富士社(愛知県長久手市)にお参りしました。
小牧・長久手の戦いで徳川家康が陣を張った「御旗山(みはたやま)」の頂上に鎮座する神社です。
富士社(御旗山)全景
とはいえ、まっすぐ伸びる108段の石段をのぼれば、ソコはもう御旗山の頂上。ちょいキツめのお散歩感覚でお参りできます。
この記事には、
- 富士社の境内の様子(見どころ)
- 御祭神&ご利益&由緒
- 基本情報(アクセス・駐車場など)
といった情報をまとめておきますね。
【写真8枚】富士社の境内風景【参拝順路に沿ってお届け】
“一の鳥居”から上っていきます。鳥居も階段も標柱も新しめ。
石段を66段のぼったところに“二の鳥居”が。
こちらは歴史を感じます。標柱には“冨士浅間社”とありますね。
二の鳥居を過ぎたあとの階段は、やや急勾配。チョコンと見えているのが本殿(社殿)です。
上っている最中に、太ももに乳酸が溜まっていくのがハッキリとわかります(笑)
頂上の手水舎で心身を清めます。
いつ来ても美しく整えられている印象。ありがたいなぁ。
本殿(社殿)でお参り。御祭神は木花開耶姫命です。
■ 富士社の御祭神とご利益
- 御祭神:木花開耶姫命(コノハナノサクヤヒメノミコト)
- ご利益:幼児の虫封じ、家庭円満、安産など
境内掲示によると、地域の守護神として、特に幼児の虫封じにご神威があるとされているんだとか。
■ 富士社の由緒(歴史)
- 天正12年(1584年):小牧・長久手の戦いで徳川家康の陣営が置かれる
- 元和3年(1617年)6月:富士浅間神社先達青山重太夫が創建
- 明治5年:村社に列格
- 昭和21年:宗教法人となる
- 昭和45年:社殿改修
→同60年:火災で焼失 - 平成3年:社殿改築
※境内掲示、神社だより(第33号)、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
残す画像は、あと2枚!
御旗山石碑。社殿右に立っています。
小牧・長久手の戦いの際、徳川家康はココ御旗山に進軍し、頂上に金扇の馬標(馬印)を立てたそうです。
お参りを終えて、二の鳥居まで戻ると…
御旗山中腹からの眺めです。家康もココから戦況を見つめていたと思うと胸熱。
写真左にアピタ長久手店、右端に小さく東山スカイタワー(名古屋市千種区)が映っています。
富士社(長久手市)の基本情報(アクセス・駐車場など)
■ 富士社(冨士社・富士浅間神社)
・住所:愛知県長久手市富士浦41
・秋季例大祭:10月第2日曜日
・社格など:十三等級、旧村社
・アクセス:はなみずき通駅(リニモ)から徒歩11分
・駐車場:あり
境内南側の道路(県道60号線/名古屋長久手線)から進入できます
参拝所要時間はのんびり過ごして15分程度といったところですね。景行天皇社にお参りした際のオプションにいかがでしょうか。
ということで、景行天皇社で授かった御朱印がこちら。
愛知県無形民俗文化財・棒の手の写真入りです。お参りしたときの様子は以下からどうぞ。
【参考】そのほか富士社の近くで御朱印を頂けた神社
白山宮(日進市)で授かった御朱印の一部
長久手市(愛知県)で御朱印のある神社仏閣をまとめてあります。IKEA(イケア)やモリコロパークなどへのお出かけ時に立ち寄るのもおすすめです。
御朱印とは何か?初心者の方に向けて、もらい方の流れを含め、分かりやすくまとめています。