若宮八幡宮(愛知県岡崎市)の御朱印を授かったので記事にまとめました。徳川家康の長男・信康の首塚があることでも有名な神社です。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、平埜生成(ひらのきなり)さんが演じていましたね。
港にニャンコいたの。#女川 #いのちの坂道 pic.twitter.com/AvqXjrnZNb
— 平埜 生成 (@kinarichan) 2019年1月15日
平埜さんのTwitterからです
なおのちほど詳しく説明しますが、若宮八幡宮の御朱印は北へ15分ほど歩いたところにある「岡崎天満宮の授与所」で頂きましたよ。
2分くらいで読めちゃうこの記事に目を通せば、
- 若宮八幡宮の御朱印のもらい方は?
- 若宮八幡宮の境内の様子が気になる…
- 徳川(松平)信康の生涯を簡単に知っておきたい…
- 若宮八幡宮の由来や歴史は?
といった疑問はあらかた解決できるかと!
【参考】若宮八幡宮と同じ日に御朱印を授かった神社
若宮八幡宮の鳥居
※神社の名前をタップするとサイト内の御朱印記事に飛びます(以後も同様です)
まずは、若宮八幡宮の御朱印からお見せしますね。
目次(もくじ)
若宮八幡宮(岡崎市)の御朱印
若宮八幡宮(岡崎市)の御朱印です。シンプルでかっこいいですよね。
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています。
真ん中の文字は「若宮八幡宮」。そして右上には「岡崎三郎信康公御首塚」の文字も見えます。
首塚についてはのちほど触れるとして、続いては若宮八幡宮の御朱印の授かり方を説明していきますね。
若宮八幡宮(岡崎市)の御朱印の頂き方
若宮八幡宮の拝殿です
御朱印の受付場所【岡崎天満宮】
若宮八幡宮の御朱印を授かれるのは、岡崎天満宮の授与所(上の写真)。
というのも岡崎天満宮の宮司さんは、若宮八幡宮を含む以下の三社を兼務されているんです。
- 若宮八幡宮(朝日町)
- 八柱神社(欠町)
- 白山神社(中町)
八柱神社(上)と白山神社(下)の拝殿&御朱印です
僕はこのことを神社巡りの計画を立てているときに知ったので、
- 三社(若宮八幡宮など)にお参り
- その後、岡崎天満宮にもお参り
- 授与所で四社の御朱印を授かる
こんな流れで御朱印巡りを楽しんだ次第です。
↑なお八柱神社には信康の母(=家康の妻)・築山御前の首塚があります。八柱神社と白山神社の記事は以下からどうぞ。
そうそう、八柱神社の記事内では若宮八幡宮などの御朱印を岡崎天満宮の御朱印と一緒にお願いする際の、
- 僕と神職さんとのやり取り
ものせてありますので、参考にしてくださいね。
御朱印の初穂料(金額)
そして、若宮八幡宮の御朱印の初穂料(値段)は500円でした。初穂料の言葉の由来は以下の記事で説明しています。
僕はこの日、岡崎天満宮で以下の御朱印と御朱印帳を授かったので…
- 若宮八幡宮の御朱印(500円)
- 八柱神社の御朱印(500円)
- 白山神社の御朱印(500円)
- 岡崎天満宮の御朱印帳(御朱印代込みで2000円)
- 岡崎天満宮の御朱印(上記参照)
合計で3500円を納めたことになりますね。
岡崎天満宮で授かったかわいい御朱印帳です
なお、岡崎天満宮の御朱印と御朱印帳についてのさらに詳しい情報は以下から。
また、御朱印の値段についての特集記事も以下にご用意していますので、よろしければご覧ください。
御朱印の受付時間は?
岡崎天満宮の公式サイトには以下の記載があります。
各種ご祈祷は、毎日午前9時より4時まで受け付けております。
ですので御朱印についても同様の時間、つまり、
- 朝9時から夕方4時まで
のあいだに授与所を訪れれば、高い確率で授かれるのではないでしょうか。
と、若宮八幡宮の御朱印情報についてはこんな感じ。ココからは、
- 徳川信康の首塚(若宮八幡宮境内)
- 若宮八幡宮の由来と歴史
この2つの話題を順番に取り上げていきますね。
若宮八幡宮(岡崎市)の見どころ
こちらが徳川信康(松平信康・岡崎三郎信康)の首塚。拝殿右にあります。
首塚ができるまでの経緯を、徳川信康の生涯とともに簡単にまとめておきますね。
徳川信康の生涯
岡崎三郎信康像(勝蓮寺所蔵)
■ 徳川信康の生涯
- 1559年に徳川家康の長男として生まれる(母は築山御前)
- 9歳で織田信長の娘である徳姫と結婚する
- 1570年に岡崎城主となる
- 信長が信康と築山御前の処断を家康に迫る
- わずか21歳にして二俣城内で自刃
若宮八幡宮の由緒書き(パンフレット)をもとに、徳川信康の生涯を簡単にまとめてみました。
織田信長が信康と築山御前の処断を家康に迫ったのは、
- 築山御前が今川方の出身で、
- 武田方と内通している
というのが理由になっていますね。
↑こうして信康まわりの系図を見ても、
- 徳川信康
- 築山御前
- (徳川家康)
この3人は当時の情勢から考えて非常にナイーブなところに位置していたのが分かります。
なお信康の首は信長方によって実検されたあと岡崎に送られ、若宮八幡宮境内に奉埋されたということです。
そして信康は、若宮八幡宮の御祭神の一柱にもなっているんですよね。
■ 若宮八幡宮の御祭神
- 仁徳天皇
- 岡崎三郎信康公(徳川信康/松平信康)
ということで、若宮八幡宮の由来・歴史についても触れておくと…
若宮八幡宮(岡崎市)の由来・歴史
■ 若宮八幡宮の由来と歴史
- 昔は「名栗天神/竝栗天神(なぐりてんじん)」と呼ばれていた
- 信康公を合祀する際に、まず菅生八幡宮に改名
- その後さらに若宮八幡宮に改名
若宮八幡宮の由来と歴史を簡単にまとめたものが上です。
名栗天神というのは、元々このあたりが投(なぐり。名栗/並栗とも)町と呼ばれていたことに由来するようですね。
ちなみに信康の首が奉埋されたのと、御祭神として合祀されたのは同時ではなさそう。
というのも、信康の首が奉埋されたあとの出来事として、由緒書きには以下の記載があるからです。
其後岡崎御城内に種々怪異変化等多く御座候故、正敷両方の御祟也と、此時御霊に幣帛を捧奉る。
出典:若宮八幡宮由緒(パンフレット)
ざっくり言うと、信康の首を奉埋したあと、岡崎城では次々と怪奇現象が起こり、
となって、信康を若宮八幡宮に合祀したという流れでしょうかね。
最後に今回の内容をおさらいして、記事を締めますね。
若宮八幡宮(岡崎市)御朱印情報まとめ
それでは今回のまとめです。
まず、若宮八幡宮の御朱印情報については内容をギュッ!と凝縮した、僕(なごやっくす)のツイートをどうぞ。
⛩️若宮八幡宮(愛知県岡崎市)の御朱印⛩️
・頂いた場所:"岡崎天満宮"の授与所
・初穂料(金額):500円
・【参考】祈祷受付時間:午前9時から午後4時✅若宮八幡宮から岡崎天満宮へは北へ徒歩15分
✅御朱印帳に直書きしていただけました
✅八柱神社(欠町)と白山神社(中町)の御朱印も授かれます pic.twitter.com/BaZ9kNepng— 御朱印ダッシュ!@なごやっくす (@goshuin_dash) 2019年2月11日
そして、信康の生涯と若宮八幡宮の由来/歴史についてはこちらになります。
■ 徳川信康(松平信康/岡崎三郎信康)の生涯
- 1559年に徳川家康の長男として生まれる(母は築山御前)
- 9歳で織田信長の娘である徳姫と結婚する
- 1570年に岡崎城主となる
- 信長が信康と築山御前の処断を家康に迫る
- わずか21歳にして二俣城内で自刃
■ 若宮八幡宮の由来と歴史
- 昔は「名栗天神/竝栗天神(なぐりてんじん)」と呼ばれていた
- 信康公を合祀する際に、まず菅生八幡宮に改名
- その後さらに若宮八幡宮に改名
さらにコレも外せない、若宮八幡宮の基本情報については以下をご覧ください。
この日の岡崎での御朱印巡りは、神話に登場する神様よりも、
など、歴史上の人物を祀る神社が多かったので歴史の勉強にもなりました。
再登場となりますが、若宮八幡宮の次にお参りしたのは白山神社。非常にコンパクトな境内でございました。
【参考】そのほか若宮八幡宮の近くで御朱印を頂けた神社
三河エリアの御朱印一覧
愛知県三河エリアの御朱印を市町村別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。