なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
日枝神社(東京都千代田区)で御朱印と御朱印帳を頂きました。
日本三大祭かつ江戸三大祭の一つとされる「山王祭」で知られる神社です。
「山王日枝神社」や「赤坂日枝神社」と呼ばれることも多いですね。
このページでは、そんな日枝神社の御朱印&御朱印帳を、御朱印の頂き方(場所や時間など)とともに紹介します。
- 日枝神社の御朱印を見てみたい!
- 御朱印帳のデザインが気になる…
- 受付時間のめやすを知りたい…
といった場合などに、ぜひ参考にしていただければと。
さっそく頂いた御朱印からお見せしますね。
豊川稲荷東京別院に続いての御朱印拝受です。この日(と翌日)は都内で御朱印巡りを楽しみました!
目次(もくじ)
日枝神社の御朱印
日枝神社の御朱印です。
緑色の双葉葵紋(二葉葵紋)が良いアクセントになっていてオシャレ…!
墨書きは皇城之鎮・日枝神社・参拝日の三要素。
中央の印影(=朱印を押した跡)の文字は日枝神社でよろしいかと。
皇城(皇居)の鎮護の神として、古くは江戸城の鎮守として崇敬を集めていたことが、「皇城之鎮」の墨書きからも窺い知れますね。
限定御朱印について
11月13日(金)庚申の日にあたり午前9時から午後4時の間、猿田彦神社の御朱印を承ります。 pic.twitter.com/HVZU50pdTH
— 山王日枝神社 公式 (@sannouhiejinja) November 10, 2020
日枝神社では、以下の境内社三社の御朱印も、日にちを限定するカタチで頒布されているようです。
僕もタイミングが合えば、ぜひ授かりたい!
神社名 | 頒布日 |
---|---|
猿田彦神社 | 庚申の日(60日に1度) |
八坂神社 | 正月三が日、八坂神社例祭日(6月7日) |
山王稲荷神社 | 正月三が日 |
なお最新情報については、以下の神社公式SNS(Twitter/Facebook)をチェックすることをおすすめします。
日枝神社の復刻御朱印【5種類】
拝殿。皇城之鎮らしく菊紋の幕も
日枝神社では神社の歴史を窺い知ることができる、復刻御朱印五体(5種類)も授かりました。
順番にご紹介します。
1.官幣中社時代
中央の印影の文字は「日枝神社之印」でよろしいかと
官幣中社時代の御朱印です。
公式サイトの由緒を拝見するに、明治15年(1882年)1月11日から大正天皇の即位までが、官幣中社の時期に該当するようです。
ちなみに官幣社とは、皇室から幣帛がお供えされていた、崇敬の篤い神社。
「官幣大社」「官幣中社」「官幣小社」の三つに分けられます(戦後に廃止)。
赤坂経済新聞によると「東京府社→官幣中社→官幣大社と、日枝神社の社格が昇格した歴史を知ってもらいたい」という思いから、復刻御朱印が生まれたとのこと。ステキな試みだと思います
2.大正中期
続いて大正中期の復刻御朱印。
こちらは印影が読みやすく助かります(笑)
「官幣大社日枝神社印」で間違いなさそうです。
3.大正~昭和初期
大正~昭和初期の復刻御朱印です。
印影の文字は同じ「官幣大社日枝神社印」ですが、先ほどのソレとは字体が微妙に異なります。
よく見比べると、朱印のサイズが一回り小さいのも特徴です。
御朱印と一緒にストラップ&しおりを頂けることも多いようですが、僕がお参りした際は、復刻御朱印を2種類のクリアファイルに入れてくださいました(復刻御朱印は書き置きでの授与)。
上の写真左のクリアファイルには日枝神社の公式キャラクター「まさるくん」が。
右のソレには「日吉まいりの図」(上村松園画・日枝神社蔵)が描かれています。
おかげさまで、シワや折り目が付くこともなく、美しい状態で御朱印を持ち帰ることができました。今後の御朱印巡りにも活用できそうです
>>[関連記事]【最低限】御朱印巡りの持ち物リストを公開【鉄板4つ】
4.昭和戦前期
昭和戦前期の復刻御朱印です。
印影の文字が「日枝大社」になっていますね。
ふむふむ、この時期の社号は「日枝大社」だったのかと思いきや…、公式サイトには「慶応4年(明治元年)6月11日以来、日枝神社の称号を用いる」とあります。
官幣”大社”であることを、印影でさりげなく表現した結果が、この朱印なのかな?
5.昭和中期~平成期
ラストは、昭和中期~平成期の復刻御朱印です。
印影の文字は先と同じ「日枝大社」ですが、字体がシャープになった印象を受けますね。
日枝神社の御朱印帳
日枝神社ではオリジナルの御朱印帳も頂きました。
ピンク色(鴇色)をベースに「三猿(見ざる言わざる聞かざる)」があしらわれた可愛いデザイン。
初穂料(料金)は、御朱印代込みで1000円でしたよ。
御朱印代込みで1000円(=実質500円?)は、これまでに頂いた約100冊の御朱印帳の中で一番安いです。ありがたい…!
なお、日枝神社ではほかにもさまざまなデザインの御朱印帳が頒布されていました。
以下の公式サイトの授与品のページから、色味などを確認できます。
>>お守り・お札|日枝神社
※御朱印帳袋やバンドも掲載されています
御朱印帳のサイズは?
日枝神社で頂いた御朱印帳は小さいサイズ(文庫本サイズ)。
大きさのイメージが掴めるように、大きいサイズの御朱印帳と並べてみたのが上の写真です。
増上寺(港区芝公園)の御朱印
大きいサイズの御朱印帳は、同じ日に大本山増上寺で授かったモノ。
東京タワーの前にある、徳川将軍家とのゆかりの深いお寺です。
限定御朱印帳について
「立皇嗣の礼」を記念し、黄丹色の特製御朱印帖を頒布します。
「黄丹色」とは赤みのある黄で、曙の太陽を象徴し皇太子(皇嗣)の位を表す色です。昨年行われた即位礼正殿の儀で皇嗣殿下は黄丹袍を着用しました。頒布開始:11月8日 9時
※数量限定です。 pic.twitter.com/HXcVaJm2e7— 山王日枝神社 公式 (@sannouhiejinja) November 8, 2020
日枝神社では、「天皇即位礼記念」や「立皇嗣の礼記念」などの限定御朱印帳が頒布された実績があるようです。魅力的だ…!
こちらについても、神社の公式SNSをこまめにチェック(もしくはフォロー)するのが良さそうですね。
日枝神社での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
日枝神社の御朱印は、神門くぐってすぐ左の朱印所で頂きました。
お札・お守り・おみくじの取り扱いがある授与所とは別の場所です。
朱印所
御朱印の初穂料(値段)
御朱印の初穂料(価格)は一体500円。
都心に鎮座する神社なので、お参り前に小銭を作る(お札を崩す)場所には困りません。
境内に上の自動販売機もありましたよ。
御朱印の受付時間は?
南大鳥居(赤坂側参道)。エスカレーターが設置されています
東京十社めぐりの日枝神社のページに、社務所の受付時間に関する以下の記載があります。
- 社務所受付:9時~17時
- 御祈祷受付:9時~16時30分
出典:日枝神社|東京十社めぐり
ということで、御朱印を受けたい場合も、午前9時から午後5時を一つの目安にされるのがよろしいかと。
ただし、僕がお参りした際はコロナ禍ということもあり、受付時間が午後4時までに短縮されていました。
こちらについても、神社の公式サイトやSNSをチェックするのが良さそうです。
西鳥居。赤坂見附駅からはこの鳥居が最寄りです(出口11から徒歩2分・210m)
僕が神社に到着したのは、平日の午後3時半過ぎ。
拝殿でお参りしてから境内を軽く散策したのち、4時前に朱印所に伺うと、神社の方が片づけを始められていました。
受付時間が短縮されていることに、僕はこのとき気づいたのです…。
おそるおそる御朱印を頂けるかどうか尋ねると、御朱印帳&復刻御朱印も含め、用意・対応してくださいました。
巫女さん含め、神職さんには大変感謝しております…!
時間が遅かったからか、待ち時間はほとんどなし。それでも、七五三の時期だったこともあり、境内には親子連れなど多くの参拝客がいらっしゃいました
日枝神社の御朱印情報まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 日枝神社では通常御朱印と、五体の復刻御朱印を頂いた
- 三猿が描かれたオリジナルの御朱印帳も拝受した
- 時間については、神社公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめ
都心にあれだけの規模を保って鎮座し続けているのはスゴいですね。
またお参りさせてもらおうと思います。
大國魂神社(府中市)の御朱印と御朱印帳
さて、この日の御朱印巡りはこれにて終了。
東府中駅前のホテルに泊まり、次の日の朝一番にお参りしたのが大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)です。
大國魂神社は縁結びのご利益で有名な武蔵国総社。東京五社の一つでもあります。
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次のページはこちら【大國魂神社】
大國魂神社(東京都府中市)で御朱印と御朱印帳を拝受したので、頂き方(場所・値段・時間のめやす)とともにまとめておきます。府中駅・府中本町駅から徒歩5分。縁結びのご利益で有名な武蔵国総社です。また、東京五社の一つでもあります。
日枝神社の関連ページ一覧
- 日枝神社の見どころなど総まとめ
- 日枝神社のご利益
- 日枝神社に猿がいるのはなぜ?
- 日枝神社の御朱印と御朱印帳
- 日枝神社のアクセス・駐車場
日枝神社周辺の御朱印寺社
- >>豊川稲荷東京別院(徒歩12分・だるまの御朱印帳がかわいい)
- >>赤坂氷川神社(徒歩12分・こちらも東京十社の一つ)
- >>乃木神社(東京メトロで1駅・乃木将軍夫妻が御祭神。乃木坂46のヒット祈願も)
- >>明治神宮(東京メトロで3駅・初詣客数日本一といわれる人気の神社)
東京都の御朱印一覧
東京都の御朱印を区市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。