櫻田神社(桜田神社・名古屋市熱田区)

この日は金山駅近くの榊森白山社で御朱印を頂き、大満足で家路につく…はずでしたが、愛知縣神社名鑑に目を通していたところ、近くに気になる神社を発見

櫻田神社(桜田神社・名古屋市熱田区)鳥居

櫻田神社の全景。奥に拝殿が見えています。参道も一本道でコンパクトな境内です

ソレが今回紹介する、櫻田神社(桜田神社)です。というのも、創建が大正12年(1923年)と比較的新しいのが、僕の興味を引いたんですよね。

※榊森白山社にお参りしたときの様子は、以下の記事にまとめてあります

ということでこの記事に、櫻田神社の境内の様子や由緒・御祭神などの情報をまとめておきます。

ぼく(なごやっくす)
コンパクトな境内でしたので、記事もコンパクトにまとまりました。2分ほどで読んでいただけるかと


櫻田神社の御祭神とご利益:京都伏見稲荷大社に似ています

櫻田神社(桜田神社・名古屋市熱田区)本殿

愛知縣神社名鑑によると、桜田神社のご祭神は以下の三柱。なお現地にご祭神や由緒などの掲示は見当たりませんでした。

  • 宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
  • 猿田彦命(さるたひこのみこと)
  • 大宮能売命(おおみやのめみこと)

コレは京都伏見稲荷大社(下社・中社・上社)に祀られている神様と似ています。

【参考】伏見稲荷大社(京都府伏見区)の御祭神

  • 魂大たまのおおかみ(下社)
  • 彦大ひこのおおかみ(中社)
  • おおみや売大めのおおかみ(上社)

ぼく(なごやっくす)
佐田彦(サタヒコ)は猿田彦(サルタヒコ)の別名とされています

参考:ご祭神|伏見稲荷大社

ということで、伏見稲荷大社に倣い、ご利益は商売繁盛・五穀豊穣でよろしいかと。僕も毎日美味しいお米が食べられることへの感謝をお伝えしました。

櫻田神社(名古屋市熱田区)の拝殿(小さな社)

ちなみに櫻田神社の本殿両脇には2つの祠が。詳細は不明ですが、サルタヒコとオオミヤノメが小さな社に祀られていたりするのでしょうか。

スポンサーリンク

櫻田神社の由緒(歴史):”建立”と”空襲”が気になる

櫻田神社(名古屋市熱田区)の燭台

神社の創建年月が刻まれた石燭台を見つけました。空襲にも耐えたということですね

■ 櫻田神社の由緒(歴史)

  • 大正12年(1923年)4月:付近の住民の熱望により氏神を建立
  • 昭和20年5月17日:空襲により社殿炎上
  • 同24年9月:復興再建
  • 同37年3月:社務所改築
  • 同57年10月:鎮座60年祭を斎行し、境内の整備を行う

※愛知縣神社名鑑をもとに作成

櫻田神社の由緒(歴史)を上にまとめました。アンダーラインの2か所が気になります。1つずつ補足させてください。

櫻田神社(名古屋市熱田区)の石灯籠

一方こちらは見るからに新しそうな石灯籠。”平成十六年五月”と刻まれています

1.建立:住民自らご祭神を選定した?

櫻田神社(名古屋市熱田区)社務所

櫻田神社の社務所。本殿の裏にあります

由緒に”氏神を建立”とあります。勧請ではないんですね。それはともかく、神社の創建時には住民が集まって、

このたび神社を作ることになりました。さて、どの神様をお祀りしましょうか

などと住民会議でも開かれたのでしょうか。もしそうだとしたら、(勝手な想像ですが)以下の3つが有力候補になっていそう

  1. 神明社(天照大御神)
    日本国民の総氏神だから
  2. 稲荷社(宇迦之御魂大神)
    生活に密着した神様というイメージ。日本で最も数が多い神社とも
  3. 秋葉社(火之迦具土大神)
    この時代はまだ木造建築が多く、火事が多かったと推測される

櫻田神社(名古屋市熱田区)の百度石

百度石もありました

で、2.の稲荷社系のご祭神が選ばれたと。ほかの2つに気を配って神社の外観は普通にした…なんて背景があったりして(赤い鳥居は採用しないなど)。

ぼく(なごやっくす)
歴史が新しいからこそ、妄想が膨らみます。創建当時を知る住民の方もいらっしゃったりするのかな
スポンサーリンク

2.空襲:近くの兵器製造所が狙われた?

櫻田神社(名古屋市熱田区)の狛犬

境内の狛犬。左側(吽像)の口が欠けています。空襲による被害なのか、イタズラなのか…

空襲による被害を受けたということは、近くに標的となる何かがあったと推測されます。

そこで今昔マップを見てみると、近からず遠からずの場所に”砲兵工しょう兵器製造所”の文字が。今でいうと、

  • イオンモール熱田
  • 名古屋市体育館
  • 名古屋神宮郵便局

などの施設があるエリアですね。ココを狙った弾が流れてきたのでしょうか。

ぼく(なごやっくす)
もしくは、すぐ近くの東邦ガスが狙われたとか。東邦ガスの沿革を見るに、当時ココは(桜田)製造所だったようです
スポンサーリンク

櫻田神社の基本情報(アクセス含む)など

■ 櫻田神社(さくらだじんじゃ)

・住所:愛知県名古屋市熱田区桜田町14
・公式サイト:見当たらず

・アクセス:金山駅(JR/名鉄/地下鉄名城線)3番出口から徒歩8分

・駐車場:なし

櫻田神社(名古屋市熱田区)近くの駐車場(コインパーキング・名鉄協商パーキング桜田町)

コインパーキングが隣接していました(名鉄協商パーキング桜田町)。駐車料金は60分200円です。


ちなみに、”桜田町”という名前も気になったので、図書館に足を運び、由来を調べてみました。

町名は愛知郡熱田村の字名による

出典:名古屋市計画局(1992).なごやの町名

なるほど。僕としては「町内に立派な桜の木があったから」などの記述を予想(期待)していたのですが、まぁこんなこともありますよね←

伊勢山神明社(名古屋)の御朱印

冒頭の榊森白山社のほかに、櫻田神社の近くで御朱印を頂けたのは伊勢山神明社。伊勢神宮の巻物が各地を転々としたのち、ココに鎮まったという伝説もあるようです。

■ そのほか櫻田神社の近くで御朱印を頂けた神社仏閣

大須万松寺(名古屋市中区)の御朱印と御朱印帳

大須万松寺(中区)の縁日限定御朱印と御朱印帳

  • 闇之森八幡社(徒歩20分・大正13年に選定された”名古屋十名所”の1つ)
  • 熱田神宮(名鉄で1駅・境内の写真は載せておりません。予めご了承ください)
  • 白龍神社(名鉄/JR中央本線で1駅・名古屋駅から最寄りの御朱印神社かも)
  • 大須万松寺(地下鉄で2駅・7種類の御朱印と御朱印帳を授かりました)

※神社やお寺の名前をタップすると、サイト内の御朱印記事に飛びます