なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
尾張大國霊神社(国府宮・愛知県稲沢市)で、御朱印と御朱印帳を頂きました。
ふんどし姿の裸男達が、神男に一斉に殺到する「はだか祭り」で有名な神社です。
はだか祭りの様子を収めた貴重なYouTube動画をシェアさせていただきます。スゴい迫力だ…
- 通称:国府宮神社
- 由緒(創建):第10代崇神天皇7年と伝わる
- 御祭神:尾張大國霊神
- ご利益:日常生活守護、農商業守護、厄除け
- 社格など:一等級、旧國幣小社、尾張総社
とはいえ、僕がお参りしたのは、のどかな平日。
落ち着いた雰囲気の中、ステキなお参りができました。このページには…
- 国府宮神社の御朱印と御朱印帳
- 御朱印の頂き方(時間など)
- 境内の様子や見どころ
- アクセス・駐車場
といった情報をまとめておきますね。
まずは、尾張大國霊神社(国府宮)で授かった御朱印から紹介します。
真清田神社(尾張国一之宮・一宮市)に続いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
尾張大國霊神社(国府宮)の御朱印
印影(=朱印を押した跡)は「尾張大國靈神社」でよろしいかと。”靈”の文字がかっこいい
尾張大國霊神社(国府宮)で授かった御朱印です。
シンプルで美しい…!
参拝の栞によると「総社」とは、国中の神社の御祭神を国衙付近に勧請して、国司自ら祭祀した神社のこと。
拝殿(国指定重要文化財)。美しい切妻造です
尾張国においては…
- 尾張国の根源である尾張大國霊神を祀っている
- 国衙に隣接して鎮座していた
この2つの理由から、尾張大國霊神社(国府宮)を尾張総社として、手厚く祀っていたようです。
「(総社として)国司が祭祀した神社=国府宮」というわけですね
限定御朱印について
はだか祭り(儺追神事)の限定御朱印。地域密着の建設会社・稲東建設様のインスタグラムからです
尾張大國霊神社(国府宮)では過去に、以下の祭事(催事)に合わせた限定御朱印を頒布しています。どれも魅力的!
- お正月
- はだか祭り
- 横綱 稀勢の里土俵入り
- 令和への改元
最新の限定御朱印情報については、公式サイトをチェックするのがおすすめです。以下にリンクを載せておきますね。
尾張大國霊神社(国府宮)の御朱印帳
もう1種類、淡色系のモノもありました。公式サイトの授与品のページで、色合いを確認できます
尾張大國霊神社(国府宮)では御朱印帳も授かりました。
初穂料は御朱印代込みで2000円。迫力ある、はだか祭りデザインです。
なおいぎれ
御朱印帳右下に見えているのは、御守りの「なおいぎれ(100円)」。
ウド鈴木さんも、テレビ番組(ウドちゃんの旅してゴメン)でリュックに付けていましたよ。
御朱印帳のサイズは?
尾張大國霊神社(左)と別小江神社(右)の御朱印帳
尾張大國霊神社(国府宮)で頂いた御朱印帳は、小さいサイズ(文庫本サイズ)。
大きさのイメージが掴めるよう、大きいサイズの御朱印帳と並べてみました。
別小江神社(名古屋市北区)で授かった御朱印の一部
大きいサイズの御朱印帳は、別小江神社で授かったモノ。
カラフル&かわいい御朱印が全国レベルで人気の神社です。
さて、宿泊施設の広告を挟んだのち、尾張大國霊神社(国府宮)での御朱印の頂き方(僕がお参りしたときのこと)についても書き留めておきます。
広告は、僕が名古屋観光する立場なら、ココに泊まるかなぁという「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」。
立地・料金・口コミ評価のバランスが魅力的です!
尾張大國霊神社(国府宮)での御朱印の頂き方
楼門(国指定重要文化財)。室町後期に下層を建築→江戸時代に上層を新造と、両期の建築手法様式を備える珍しい建物です
御朱印の受付場所
奥の建物が授与所。手前右に見えているのが拝殿です
尾張大國霊神社(国府宮)の御朱印を頂いたのは、拝殿左の授与所。
御神札・御守り・おみくじに加え、厄払い・お宮参り・安産祈願などの祈祷受付も同じ場所でよろしいかと。
僕がお参りしたのは七五三の時期。授与所の前に特設でしょうか、テントも出ていました
御朱印の初穂料(金額)
御朱印の初穂料(値段)は300円を納めました。
お参り前に小銭を作りたい(お札を崩したい)場合、最寄り駅・国府宮駅のコンビニに寄るのもイイですし…
上の写真のとおり、楼門前に自動販売機もありましたよ。ご参考までに。
御朱印の受付時間は?
手水舎。吐水口は御神宝・大鳴鈴(はだか祭に用いる鉄製の鈴)をモチーフにしていると思われます
公式サイトに記載の祈祷受付時間は午前9時から午後4時。
ですので、御朱印を受けたい場合も、この時間内にお参りするのがよろしいかと。
駐車場にも「使用時間:午前9時~午後4時」との掲示が。とはいえ、駐車場のほうは、そこまで厳密ではない印象です
名鉄国府宮駅。神社へは地下改札→北出口が最適ルートかな
国府宮駅に着いたのは平日の午後2時前。
案内にしたがって神社へ…行く前に、逆方向にある”一の鳥居”へ。
一の鳥居。駅から線路沿いに南へ徒歩10分です(一の鳥居から楼門までは徒歩12分・850m)
さらに、2つの別宮(後ほど紹介します)に寄ってから、拝殿にお参り&授与所で御朱印を拝受した次第です。
“二の鳥居”。肉眼だとココから楼門が見えます
ということで、参拝所要時間については、以下を目安にスケジュールを組むのがよろしいかと。
- (一の鳥居&別宮を含め)ガッツリお参りする場合:1時間ほど
- 拝殿まわりを気ままにお参りする場合:30分ほど
“三の鳥居”。楼門が見えます。奥の森のカタチも美しい
そうだそうだ、授与所で御朱印をお願いしてから、手元に受けるまでの待ち時間は約5分だったと記憶していますよ。ご参考までに。
神社のおもなお祭りの紹介を挟んで、ココまでに載せきれなかった尾張大國霊神社(国府宮)の境内風景(フォトギャラリー)をお届けしますね。
儺追殿(なおいでん)。はだか祭の神男が身を清めるために三日三晩過ごす貴重な場所です
- 旧正月7日:鍬形祭
- 旧正月13日:儺追神事(はだか祭)
- 旧正月17日:的射神事
- 5月6日:例祭(梅酒盛神事・馬まつり)
- 6月下旬:御田植祭
- 7月31日:除疫祭(輪くぐり)
- 10月中旬:稲沢まつり
- 11月1日:秋季大祭
※参拝のしおり、国府宮公式サイトをもとに作成
尾張大國霊神社(国府宮)の境内風景
- 別宮&末社(写真3枚)
- 拝殿まわり(写真3枚)
- 参道など(写真4枚)
この3部作でいきますね。まずは、別宮&末社からどうぞ。
別宮&末社【3枚】
1枚目は別宮・大御霊神社(御祭神:大歳神之御子)。境内南西にひっそりと鎮座しておりました。
続いて、もう1つの別宮・宗形神社(御祭神:田心姫命)。こちらは境内北東、テニスコートの向かいです。
3枚目は境内南東の六末社です。熱田神宮の六末社と似たオーラを感じました。
神社名と御祭神を、以下に記しておきます。写真向かって右(奥)からです
神社名 | 御祭神 |
---|---|
司宮神社 | 猿田彦神 |
稲荷神社 | 倉稲魂命 |
神明社 | 天照皇大御神 |
居森社 | 素戔嗚命 |
白山社 | 菊理姫命 |
三女社 | 田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命 |
拝殿まわり【3枚】
拝殿まわり1枚目は蕃塀(ばんぺい)。神様に正面から邪気が当たらないように建てられています。この地方特有の建造物です。
横に長い&味があって美しい…。今まで見てきた中で、一番好きな蕃塀かも
結婚披露宴もできる参集所(洋間と和室、どちらにも対応可能)に…
3枚目は、本殿(&自動車祓所など)。上の写真、中央奥にちょこんと見える屋根が本殿です。
本殿脇には、5つの石が円形に立ち並ぶ磐境が残されているそう。社殿を建てる前の原始的な祭場とのことです。
宗像大社(福岡県宗像市)の高宮祭場にお参りしたときのことを思い出しました。尊い
参道など【4枚】
最後に参道などの風景をお届け。1枚目は太鼓橋です。”二の鳥居”と”三の鳥居”のあいだにありました。
参道脇の灯篭の神紋(竹の丸に五七桐)をパシャリ。竹と桐を組み合わせている所に歴史の深さを感じます。
3枚目は、もう1つの太鼓橋(?)。”一の鳥居”をくぐって”二の鳥居”に向かう途中、県道62号線(春日井稲沢線)に架かっています。
歩いて渡ったのですが、坂が地味にキツかった…。翌日、ちょっとした筋肉痛になりました(笑)
ラストは楼門前の車道にそびえ立つ大鳥居です。豊国神社(名古屋市中村区)の大鳥居もそうですが、日常に神社を感じられる、ステキな建造物だと思います。
旅行関連の広告を再度挟んだのち、尾張大國霊神社(国府宮)の基本情報(アクセス・駐車場など)を載せて記事を締めますね。
広告はバスツアーでお馴染みのクラブツーリズム。「御朱印」で検索したところ、223件のツアーが該当しました(記事執筆時点)。充実してるなぁ!
尾張大國霊神社(国府宮)のアクセス・駐車場
・住所:愛知県稲沢市国府宮1-1-1
・電話:0587-23-2121
・公式サイト:尾張大國霊神社 国府宮
・アクセス
- 国府宮駅(名鉄名古屋本線)北出口から徒歩3分
- 稲沢駅(JR東海道本線)西口から徒歩15分
名古屋駅orセントレアから向かう場合は、名鉄国府宮駅を利用するのがおすすめ。ミュースカイを含むすべての列車が停車します
・駐車場:あり(無料)
境内の西と南に複数の駐車場がありました。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
境内にとどまらず、付近一帯にまで神聖なエネルギーが広がっているのを感じる、ステキな神社でした。またお参りしよう。
大神神社(一宮市)の御朱印
さて、国府宮神社の次に御朱印を頂いたのは大神神社(おおみわじんじゃ)です。
国府宮から名鉄で2駅(車なら13分)。
真清田神社とともに尾張国一之宮とされる、由緒ある神社です。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【大神神社】
大神神社(愛知県一宮市)で御朱印を授かったので、境内の様子や御朱印を受けた場所・初穂料・時間など、お参りしたときのことを記事にまとめました。
尾張大國霊神社(国府宮)周辺の御朱印スポット
- >>萬徳寺(徒歩14分・別名「ぼたん寺」。2種類の御朱印を頂きました)
- >>長光寺(車で13分・尾張六地蔵霊場第1番。六角堂が美しい…!)
- >>真清田神社(名鉄急行で1駅・摂社服織神社の御朱印も拝受しました)
- >>清洲城(名鉄で3駅・織田信長が初代城主。天守閣から新幹線も見えます)
尾張五社(諸説あり)
津島神社(全国天王総本社)の御朱印と御朱印帳
尾張五社の御朱印と御朱印帳をまとめました。紹介するのは「尾張五社略記」にあるとされる熱田神宮・尾張大國霊神社・津島神社・針綱神社の4つ(もう1つの千代保稲荷神社に御朱印はありません)に、真清田神社と大縣神社を加えた合計六社です。
尾張エリアの御朱印一覧
愛知県尾張エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。