倭姫宮(三重県伊勢市)で御朱印をいただきました。伊勢神宮 内宮(皇大神宮)の別宮。神宮のお祭りや経営の基盤を確立した、倭姫命をまつるお宮です。
倭姫宮の鳥居と社号標
- 御祭神:倭姫命(やまとひめのみこと)
- ご利益:経営基盤の確立、旅行安全
- 由緒(歴史)
- 大正10年(1921年)1月4日:皇大神宮別宮としての創立が許可
- 同12年(1923年)11月5日:鎮座祭執行
内宮や外宮と比べて格段に人が少なく、杜(もり)の空気を存分に味わえました。幸せな時間だったなぁ。この記事には…
- 倭姫宮の御朱印
- 御朱印の頂き方(時間など)
- 倭姫宮域内の博物館
- 境内の様子や見どころ
といった情報をまとめておきますね。まずは倭姫宮で授かった御朱印から紹介します。
今回の旅では、二日間で14の寺社史跡を巡りました。倭姫宮はその中の六社目です
目次(もくじ)
倭姫宮の御朱印
倭姫宮の御朱印です。伊勢神宮の御朱印はどこも「参拝日+朱印」というシンプルな構図。だがそれもイイ…。
印影(=朱印を押した跡)の文字は“倭姫宮印”でよろしいかと
御朱印の見方(=何が書いてあるのか)について、神社とお寺それぞれの具体例をあげながらまとめました。御朱印初心者の方の参考になれば幸いです。
引き続き、倭姫宮での御朱印のもらい方(僕がお参りしたときのこと)について説明しますね。
倭姫宮での御朱印の頂き方
倭姫宮
- 受付場所:宿衛屋(手水舎向かい)
- 御朱印代(初穂料/価格):300円
- 受付時間:午前6時から参拝停止まで
1つずつ補足します。
受付場所:宿衛屋(手水舎向かい)
倭姫宮の御朱印は、手水舎向かいの宿衛屋(授与所)で頂きました。お参りする前に自然と通る場所にありますよ。
少数ですが、お神札(剣祓)やお守り(守祓)も出ていたと記憶しています
手水舎。柄杓のツヤが美しい
【補足】倭姫宮に御朱印帳はありません
伊勢神宮 内宮の御朱印帳販売場所(赤色部分)
倭姫宮をはじめ、伊勢神宮の別宮に御朱印帳の取り扱いはありませんでした。
ということで、伊勢神宮の御朱印帳に御朱印を受けたい場合は、内宮や外宮で御朱印帳を購入してから参拝するのがよろしいかと。
内宮は「参集殿授与所」、外宮は「神楽殿授与所」で、それぞれ御朱印帳を頂けます。詳しくは以下の記事をご覧ください
伊勢神宮の御朱印帳についてまとめています(種類・サイズ・販売場所など)。僕はシンプル御朱印帳を外宮で。蒔絵御朱印帳を内宮でそれぞれ拝受しました。
初穂料(金額):300円
神宮美術館駐車場の自動販売機。左の建物はトイレです
御朱印の初穂料(値段)は300円。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、隣接する神宮美術館の駐車場に、上の自動販売機がありましたよ。
式年遷宮記念神宮美術館。400点を超える作品が収蔵されています
受付時間:午前6時から参拝停止まで
東鳥居。鳥居脇に駐車場があります
伊勢神宮公式サイトの、よくある質問のページに、御朱印の受付時間に関する以下の記載があります。
- お神札、お守り、御朱印をいただくことができる時間を教えてください。
- 6時から参拝停止時間まで両宮神楽殿・別宮宿衛屋にて授与しております。(後略)
出典:よくあるご質問|伊勢神宮
ということで、御朱印を受けたい場合は、午前6時以降にお参りするのがよろしいかと(参拝は午前5時から可能)。月ごとの参拝停止時間は以下になります。
伊勢神宮 月ごとの参拝停止時間 | |
---|---|
10月・11月・12月 | 午後5時 |
1月・2月・3月・4月・9月 | 午後6時 |
5月・6月・7月・8月 | 午後7時 |
参考:ご参拝・ご祈祷|伊勢神宮
倭姫宮前の大鳥居。外宮~内宮間を車orバスで移動する際、くぐった方もいるのでは??
神社に到着したのは、平日の午後4時半過ぎ。お宮にお参りしたのち、宿衛屋に伺い御朱印を拝受した次第です。
祓戸
参拝客は少なく、御朱印も待ち時間なくスムーズに受けられました。参拝所要時間は全体で約15分といった所ですね。ご参考までに。
参道の石段。勾配が少し急でしたが、雰囲気はバツグンに良かった
【補足】倭姫宮域内の博物館について
神宮徴古館(ちょうこかん)。重要文化財をはじめ、多数の文化財を所蔵しています
- 入館時間:9:00-16:00
(観覧は16:30まで) - 休館日:木曜日(祝日の場合は翌日)
- 電話:0596-22-1700
- 公式サイト:神宮の博物館
観覧料(カッコ内は小中学生) | |
---|---|
共通 | 700円(200円) |
徴古館農業館 | 500円(100円) |
美術館 | 500円(100円) |
倭姫宮域内(倉田山)には、上にあげた3つの博物館があります。伊勢神宮について深く知るのにピッタリの場所ですね。
僕がお参りした日は休館日(木曜日)。今度来るときは、時間をとってゆっくり回ろうと思っています
神宮農業館。日本初の産業博物館です
さて、宿泊施設の広告を挟んだのち、倭姫宮のアクセス・駐車場情報をのせて記事を締めます。
広告は、僕が今回宿泊した「伊勢シティホテル」。伊勢市駅から徒歩3分。安さと口コミ評価のバランスで選びました。ぐっすり眠れて満足しております!
倭姫宮のアクセス・駐車場など
- 住所:三重県伊勢市楠部町5
- 電話:0596-22-2973
- 公式ページ:倭姫宮|伊勢神宮
- 地図(マップ)
- アクセス
- 宇治山田駅(近鉄山田線/鳥羽線)から徒歩20分
- 徴古館前バス停(三重交通)からすぐ
- 外宮から車で6分
- 内宮から車で9分
- 駐車場:あり(無料)
東鳥居脇の駐車場
東鳥居脇と神宮美術館裏の2か所に駐車場があります。どちらにも”倭姫宮参拝者・神宮博物館来館者の専用駐車場です”の旨の掲示がありました。
ただし、どちらの駐車場も時間が「午前8時30分から午後4時30分まで」となっています。クルマだと参拝時間が限られちゃうかな
神宮美術館裏の駐車場。東鳥居まで徒歩3分です
大正時代に鎮座と、伊勢神宮のほかのお宮と比べてかなり新しいのが、異彩を放っていてイイですね。またお参りに来よう。
月夜見宮(豊受大神宮別宮)の御朱印
さて、次に参拝したのは、外宮別宮の月夜見宮(つきよみのみや)。
倭姫宮から月夜見宮へは、バスで15分、車なら8分ほどでの到着です。
月夜見宮は、天照大神の弟神・月夜見尊とその荒御魂をまつるお宮。
以下から次の記事へとお進みください。
次の記事はこちら【月夜見宮】
月夜見宮(三重県伊勢市)で御朱印を授かったので、頂き方(場所・値段・時間)や境内の様子とともに記事にまとめました。伊勢神宮 外宮の別宮です。
伊勢神宮で頂いた七体の御朱印
また今回のお伊勢参りで授かった、伊勢神宮の御朱印七体(正宮・別宮)については、以下の記事にまとめましたのでご覧ください。
伊勢神宮で御朱印7体と2種類の御朱印帳を頂いたので、もらい方(場所・料金・時間)や、お参りした順番(地図付き)とともに記事にまとめました。
二見興玉神社の夫婦岩と御朱印
そして、この度の伊勢鳥羽観光(1泊2日)で訪れた寺社史跡を以下に一覧にしておきます。
御朱印巡りの参考になれば幸いです。それでは!
【1日目(伊勢神宮内宮/外宮・猿田彦神社など)】
【2日目(伊勢神宮別宮・鳥羽三女神など)】
三重県の御朱印一覧
三重県の御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。