都渋谷区)で御朱印と御朱印帳を拝受しました。お正月の初詣客数が日本一とされる、人気の神社です。この記事には、
- 明治神宮の御朱印と御朱印帳
- 御朱印の頂き方(受付時間のめやすなど)
- 境内の様子や見どころ
といった情報をまとめておきますね。さっそく、明治神宮で頂いた御朱印から紹介します。
- 御祭神:明治天皇(第122代天皇)、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)
- ご利益:縁結び、夫婦円満、家内安全
※御神木・夫婦楠の象徴 - 社格など:別表神社、東京五社
- 由緒(歴史):大正9年(1920年)11月1日創建
僕は明治天皇と同じ誕生日(文化の日)。初めて知ったときは、子供心に嬉しかったのを覚えています
目次(もくじ)
明治神宮の御朱印
中央の印影(朱印を押した跡)は”明治神宮”の篆書体です
明治神宮で拝受した御朱印は上の1種類。右上に“鎮座百年祭記念”とありますね。参拝した令和二年は、鎮座100年の特別な年だったんです。
墨書きの“奉拝”は「謹んで参拝いたしました」の意。中央上の印影は、明治神宮の紋章(十二弁菊&五三桐)です
御朱印の見方(=何が書いてあるのか)について、神社とお寺それぞれの具体例をあげながらまとめました。御朱印初心者の方の参考になれば幸いです。
明治神宮の御朱印帳
拝受した御朱印帳。御朱印と同じ場所でお願いしました
明治神宮では御朱印帳も購入しました。鎮座百年祭記念の特別な御朱印帳。初穂料(値段)は、御朱印込みで2000円でしたよ。
御祭神みゆかりの花菖蒲で染めた、優しい色合いがステキです。ふんわりした肌触りで、紙質もイイ感じ
僕が授かったのは、おそらく限定の御朱印帳。もう1種類、紫×白の和紋様デザインの御朱印帳(1500円)もありましたよ。後者は通年頒布されているかと。
【補足】明治神宮の御朱印帳は小さいサイズ
明治神宮(左)と浅草寺(右)の御朱印帳
明治神宮の御朱印帳は小さいサイズ(文庫本サイズ)。大きさのイメージが掴めるよう、大きいサイズの御朱印帳と並べてみました。
※御朱印帳のサイズ(大きさ)についての特集記事を以下にご用意しています御朱印帳のサイズは大きく分けて2種類。「それぞれの呼び方・大きさ(cm)」と「御朱印巡り初心者にはどちらのサイズがおすすめか」を紹介します。
浅草寺(台東区浅草)で拝受した御朱印
大きいサイズの御朱印帳は浅草寺(浅草観音)で授かったモノ。仲見世商店街のいちごカステラ串も美味しかったなぁ。詳しくは以下の記事をご覧ください。
金龍山浅草寺(東京都台東区)で御朱印2種類と御朱印帳を授かったので、頂き方(場所・料金・時間)や境内の見どころとともに記事にまとめました。
神社のおもなお祭りの紹介を挟んで、次の章には、明治神宮での御朱印のもらい方(僕がお参りしたときのこと)を書き留めておきますね。
例祭(百々手式)の様子を収めた貴重なYouTube動画をシェアさせていただきます
- 1月1日:歳旦祭
- 2月11日:紀元祭
- 2月17日:祈年祭
- 2月23日:天長祭
- 4月11日:昭憲皇太后祭
- 5月3日:崇敬者大祭(春の大祭)
- 立夏の日:御衣祭(立冬の日にも)
- 6月30日:大祓
- 7月30日:明治天皇祭
- 11月1日:鎮座記念祭
- 11月3日:例祭(秋の大祭)
- 11月23日:新嘗祭
- 12月31日:大祓、除夜祭
※頒布のリーフレットをもとに作成
明治神宮での御朱印の頂き方
社殿(写真右)と夫婦楠(めおとくす・左)。ヒルナンデスでパワースポットとして取り上げられていました
- 拝受場所:長殿(授与所)
- 御朱印代(初穂料/価格):500円
- 受付時間のめやす:午前9時~閉門
1つずつ簡単に補足しますね。
※御朱印デビューを考えている方に向けての特集記事を、以下にご用意しています御朱印とは何か?初心者の方に向けて、もらい方の流れを含め、分かりやすくまとめています。
拝受場所:長殿内(授与所)
長殿。神札・お守り・おみくじもココで受けられます
明治神宮の御朱印は、社殿右の長殿(授与所)で頂きました。案内看板が出ており、方向音オンチの僕でも迷わず辿り着けましたよ。
なお、時期によっては神楽殿(上の写真・長殿向かい)が受付場所になることも。初宮詣や厄払いなどの祈願受付もこちらです。
長殿ではおみくじ(大御心・100円)も引きました。明治神宮のおみくじには吉凶がありません。明治天皇さま・昭憲皇太后さまの歌が書かれています。
僕のおみくじには”心の鏡をいつも清く明らかにしましょう”という意味の歌が。生活の指針にしよう
初穂料(金額):500円
御朱印の初穂料(値段)は500円。都心に鎮座する神社なので、お参り前に小銭を作る(お札を崩す)場所にも困りません。
駐車場に並ぶ自動販売機
境内西の駐車場やフォレストテラスの公衆トイレ前に、自動販売機も並んでいましたよ。
御朱印は紙(書き置き)での授与も行なっていました。現地の雰囲気から察するに、記帳してもらう方たちと同じ列に並ぶ必要がありそうでしたが
受付時間のめやす:午前9時~閉門
南神門。空襲による焼失を免れた貴重な建造物です
東京メトロが共同運営者のサイト「レッツエンジョイ東京」に、御朱印の受付時間に関する以下の記載があります。
- 参拝時間:日の出と共に開門し、日の入りに合わせて閉門(中略)
- 授与所受付時間:参拝時間に同じ
- 御朱印受付時間:参拝時間に同じ
出典:明治神宮|レッツエンジョイ東京
ただし、参拝者の口コミも参考にすると、御朱印の受付が始まるのは祈願受付と同じ午前9時頃からと考えておいたほうが良いかもしれません。
正式表記は「明治神”宫”」。「宮」に「ノ」が入っていません
ですので、御朱印を受けたい場合は、午前9時から閉門時間をめやすにお参りされるのがよろしいかと。
以下に、明治神宮の開閉門時間をのせておきますね。個人的には、遅くとも閉門1時間前(できれば2時間前)には神社に到着しておきたいかな
月 | 開門時間 | 閉門時間 |
---|---|---|
1月 | 6時40分 | 16時20分 |
2月 | 6時20分 | 16時50分 |
3月 | 5時40分 | 17時20分 |
4月 | 5時10分 | 17時50分 |
5月 | 5時00分 | 18時10分 |
6月 | 5時00分 | 18時30分 |
7月 | 5時00分 | 18時20分 |
8月 | 5時00分 | 18時00分 |
9月 | 5時20分 | 17時20分 |
10月 | 5時40分 | 16時40分 |
11月 | 6時10分 | 16時10分 |
12月 | 6時40分 | 16時00分 |
※最新情報は公式サイトでご確認ください
南鳥居。原宿駅や明治神宮前駅からスグです。ココからお参りしました
神社に着いたのは平日の午前11時半ごろ。お参りを済ませたあと長殿に向かうと、御朱印待ちの方が30人ほどでしょうか、列をなしていました。
列に並んだのが12時10分。御朱印(帳)を受け取ったのが12時半でしたので、待ち時間は約20分といったところですね。
当日の書き手は4人体制でした。いずれの方も丁寧&にこやかに対応されていてステキだった
参道に並ぶワイン(葡萄酒)樽。現地立札によると、明治天皇の好物だったそうです
僕が明治神宮の境内で過ごした時間(=参拝所要時間)は約1時間45分。内訳は以下のとおりです。
やったこと | 所要時間 |
---|---|
到着~神門 | 30分 |
社殿でお参り | 10分 |
御朱印の待ち時間 | 20分 |
明治神宮御苑散策 | 30分 |
参道を歩いて出口へ | 15分 |
合計 | 約1時間45分 |
説明書きを読んだり、写真を撮ったりしながらの所要時間です。ストレートに歩けば、入口から社殿までは15分ほどで着くはず。
明治神宮ミュージアム。神社の歴史や貴重な宝物などが展示されています
とはいえ、この日は東郷神社など、他の神社にもお参りする計画を立てていました。もし、時間を気にせずであれば…
- 明治神宮ミュージアムを見学
- フォレストテラスでランチorお茶
- 芝生広場でくつろぐ
など、あと1時間半~2時間は境内で過ごせたかなぁという気がしております。ご参考までに。
さて、記事の後半では、ココまでに載せきれなかった明治神宮の境内風景(フォトギャラリー)をお届けします。
明治神宮の見どころ【フォトギャラリー】
- 【前半4枚】日本一の大鳥居など
- 【後半4枚】パワースポット・清正井など【明治神宮御苑】
前半と後半の2部作でいきますね。
【前半4枚】日本一の大鳥居など
いざ参道から社殿へ。清酒菰樽です。カラフルさと日本らしさとが相まってか、海外観光客の人気撮影スポットになっていました。
さらに進むと日本一の大鳥居が。木造の明神鳥居としては日本一の大きさを誇るそうです(高さ12m・幅17.1m・重さ13トン)。
この10日前に、熊野本宮大社(和歌山県)でも”日本一の大鳥居”を拝見しました(高さ34m・幅42mで、材質は耐候性鋼板)。何たる偶然
神門をくぐって社殿へ。結婚式の新郎新婦さんでしょうか、微笑ましい瞬間に立ち会えましたよ。しあわせ。
前半戦ラストは猪目(いのめ)。ハートに良く似た魔除けの紋様です。境内の至る所にあります。見つけるたびにハッピーになりますね。隠れミッキーみたい。
後半4枚は、パワースポット・清正井など、明治神宮御苑の苑内風景をお届け!
御苑は明治神宮の境内にあります。参道沿いに入口(門)があるので、迷う心配もありません
【後半4枚】パワースポット・清正井など【明治神宮御苑】
後半最初は隔雲亭。明治天皇が昭憲皇太后の休息所として建てた、数寄屋造りの木造家屋です(戦災で焼失したため、昭和33年に再建)。亭の前に広がるのは…
南池と御釣台です。明治天皇の昭憲皇太后への心遣いで放たれた、コイ・フナ・メダカが世代を繋いで泳ぎます。
夏にはスイレンやコウホネが咲き、冬はカモやオシドリが羽を休めるそうですよ。いつ訪れても楽しめますね
四阿(あずまや・写真右奥)も趣があります
3枚目は花菖蒲田。6月が見頃の花菖蒲1500株が植えられています。見頃に訪れたら、いったいどんな景色が広がっているんだろう…
ということで、Instagramから素敵なpicをシェアさせていただきました。鮮やか&色とりどりで美しい…。次はぜひ生で拝見したいものです。
ラストは清正井。加藤清正が掘ったと伝わる井戸です。年間通じて15度前後の清水が湧き出ます。近づくだけで気分がシャキッ!としましたよ。
ちなみにヒルナンデスでも「携帯の待ち受けにすると運気アップと話題になったパワースポット」と紹介されていました。
- 入場料:500円(御苑維持協力金)
- 入苑時間(年中無休)
- 3月~10月:9:00~16:30
- 6月:8:00~17:00
(土日は~18:00) - 11月~2月:9:00~16:00
※最新情報は現地でご確認ください
- 所有の変遷など
- 江戸時代初め:熊本藩主加藤家下屋敷の庭園
- その後:彦根藩主井伊家に
- 明治維新後:皇室の御料地となる
さてさて、宿泊施設の広告を挟んだのち、明治神宮のアクセス・駐車場情報を載せて記事を締めますね。
広告は、この日僕が宿泊した「浅草セントラルホテル」。雷門(浅草寺)まで徒歩2分です。お値打ち価格&騒音もなく、快適な夜を過ごせました
明治神宮のアクセス・駐車場など
・住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
・電話:03-3379-5511
・公式サイト:明治神宮
・アクセス
- 原宿口(南口)
- 原宿駅(JR山手線)表参道口からすぐ
- 明治神宮前<原宿>駅(東京メトロ千代田線/副都心線)2番出口からすぐ
東京駅から行く場合、山手線で原宿駅に向かうのが確実。もう1つ、二重橋駅まで歩き、東京メトロ千代田線で向かう方法もあります(僕は地下鉄で行きました)
- 代々木口(北口)
- 代々木駅(JR山手線/中央本線)西口から徒歩6分
- 代々木駅(都営地下鉄大江戸線)A1出口から徒歩6分
- 北参道駅(東京メトロ副都心線)3番出口から徒歩6分
- 参宮橋口(西口)
- 参宮橋駅(小田急線)から徒歩5分
・駐車場:あり
代々木口(北口)から進入できます。信号交差点「北参道入口」が目印になりそう。
それにしても広い境内でした。毎朝ココでお散歩できたら最高だろうなぁ。
東郷神社(渋谷区神宮前)の御朱印と御朱印帳
さて、明治神宮の次に訪れたのは東郷神社(とうごうじんじゃ)。
徒歩6分での到着です。
キティちゃんのかわいい御朱印帳に一目惚れ。
以下から次の記事へとお進みください。
次の記事はこちら【東郷神社】
東郷神社(東京都渋谷区)で御朱印と御朱印帳を授かったので、頂き方(受付時間のめやすなど)や境内の様子とともに記事にまとめました。
明治神宮周辺の御朱印寺社
- >>鳩森八幡神社(徒歩15分・かわいい鳩みくじにも挑戦しました)
- >>渋谷氷川神社(JRで1駅・縁結び御朱印が大人気)
- >>金王八幡宮(JRで1駅・豊栄稲荷神社の御朱印も頂きました)
- >>乃木神社(東京メトロで2駅・明治天皇の後を慕って殉死した乃木希典を祀る)
【1日目(明治神宮・国立競技場周辺)】
- 明治神宮(明治天皇が御祭神。初詣客数日本一とも言われる神社)
- 東郷神社(ハローキティのかわいい御朱印帳にひと目惚れ)
- 鳩森八幡神社(テレビで最強のパワースポットと特集され人気急上昇)
- 花園神社(新宿総鎮守。芸能浅間神社には錚々たるお名前がズラリ)
【2日目(浅草名所七福神めぐり)】
- 浅草寺(大黒天・おみくじは凶が3割)
- 浅草神社(恵比須・令和特別御朱印帳も頂きました)
- 待乳山聖天(毘沙門天・100円玉→10円玉×10枚の両替機があって大助かり)
- 今戸神社(福禄寿・かわいい招き猫の御朱印帳がお気に入りです)
- 橋場不動尊(布袋尊・比叡山延暦寺の末寺)
- 石浜神社(寿老神・七福神の中で唯一荒川区内にある神社仏閣)
- 吉原神社(弁財天・吉原遊郭の鎮守の神)
- 鷲神社(寿老人・「酉の市」起源発祥とされる神社)
- 矢先稲荷神社(福禄寿・拝殿の天井画「日本馬乗史」は必見)
浅草名所七福神を1日で歩いて回りました。頂いた御朱印&御朱印帳を、お参りした順番にまとめておきます。地図(マップ)も載せていますよ。
東京都の御朱印一覧
東京都の御朱印を区市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。