なごやっくす(Twitter@goshuin_dash)です。
赤塚神明社(名古屋市東区)で御朱印を授かりました。
国道19号線と出来町通(バスレーンのある道路)の大きな信号交差点「赤塚」の北東ブロックに鎮座する神社です。
交差点の反対側からパシャリ。交差点の大きさ&神社から醸し出される”鎮守の杜”感が伝わるかな?
実はこの赤塚神明社、平成19年(2007年)の不審火によって本殿(とお神輿)が全焼してしまったそう。
そこから見事に再建され、僕がお参りした日も場が美しく保たれておりました。
このページには、そんな赤塚神明社の御朱印や御朱印の授かり方(時間など)、境内の見どころといった情報を凝縮してまとめておきますね。
まずは赤塚神明社で頂いた御朱印からお見せします。
片山八幡神社から歩いての御朱印拝受です!
目次(もくじ)
赤塚神明社の御朱印
赤塚神明社で授かった御朱印です。
墨書き(日付を除いて印刷だと思われます)は以下の3要素。
- [右上]奉拝(=謹んで参拝いたしました)
- [右下~中央]赤塚 神明社
- [左]参拝した日付
そして印影(朱印を押した跡)の文字は「神明社印」で間違いないかと。
御朱印は書き置きタイプ
赤塚神明社の御朱印は書き置き(=紙でもらう)タイプでした。
ということで、上の書き置き御朱印専用ホルダーに入れて大切に保管しております。
ハサミやのりを使わないので、御朱印も手も汚れずキレイに挟めます。詳しくは以下のリンクをご覧ください
そして今回の赤塚神明社の御朱印で、ホルダーの一冊が満願なりました。
集めるのが主目的ではありませんが、何となく達成感がありますね。
参考までに、僕が次に狙っている御朱印ホルダーのデザインは以下になります。
色使いがクール&可愛いのが魅力的。
赤塚神明社での御朱印の頂き方
鳥居
御朱印の受付場所
赤塚神明社の御朱印は拝殿右の社務所(授与所)で授かりました。
上の写真でいうと、立派な巨木の奥に授与所の窓口があります。
楠(クスノキ)だったかな?それとも欅(ケヤキ)?忘れてしまいました、スミマセン…
ちなみに、拝殿を正面から失礼するとこんな感じ。
おそらくコンクリート造りですね。
全焼する前は木造だったのでしょうか。
参拝時に頂いたリーフレットをもとに、赤塚神明社の由緒を簡単にまとめておきます。
【要約版】赤塚神明社の由緒(歴史)
- 元和2年(1616年):古くからあった神明社を、近郷一帯の総氏神として尊崇するようになる
(創建は非常に古く不明) - 寛永5年(1628年):名古屋城下街の発展に伴い、本格的に再建
- 昭和20年(1945年):戦災により大部分を焼失
- 昭和25年(1950年):都市計画により境内が約3分の1に縮小
- 平成19年(2007年):不審火によって本殿と神輿が全焼
- 平成20年(2008年):神明社再建380周年記念とともに、社殿御造営竣工奉祝祭を催行
蕃塀(ばんぺい)が鳥居と社殿のあいだではなく、ズレた位置にあったんですよね。
境内が縮小されたことを物語っている気がしました。
御朱印の初穂料(金額)
そして御朱印の初穂料(値段)は300円。
神社の方に直接お渡しするカタチでした。
お参り前に小銭を作りたい場合、最寄り駅の森下駅から神社に向かう途中にコンビニ(ローソン東区徳川2丁目)がありましたよ。
御朱印の受付時間は?
赤塚神明社の公式サイトに、社務所の時間に関する以下の記載があります。
社務所
朝10時から、昼3時までです。
※日曜日は休みですが、祝日は開いております。
ですので、御朱印もコレに倣って午前10時から午後3時のあいだ(日曜除く)にお参りすれば、気持ちよく授かれるのではないでしょうか。
参考までに、僕は平日の14時過ぎにお参りしました。打ち合わせを中断して御朱印の対応をしてくださいましたよ。大変ありがたかったです
赤塚神明社の境内には、豊臣秀吉ゆかりの「出世天満宮(天神社)」など7つの末社がありますので、ソレを紹介して記事を締めますね。
赤塚神明社の境内七末社
ご覧のとおり、末社の前にも鳥居がありました。鳥居をくぐると7つの末社の祠が横一列に並んでいましたよ。
出世天満宮【豊臣秀吉】
■ 天神社(出世天満宮)
- 御祭神:菅原道真公
- ご利益(御神徳):立身出世・受験合格・学問・文芸上達
1つ目は天神社(出世天満宮)。由緒書きによると天神社のご神体は、豊臣秀吉が小さい頃に親から買ってもらった天神様の像なんだそう。
その後は以下のプロセスを経て、赤塚神明社に祀られるようになったとのことです。
- 秀吉はいつも天神様に偉くなりたい、出世したいとお願いしていた
- 夢が現実となり、太閤となった
- 福生院(現中区錦2)に社を建て、天神様に出世を感謝した(=出世天満宮のいわれ)
- 明治4年(1871年)の神仏分離令により、赤塚神明社に遷宮され今に至る
名古屋で秀吉関連の神社といえば豊国神社(中村区)が有名ですが、こちらも縁起が良さそうですね。
湊川神社【楠木正成】
■ 湊川神社
- 御祭神:楠木正成公(大楠公)
- ご利益(御神徳):忠誠と正義
続いて2つ目は湊川神社。鎌倉幕府を倒すのに貢献した武将・楠木正成(まさしげ)を祀る神社です。由緒書きによると、尾張藩の藩士数名が国枝松宇の賛助を得て創建したそう。
そして湊川神社の創建は慶応3年(1867年)。御墓所である神戸市中央区の湊川神社の創建(1872年)の”5年前”です。
境内には楠木正成の像もありましたよ。そういえば豊田市駅近くの若宮八幡社の由緒にも楠木正成の名前が登場していたなぁ。
山神社【名古屋城鬼門守護】
■ 山神社(やまじんしゃ)
- 御祭神:大山祇神(おおやまつみのかみ)
- ご利益(御神徳):交通安全・厄除招福・農業山林守護
3番目は山神社。春日井郡大曽根村(現東大曽根町あたり)にあった名古屋城鬼門鎮護の山神社を、元禄2年(1689年)に第2代尾張藩主・徳川光友の命により、神明社が奉祀することに。
その後、第14代尾張藩主・徳川慶勝の命によって嘉永4年(1851年)に赤塚神明社の境内に移築されたとのことです。
その他4つの末社
残り4つの末社を一気に紹介します。以下に御祭神とご利益(御神徳)をのせますね。
■ 秋葉社(左上)
- 御祭神:火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)
- ご利益:火難除け・郷土守護・農耕守護
■ 須佐之男神社(右上)
- 御祭神:須佐之男神(すさのおのみこと)
- ご利益:悪疫予防・病難除去・商売繁盛
■ 八幡社(左下)
- 御祭神:誉田別命(ほんだわけのみこと・応神天皇)
- ご利益:国家鎮護・交通安全・子宝・安産・子育て守護
■ 金刀比羅神社(右下)
- 御祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)
- ご利益:航海安全・漁業守護・商売繁盛・雨乞い
赤塚神明社のアクセス・駐車場
■ 赤塚神明社(あかつかしんめいしゃ)
・住所:愛知県名古屋市東区徳川2-1-1
・電話:052-935-5190
・公式サイト:赤塚神明社
・本殿の御祭神:天照大御神(あまてらすおおかみ)
・アクセス
- 電車:森下駅(名鉄瀬戸線)から徒歩10分
- 市バス:赤塚白壁or赤塚バス停からすぐ
名古屋駅から市バスで向かう場合は”猪高車庫行き(基幹2系統)”のバスに乗り「赤塚白壁」で降りるのが間違いないかと!
・駐車場:あり(無料)
境内西に2台程度の駐車スペースがありました。
おまけ!今回載せきれなかった赤塚神明社の見どころ3つです。それぞれ以下のとおり。
- [左]大燈籠
高さ7.2mと東区最大の燈籠だそうです。現地で見るとさらに迫力を感じるはず - [右上]手水舎
左右に引いて開けるスタイル。近くで見ると矢印が付いていて親切だなぁと思いました - [右下]狛犬
右が”玉取り”なので左は”子取り”だと思うのですが… どうにも子獅子に見えませんでした。次回またじっくり見てみよう
名古屋晴明神社の御朱印
さて、赤塚神明社の次に御朱印とご縁を頂けたのは名古屋晴明神社(なごやせいめいじんじゃ)。
陰陽師・安倍晴明を御祭神として祀る、バンテリンドームナゴヤすぐ南に鎮座する神社です。
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次のページはこちら【名古屋晴明神社】
晴明神社(名古屋市千種区)で御朱印を授かったので、もらい方(時間など)や境内のパワースポット&ご利益、神社の七不思議と共に記事にまとめました。
赤塚神明社周辺の御朱印寺社
- >>長久寺(徒歩8分・東海36不動尊第7番&名古屋21大師第6番)
- >>片山八幡神社(徒歩8分・徳川園&徳川美術館近く。徳川光友が再興)
- >>建中寺(徒歩12分・尾張徳川家先祖代々の菩提寺として建立)
- >>久国寺(徒歩17分・岡本太郎作「歓喜の鐘」で有名。尾張33観音第29番札所)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。