なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
物部神社(もののべじんじゃ)で御朱印を授かりました。
地下鉄桜通線・車道駅2番出口のすぐそばに鎮座する神社です。
物部神社の御祭神は物部氏の祖である宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)。
初代・神武天皇の即位に大きく関係している邇芸速日命の子供です。
このページには、物部神社の御朱印や境内の様子(見どころ)、アクセス・駐車場情報をまとめておきますね。
まずは物部神社で授かった御朱印から紹介します。
蝮ヶ池八幡宮に続いての御朱印拝受。以前お参りした際は神社の方がご不在でした。今回ありがたく御朱印を拝受することができ、嬉しい気持ちでいっぱいです!
目次(もくじ)
物部神社(名古屋市)の御朱印
日付がないタイプの御朱印でした
物部神社で授かった御朱印です。墨書きは奉拝・石神堂・物部神社の3要素。印影(朱印を押した跡)は以下のとおりだと思われます。
- [右上]物部神社(之印?)
(最後の2文字は合ってるか不安…) - [中央]式内物部神社
- [左下]物部神社
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています
なお、墨書きの”石神堂”は物部神社の通称(石神神社や山神とも称されます)。境内の由緒書きによると、これは物部神社の御神体が”大きな石”であるところから来ているそうです。
そう言われると、中央の朱印も石のカタチに見えますよね。そして、御神体の大石は初代神武天皇がこの地を平定したときに見つけたモノとのこと。壮大な由緒だなぁ。
【要約版】物部神社の由緒(歴史)
- 神武天皇がこの地を平定した際に石(御神体)を見つけ、国の鎮めとする
- 第11代・垂仁天皇の御代に、初めて社殿が造営される
- 元禄年間(1688~1703)、尾張藩3代藩主・徳川綱誠が荒廃した社殿を修復
- 明治元年、式内社に治定される
参考:神社で頂いた由緒書きや境内の立札/石碑など
御朱印は書き置きタイプ
ちなみに、物部神社の御朱印は書き置き(=紙でもらう)タイプでした。ということで、上の書き置き御朱印専用ホルダーに挟んで大切に保管しております。
楽天市場やAmazonなどへのリンクも載せておきますね。下の桜×黒のデザインがクールで魅力的です。次に買うのはコレで決まりかな。
物部神社(名古屋市)での御朱印の頂き方
信号交差点・赤萩に面した鳥居。由緒が書かれた看板の存在感がスゴかった
気持ちよくお参りできるよう、御朱印の授かり方についても説明しておきますね。
- 御朱印の受付場所
- 御朱印代(初穂料/価格)
- 【参考程度に】御朱印の受付時間について
この3つを順番にいきます。
御朱印の受付場所:社務所
物部神社の御朱印は、交差点に面した鳥居をくぐってスグ左にある社務所(授与所)で頂きました。僕がお参りした際、授与所に人の姿は見えませんでしたが、
といった案内掲示があったのでインターホンを押したところ、神社の方が出てきてくださいましたよ。感謝です。
なお、拝殿(上の写真)は社務所を通り過ぎた奥にあります。由緒によると、今の社殿は昭和28年に造営されたとのことです。
■ 物部神社は拝殿と本殿が離れています
物部神社の本殿は、拝殿とは離れた別の場所に鎮座しています。拝殿左後方の鳥居をくぐった先にあるのが…
こちらの本殿。本殿と明記されているわけではありませんが、こちらのブログ記事や愛知縣神社名鑑への記載などから、ココが本殿で間違いないかと。
御朱印の初穂料(金額)について
御朱印の初穂料(値段)は300円を納めました。「300円です」などと言われたわけではなく、自然な流れで納めたカタチでしたね。快く受け取ってくださいましたよ。
※初穂料の言葉の由来を以下の記事で説明しています
お参り前に小銭を作りたい&お札を崩したい場合は、車道駅2番出口のすぐ横に100円ローソン(ローソンストア100)がありましたし…
僕が食べたソフトクリーム(夏期限定)。写っていませんがコーヒーも一緒に頂きました
物部神社から北へ150mほど行ったところにはマフィンやサンドイッチのお店(To Go Kurumamichi・上の写真)もあるので、お参り前に寄って行くのもアリですね。
【参考程度に】御朱印の受付時間について
実は以前、物部神社にお参りしたときは神社の方が不在だったんですよね。今回は運よく御朱印を授かれた次第です。
ですので物部神社に関しては、一般的な神社の社務所の受付時間(お昼を除く10時~16時ごろ)に、
くらいの大らかな気持ち(≒半ばダメモト)で参拝するのが、精神衛生的にもよろしいのではないかと。参考までに、僕が御朱印とご縁があったのは平日の15時過ぎでしたよ。
最後に、ココまでに載せきれなかった境内の様子(見どころ)を3枚の画像に凝縮しましたので、ソレを紹介して記事を締めますね。
物部神社の境内の様子(見どころ)【画像3枚】
1枚目は物部白龍社。本殿の右脇をすり抜けて行ったその先に、上の祠が2つ並んで鎮座していました。
【参考】物部神社のおもなお祭りなど
- 元日祭:1月1日
- 新年祷祈祭:1月3日
- 左義長:1月15日
- 小祭:4月7日
- 大祓祭:6月30日
- 茅輪/赤丸神事:8月7日
- 白龍社大祭:9月25日
- 大祭:10月6日
- 大祭本祭(例大祭):10月7日
- 大祓祭:12月31日
※参拝の栞(リーフレット)などをもとに作成
2枚目も境内社です。欲張って4つ載せております。それぞれ以下のとおりです。
- [左上]物部大黒天
拝殿右に鎮座しています。標柱には”大国主之命”の文字が - [右上]物部天神社
こちらは拝殿の右後方に。学問の神様ですね - [左下]撫で牛
ナデナデしました。天神社(天満宮)に牛の像がある理由はこちらの記事をどうぞ - [右下]菅原道真の歌碑
“東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ”。道真の代表的な和歌です
最後3枚目。見どころ盛りだくさんの物部神社でございました。
- [左上]屋根神
大黒天と天神社のあいだに4つの祠が並んでいます - [右上]南鳥居
コメダ本社&店舗(葵店)の向かいにある鳥居です - [左下]手水舎
南鳥居をくぐってスグの所にあります。手ぬぐいも備え付けられていましたよ - [右下]石神公園
神社の北東に隣接しています。ベンチで一息つかせてもらいました
物部神社のアクセス・駐車場
■ 物部神社(もののべじんじゃ)
・住所:愛知県名古屋市東区筒井3-31-21
・公式サイト:見当たらず
・宝物:碑文 加藤博庸の祠文(石神堂記)
・アクセス:車道駅(地下鉄桜通線)2番出口からすぐ
・駐車場:なし
コインパーキング(上の写真・30分100円)が隣接しておりました。ご参考までに。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
なお、神社の境内や由緒書きにご利益(御神徳)の記載はありません。
ただし、石見国一宮 物部神社(島根県大田市)のWebサイトには…
- 文武両道の神
- 鎮魂の神
- 勝運の神
として崇敬されてきたとの記載があります。
ということで、僕は文武両道に絡めて、
毎日デスクワークを頑張る&1日1万歩超のウォーキングを続けられますように!
とお祈りしてきました。
あとは自分の努力次第。日々精進しますよ~。
高牟神社の御朱印
さて、物部神社をあとにして、次に向かったのは南に徒歩10分ほどの場所にある高牟神社(たかむじんじゃ)です。
「恋の水(古井の水)」で知られる神社で、もともとは物部氏の武器を納める倉があったんだとか。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【高牟神社】
高牟神社(千種駅から徒歩3分)で御朱印を授かったので、もらい方(時間など)や"恋の水(古井の水)"など境内の見どころとともに記事にまとめました。
物部神社周辺の御朱印寺社
- >>建中寺(徒歩12分・尾張徳川家先祖代々の菩提寺として建立)
- >>芳珠寺(徒歩13分・尾張六地蔵霊場第6番札所「延命地蔵」)
- >>東界寺(徒歩17分・2種類の御朱印を頂きました)
- >>新栄白山神社(徒歩19分・古墳の上に鎮座しています)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。