「月に二度だけ」授与所が開設される、廿軒家神明社(名古屋市守山区)で御朱印を授かったので記事にまとめました。
2分くらいで読めちゃうこの記事に目を通せば、
・廿軒家神明社で御朱印をもらいたい…
・廿軒家神明社の授与所が開いてる時間を知りたい…
・廿軒家神明社の境内の様子が気になる…
といった疑問はバッチリ解決できるかと!
ちなみに今回の御朱印で、熱田神宮の御朱印帳(御神印帳)が満願(?)しましたよ。
まずは、廿軒家神明社で頂いた御朱印をお見せしますね。
目次(もくじ)
廿軒家神明社の御朱印
廿軒家神明社で授かった御朱印です。目の前で墨書き&押印していただけたので、ありがたみもひとしおでしたよ。
※御朱印の見方の基本を以下の記事で図入りで解説しています。
墨書きは王道ともいえる、以下の3要素。
- 奉拝
- 神社名(廿軒家神明社)
- 日付
そして、朱印は贅沢にも3つ押していただきました。
- 神紋(丸にかたばみ)
- 神社名(印影は”廿軒家神明社”)
- 猪(いのしし)のスタンプ
イノシシのスタンプがかわいいですよねぇ。
なお神紋(丸にかたばみ)は、神社の創建に深く関係している”成瀬家(犬山城主として有名)”の家紋でもあります。
廿軒家神明社には御朱印帳も
御朱印帳とは関係ありませんが、廿軒家神明社の手水舎です。境内の様子をお伝えするため、どんどん画像ものせていきますね
ちなみに廿軒家神明社では、御朱印帳の取り扱いもありました(つまり売っていました)。
初穂料(金額)は1300円。赤を基調とした、和な雰囲気&花モチーフの美しい御朱印帳でしたよ。
写真などは撮っておりませんので、デザインなどの詳細は現地でご確認いただければと!
続いて、廿軒家神明社での御朱印のもらい方について説明しますね。
廿軒家神明社での御朱印の頂き方
御朱印の受付場所
廿軒家神明社で御朱印を書いていただけたのは、拝殿向かって右にある授与所(上の写真)。
境内はコンパクトですし、先ほどのせた手水舎が授与所の目の前にありました。ですので、お参りする前から、
と、すぐに分かりましたよ。
↑ちなみにこちらが拝殿。
その奥の本殿は、よくある千木のようなものは見当たらず、スッキリとした造りでした。
御朱印の初穂料(金額)
そして、御朱印の初穂料(値段)は300円でした。
※初穂料という言葉の由来を以下の記事で説明しています
お賽銭含めて小銭を作りたい場合は、神社の150mほど東にコンビニ(ミニストップ)がありますよ。ご参考までに。
御朱印の受付時間(授与所の開設日時)について
■ 廿軒家神明社の授与所開設日時
- 日にち(曜日):第1・第3日曜日
- 時間:朝9時から昼12時まで
廿軒家神明社の授与所が開設されるのは、第1・第3日曜日の朝9時から昼12時までのあいだ。
公式サイトにも以下のような記載があります。
第1・3の日曜日(9時~12時)授与室窓口を開設いたしております。
各種お札、お守り、おみくじをはじめ朱印帳も受け承ります。
ということで、廿軒家神明社で、
- 御朱印
- お札
- お守り
などを受けたい場合は、この月2回・合計6時間のチャンス(?)に狙いを定めてお参りしたいところですね。
さてさて、廿軒家神明社の御朱印についての情報はココまで。
記事の後半では、神社の由緒と見どころを簡単に紹介しますね。
廿軒家神明社の由緒と見どころ
この章では廿軒家神明社の由緒について説明したあと、見どころ(注目ポイント)として、
- 守山龍神社(摂社)
- 公式サイトの充実ぶり
この2つを紹介する、といった流れで進めていきますね。
まずは由緒:犬山城主・成瀬正成と深い関係が
成瀬正成
■ 廿軒家神明社の由緒
- 犬山城主・成瀬正成がこの地区に二十軒の武家屋敷を建てた(=廿軒家という地名の由来)
- 武家たちはこの地域(=廿軒家)の開発と管理にあたった
- その武家たちが産土神として廿軒家神明社を創建した
現地の石碑をもとに、廿軒家神明社の由緒(起こり)を3行で説明したものが上になります。
「二十軒の屋敷を建てたから地名が廿軒家になった」というのが分かりやすくて面白いですね。
ちなみに犬山城でも御朱印(御城印)を授かれます。僕もさっそく頂いてきましたよ。詳しくは以下の記事をどうぞ。
そうそう、守山区には「四軒家」という地名もあったなと思い、調べてみました。以下はウィキペディアより。
当地にはかつて官有の松林があり、その管理を任された杣工の小屋が四軒あったことによるという。
出典:四軒家 – Wikipedia
やはり小屋の軒数から来ているんですね。面白いなぁ。
見どころ1. 守山龍神社
守山龍神社の石像。御祭神は「高龗神(たかおかみのかみ)・暗龗神(くらおかみのかみ)・罔象女神(みずはのめのかみ)」の三柱です
まずは摂社の守山龍神社。祠の右の石像(神像)が格好良かったんですよねぇ。
龍神社の守り神である、
- 龍(左)
- 虎(中央)
- 鷹(右上)
の3種類の動物が彫られているんですよ。
ちなみに、廿軒家神明社の摂社(末社)はあと2つ。
↑守山龍神社(左)と並ぶように鎮座する、津島神社(右・御祭神は建速須佐之男命)と…
拝殿左にある秋葉神社(御祭神:火之迦具土神)です。
と思い、家に帰ってから廿軒家神明社のWebサイトで調べてみました。
それによると、秋葉神社が鎮座しているのは「奉安殿」という建物。戦前戦中にかけて各地の学校で、
- 天皇皇后の写真(御真影)
- 教育勅語
この2つを納めていた建物なんだそうです。勉強になります。
そして今言ったコトと繋がる、もう1つの見どころが…
見どころ2. 公式サイト
現地の見どころではないのですが、廿軒家神明社はホームページの充実ぶりが素晴らしいです。
とくに「由緒など」のページにある神社の歴史のところには、
- くわしい由緒(歴史)
- 当時の写真
- さまざまな人から寄せられた思い出話
などが載っていて、非常にタメになります。
ということで、廿軒家神明社にお参りする際は、
- 参拝前にサラッとホームページに目を通す
- 実際に神社にお参りする
- 家に帰ってきたら、今度はじっくり見る
こんな流れでいくのがおすすめですね。
記事の内容をおさらいしましょう!
廿軒家神明社の御朱印情報などまとめ
では今回のまとめです。
まず御朱印情報と神社の見どころ2つについては、僕(なごやっくす)の要約ツイートをご覧ください。
【廿軒家神明社(名古屋市守山区)の御朱印】
・受付場所:授与所(拝殿右)
・初穂料(金額):300円
⚠️授与所の開設日時:第1第3日曜の朝9時~12時【見どころ】
1⃣守山龍神社(摂社)の石像:龍/虎/鷹がかっこいい
2⃣公式サイト(https://t.co/kH1aIqfUaM):思い出話など貴重な情報が盛り沢山です pic.twitter.com/4UwzX3H7H7— 御朱印ダッシュ!@なごやっくす (@goshuin_dash) 2019年2月18日
そして順番が前後しましたが、廿軒家神明社の由緒がこちらです。
■ 廿軒家神明社の由緒
- 犬山城主・成瀬正成がこの地区に二十軒の武家屋敷を建てた(=廿軒家という地名の由来)
- 武家たちはこの地域(=廿軒家)の開発と管理にあたった
- その武家たちが産土神として廿軒家神明社を創建した
そうだそうだ、こちらもハズせない、廿軒家神明社の基本情報も載せておきますね。
■ 廿軒家神明社(にじっけんやしんめいしゃ)
・住所:愛知県名古屋市守山区廿軒家14-55
・本殿の御祭神:天照皇大神
・ご利益:多岐にわたります(八百万の神の中でも最高至貴とされる大御神)
・アクセス:名鉄瀬戸線・守山自衛隊前駅から徒歩3分
・駐車場:境内に駐車スペース7台程度あり
地域(と日本の神話)に根差したステキな神社だというのが、
- 境内の雰囲気
- Webサイトの作り
の両方から感じられてスゴく良いなぁと思いました。
廿軒家神明社の近くで御朱印を頂けた神社を、いくつか以下にあげておきますね。それでは!
廿軒家神明社周辺の御朱印寺社
- >>長母寺(徒歩18分・尾張33観音第28番札所。開山無住国師は尾張万歳の創始者)
- >>生玉稲荷神社(車で6分・名古屋地区最大級の稲荷神社)
- >>山田天満宮(車で6分・金神社の御朱印&オリジナル御朱印帳も頂きました)
- >>上野天満宮(車で6分・晴明殿の御朱印&オリジナル御朱印帳も拝受)
名古屋市の御朱印一覧
名古屋市の御朱印をエリア別に紹介しています。御朱印巡りにご活用いただければ幸いです。